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バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜

3.5
志田未来(バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜) ドラマ
志田未来(バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜)
テレビ東京とTBSスパークル(旧・ドリマックス・テレビジョン)の共同制作により、テレビ東京系列で放送されているテレビドラマのシリーズ。
第3シリーズ『バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜』は2021年1月9日(8日深夜)から3月27日(26日深夜)まで放送された。主演は遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研の4人で、放送終了後の同年4月9日からは、『バイプレイヤーズ 〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜』のタイトルで映画版が劇場公開された。

バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜 感想

シーズンも第3となる。
初回志田未来まで出ているのだが、この調子で(映画版と合わせて)出演する役者は100人に及ぶそうだ。
次回(第2話)は「半沢直樹」のパロディらしく、ちょっと楽しみ。

大杉漣は、もういない。

バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間 見どころ

“名脇役”俳優たちが本人役で登場し、森の撮影所『バイプレウッド』を舞台に100日間の大騒動を描くコメディ×群像劇。自由奔放な演出と豪華キャストが話題となった。

  1. 本人を演じながら“役者の本音”をさらけ出すリアルさ
    田口トモロヲや松重豊らが“自身のキャラクター”をそのまま演じ、年齢性格ギャップや業界でのプライド・葛藤をユーモラスに表現。
    光石研の“良い人すぎる罪作りキャラ”や、遠藤憲一の“強面の中の繊細さ”など、テレビとは違った素顔が垣間見える構造が魅力。
  2. 森の中の撮影所『バイプレウッド』を舞台に描く異世界感
    集中ロケによる“森に囲まれた大スタジオ”という独特の環境は、非日常だけど共同生活的な閉鎖感。これが、俳優同士のぶつかり合いや雑談、小騒動を“自然な群像劇”として成立させている。
  3. 業界パロディ&メタネタの連続攻撃
    他局ドラマの現場を再現し、トラブル発生 → 名ゼリフや情報流出、主演交代…といった“業界あるある”が満載。コンプライアンス批評ネタ含む時事ネタ挿入など、“エンタメ業界批判を笑いに昇華”するセンスも◎。
  4. 名脇役たちによる“仲間愛と友情の物語”
    ゆるく見えて実は“仲間だからこそ許せる悪ふざけ”という構成があり、最終回では「新人を迎え、先輩としての責任をみんなで担う」という感動展開へ。特に松重の台詞「主役も脇役も、みんな作品を愛する現場の仲間」が、本作のテーマそのものだった。
  5. 映画版への展開を見据えた集大成構成
    最終話では客演に宮沢りえ、志田未来、竹原ピストルらが登場。ドラマで醸成された世界観を映画版へとつなぐ“100人バイプレイヤー映画”への伏線回収が鮮やか。

バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間 あらすじ

舞台は、森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”。東京都心から遠く離れた富士山麓にありながら、16ヶ所のスタジオ、(時代劇専用を含む)2ヶ所のオープンセットを常設していることから、日本国内で新型コロナウイルスへの感染が拡大している2020年の夏には、映画の撮影や在京テレビ全局の番組収録が同時に進められていた。遠藤・田口・松重・光石は”オープンセットの森”で『アウトローの森』(バイプレウッド撮影所全面出資の任侠映画)の撮影に臨んでいたが、資金難のあおりを受けて撮影は停滞。さらに、局ごとにスタジオで収録されている連続ドラマの激しい視聴率争いや、各局のドラマに出演する若手・中堅・大御所俳優のぶつかり合いなどに巻き込まれていく。その一方で、遠藤はフィリピンへの憧れを募らせたあげく、現地への進出を目論む。

バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間を観るには?

バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜 キャスト

バイプレイヤーズ
遠藤憲一
大杉漣(シーズン2まで)
田口トモロヲ
寺島進(シーズン2には出演せず)
松重豊
光石研

バイプレイヤーズの関係者
茉莉(ジャスミン) – 北香那

バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜 スタッフ

脚本 – 松居大悟ふじきみつ彦宮本武史
監督 – 松居大悟、横浜聡子竹村謙太郎守下敏行浅野敦也富田和成
音楽 – 佐藤洋介
チーフプロデューサー – 浅野太(テレビ東京)、阿部真士(テレビ東京)
プロデューサー – 濱谷晃一(テレビ東京)、田辺勇人(テレビ東京)、浅野敦也(ドリマックス→スパークル)
制作 – テレビ東京、ドリマックス・テレビジョン(S.1・S.2)、スパークル
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