親友は悪女

親友は悪女の感想

メチャクチャ地味女メイクの清水くるみは「桐島、部活やめるってよ」以来、同じような役を演じていて、たとえば「いないかもしれない」（2021）での三浦透子との関係が、本作の山谷花純（これもベテランと言える女優だ）との関係の相似になっている。

ドラマはコミック原作で、あまり面白くなりそうにない。

親友は悪女　見どころ

1. 「悪女」が描く女同士の愛憎
   最大の見どころは、山谷花純演じる「悪女」妃乃が、真奈とその周囲の男性たちをどのように巻き込み、関係性をかき乱していくかということ。ただの意地悪なキャラクターではなく、彼女なりの孤独や弱さも垣間見え、複雑な人間性が描かれる。
2. 清水くるみと山谷花純のW主演
   清水くるみ演じる純粋でどこか奥手な真奈と、山谷花純演じる表裏のある魅惑的な妃乃という、対照的な二人の女性が織りなす関係性がドラマの中心。友情と恋愛、そして嫉妬が入り混じる二人の心理描写が見どころ。
3. 予測不能な恋愛模様
   妃乃の登場によって、真奈と橋井の関係だけでなく、職場の人間関係全体が大きく揺れ動く。誰が誰に惹かれ、誰が誰を裏切るのか、先の読めない恋愛模様がスリリングに展開。
4. 現代女性の共感を呼ぶテーマ
   友情と恋愛の狭間での葛藤、自己肯定感、人間関係における駆け引きなど、現代的なテーマが盛り込まれている。真奈が妃乃という存在を通して、自分自身と向き合い成長していく過程も描かれる。

親友は悪女　あらすじ

東宮商事の営業事務として働く堀江真奈（清水くるみ）は控えめで純粋な性格で、同じ会社の同僚である橋井（矢野聖人）に密かに好意を抱いていた。そんなある日、真奈は高校時代の唯一の親友だった高遠妃乃（山谷花純）と10年ぶりに再会。妃乃は、男性が色めき立つほどの美貌と細やかな気配りの持ち主で、すぐに職場の人気者になる。離婚したばかりで行くところがないという妃乃を、真奈は自宅に迎え入れ、しばらく一緒に暮らすことに。
しかし、真奈の優しい想いとは裏腹に、妃乃は真奈の恋の相手である橋井に接近し始めたり、周囲の男性を巧みに翻弄するような言動を繰り返すように。真奈は、かつての純粋な親友の姿とは異なる、妃乃の”悪女”としての顔を目の当たりにし、友情と恋愛、そして嫉妬が複雑に絡み合う中で翻弄されていく。

親友は悪女を観るには？

親友は悪女　キャスト

親友は悪女　スタッフ

親友は悪女の原作

気になる同僚・橋井と良い雰囲気になっても、一歩踏み出せない控えめな性格の真奈。思い悩んでいると、高校時代唯一の友人だった高遠妃乃に偶然再会する。
真奈は久しぶりに会った妃乃に、想い人がいることを告白する。悩みを聞き、励ましてくれる彼女は、離婚したばかりだった。真奈は妃乃を元気付けたいと思い、同僚たちと行く予定だったバーベキューに誘う。
バーベキューにやって来た妃乃は別人のようだった。フェミニンな洋服に身を包み、甘えた言動で男性陣を翻弄する。普段とのギャップに驚く真奈に、高校時代の妃乃を知る同僚は苛立ちを隠さず言う。
「断言してあげるけど間違いなく橋井君盗られるよ」
妃乃は友人の想い人を奪うような子じゃない。そう信じる真奈だったが、彼女の態度はどんどん豹変していき──