ロマンス暴風域は、2022年7月6日(5日深夜)~8月3日(2日深夜)に毎日放送・TBSの「ドラマイズム」枠にて放送。主演は渡辺大知。
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「明日カノ」の男性バージョンか(ロマンス暴風域の感想)
SPA連載漫画の原作があり、渡辺大知がサトミン、モー娘の工藤遥が顔色の悪い謎の女・芹香を演じる。
先頃終わった「明日私は誰かのカノジョ」の男性バージョンと思える雰囲気で、渡辺の友人役の内田理央の立ち位置がいい(次回予告のナレもしている)。
工藤遥は2話でほぼ退場し(?)、3話目から、小野花梨が今まで見たこともないような感じで出てきてびっくり。
ロマンス暴風域 見どころ
恋愛や人間関係の複雑さをリアルに描いたドラマ。非正規雇用の美術講師・佐藤民生(通称サトミン)が、風俗嬢・せりか(工藤遥)との出会いを「運命」と感じ、恋にのめり込んでいくが、その後、なっちゃん(小野花梨)との関係を経て、自己と向き合う。
巷の感想は、「サトミンの行動には共感できないが、どこか自分と重なる部分があり、目が離せなかった」という声が多く、不器用さや自己中心的な面がリアルに描かれていたようだ。「せりかのミステリアスな雰囲気と、時折見せる笑顔が印象的だった」という感想もあった。「なっちゃんの健気さに心を打たれた」「彼女が幸せになってほしいと願わずにはいられなかった」という意見も多かった。
- 登場人物たちの複雑な感情や関係性の描写が丁寧
- BGMを抑えた演出、フィルターがかかったような映像美
- 全5話と短いながら、登場人物の心理描写や物語の展開が濃密で、見応えがある
- 考察ポイント1:サトミンの自己投影と恋愛観
サトミンは、自身の劣等感や孤独感を埋めるために、せりかやなっちゃんといった「救えそうな女性」に惹かれていきます。これは、彼の自己肯定感の低さと、他者を通じて自分の価値を確認しようとする心理が表れています。 - 考察ポイント2:せりかの多面性
せりかは、サトミンにとって特別な存在でありながら、その実態は掴みどころがなく、彼女の本心は最後まで明かされません。この曖昧さが、サトミンの混乱と執着を助長しています。 - 考察ポイント3:なっちゃんとの関係性
なっちゃんは、サトミンに対して純粋な愛情を抱いていますが、彼の心が完全には向いていないことを感じ取っています。それでも彼と一緒にいたいと願う彼女の姿は、視聴者に切なさを感じさせます。
ロマンス暴風域 あらすじ
都内の高校で美術の非常勤講師を務める佐藤民生は、講師の契約期限は迫り彼女が長らくいない。非モテの人生を送ってきた自分にコンプレックスを持ち恋愛を半ばあきらめていたが、気晴らしに訪れた風俗で出会った芹香に恋をすることから物語が動き始める。
ロマンス暴風域を観るには?
ロマンス暴風域 キャスト
■主要人物
佐藤民生(私立高校の非正規美術講師) / サトミン – 渡辺大知
せりか / 芹香(風俗嬢) – 工藤遥
なっちゃん / 雨貝夏希(風俗嬢) – 小野花梨
芝内理加(美大時代からの友人) – 内田理央
■民生の関係者
神谷悠乃(女生徒) – 三浦理奈
佐藤民生(私立高校の非正規美術講師) / サトミン – 渡辺大知
せりか / 芹香(風俗嬢) – 工藤遥
なっちゃん / 雨貝夏希(風俗嬢) – 小野花梨
芝内理加(美大時代からの友人) – 内田理央
■民生の関係者
神谷悠乃(女生徒) – 三浦理奈
ロマンス暴風域 スタッフ
原作 – 鳥飼茜『ロマンス暴風域』(扶桑社)
監督 – 児山隆、水波圭太
脚本 – 開真理
音楽 – 橋本竜樹
オープニング主題歌 – 和ぬか「ラブの逃走」
エンディング主題歌 – パスピエ「4×4」(NEHAN RECORDS/UNIVERSAL MUSIC ARTISTS)
制作プロダクション – C&Iエンタテインメント
製作 – 「ロマンス暴風域」製作委員会、毎日放送
監督 – 児山隆、水波圭太
脚本 – 開真理
音楽 – 橋本竜樹
オープニング主題歌 – 和ぬか「ラブの逃走」
エンディング主題歌 – パスピエ「4×4」(NEHAN RECORDS/UNIVERSAL MUSIC ARTISTS)
制作プロダクション – C&Iエンタテインメント
製作 – 「ロマンス暴風域」製作委員会、毎日放送
『ロマンス暴風域』は、愛や人間関係の複雑さをリアルに描いたドラマです。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。
ロマンス暴風域の原作コミック
“恋愛弱者のロマンス”ここに開幕!
著者初の週刊連載作品「ロマンス暴風域」(週刊SPA!にて連載)が待望の単行本化。
高校の臨時教員であるサトミンは、講師の契約期限は迫り学生時代に付き合った彼女と別れて以降独り身が続いている。しかも婚活では非正規職であることを理由に相手にされず、恋愛に対して自信を喪失中。しかし、気分転換に行った風俗で出会ったせりかに、お金や肩書など関係ない“運命の出会い”を感じる。客と風俗嬢の関係からスタートした2人の仲は接近していき……。
肩書、年齢、男性であること――。目を背けることのできない現実に惑う主人公が求める、真実の愛とはなにか。