犬飼さんちの犬ってどんなドラマ?
あらすじ
離島に単身赴任中の犬飼保の仕事はスーパー・バスコダガマの店長。しかしそこは皆やる気もなく、本社からはお荷物的な扱いの店舗だった。犬飼さんは大の犬嫌いだったが、裏手の犬屋敷と呼ばれる多頭飼いの家の対応にあたることに。
一方、久しぶりに東京の我が家に帰った保は真っ白なサモエド犬・サモンと出会う。家族が保に内緒のまま犬を飼い始めていたのである……。
犬飼さんちの犬 見どころ
犬以上に飼い主に忠実で純粋な「サモン」と、飼い主である犬飼さん(小日向文世)のコミカルで心温まる日常を描くドラマ。
- 丁寧に描かれる、犬飼さん(小日向文世)の「犬嫌い」
犬飼さんがなぜ犬嫌いになったのか、そして家族に半ば強制的にサモンを飼うことになったことで、どれほど戸惑い、葛藤するのかがコミカルかつ丁寧に描かれている。犬に対する苦手意識があるのに、サモンの天真爛漫さに振り回されたり、少しずつ心を開いていく。 - 日常の「家族あるある」
会社での出世街道から外れ、家庭でも妻や娘たちに頭が上がらない犬飼さんの姿。家族とのちょっとしたすれ違いや、妻・娘たちのツンデレな愛情表現、そしてサモンを介して家族の関係性が変化していく様子。 - サモエド「サモン」の可愛さ
真っ白でモフモフなサモエド犬のサモンが、ドラマ全編を通じて癒やしと笑顔を届ける。マイペースで自由奔放なサモンの行動に、犬飼さんが振り回される姿、サモエド本来の愛らしい魅力が爆発している。 - 小日向文世さんの絶妙な演技
犬嫌いを装いながらも、どこかサモンに惹かれていく犬飼さんの複雑な心理を、小日向文世さんが独特のユーモアと温かみのある演技で表現。表情や仕草一つ一つに注目するとより楽しめる。 - 各エピソードで描かれるテーマ
短いエピソードの中に、犬との暮らしを通じて犬飼さんが学ぶことや、家族の絆、人生における小さな幸せなどが詰まっている。一話完結なので、どの回から見ても楽しめる。
ネタバレ各話感想
ファーストインプレッション
春ドラマはなんだか犬だらけだな、と思ったら、これは再放送なのだった。
映画版が6月に公開とのことで、そのプロモーションの一環との由。犬はもちろん嫌いではないのだが、今日のワンコなどは辟易するし、基本的には動物物は見ないことにしているので、あまり期待していなかったが、初回はとても面白かった。
亀井亨という監督はテレビ出身の人らしいが、「幼獣マメシバ」や「ねこタクシー」など、動物モノというか、変化球ばかり撮ってきた人だ。「楽園 -流されて-」という映画も撮っているが、タイトル通り、リナ・ウェルトミューラーの怪作を逆手にとったものらしい。見てみたい。
さて、「ねこタクシー」同様に中年男が動物にはまっていくお話のようなのだが、小日向文世がいる画面の光線がやさしいのがいい。ロケ地は三浦半島らしい(ここ数年ドラマを見ていて驚くのは、三浦半島がよく出てくることだ)。
第5話
だが犬飼には、この島でやり残したことがあった。逃亡した月光が犬屋敷に置いて行った大型犬、カブ。犬飼は、こっそりカブを犬屋敷の中にかくまっていたのだ。自分がいなくなる前に、カブをどうにかしなくてはならない。犬飼はカブの貰い手探しを始めた。
久しぶりに見ると犬飼さんは本社栄転で島を去ることになっていた。
相変わらず犬が好きになったわけではないらしいが、犬屋敷問題は解決したようで、斉藤洋介の姿はなかった。佐藤蛾次郎はどうなったのだろうか。
じつは徳永えりが登場する回は途中まで見たのだが、犬飼さんはすっかり気に入られたようだった。木南晴夏にも慕われているようなので、羨ましい48歳である。
まだ犬が苦手らしい小日向文世は、サモンを飼う条件として、家の中には入れないという条件を家族に提示する。
昨今、家を中で飼う人が多いのは、吠えるからだろうか。一日中、犬小屋の前でくさっている犬の姿を子供の頃よく見たが、そういえば昨今ではあまり見ることがない。
第6話
また1回観そこねて、犬飼さんは完全に家に戻ってきていた。
外で飼うという約束だったが、サモンは家の中と外を行ったり来たりしている。
「犬を飼うということ」を見た後だと、サモンが大きいのにいちいち驚いてしまう。
小日向文世はしかたなくサモンと長い散歩に出るのだが、商店街のアーケードで妻ちはるが路上ライブをやっているのに出くわす。
小日向が単身赴任している間に、みんな行動範囲が広がったのだ、とちはるは言っていたのだが、ここで描かれているのは家族の変容である。
「犬を飼うということ」も、必死で互いにしがみつく家族の話だが、犬の話というのは、要はそういうテーマに落ち着いてしまう。
このドラマには好意的なので、ま、いいのだが、なんだかなあと思う。
10年以上たったが、まだ再放送している!
なぜ今再放送しているのか見当がつかないのだが、よく見たら13歳の小野花梨が出ていた。かわいい。
本放送では最後まで見たのか覚えていないドラマだが、実は映画化もされている(映画も同じ話のような…)。
木南春香や、よく知られるようになる前の徳永エリ 土屋太鳳も出ていたりして、キャストはさりげなく豪華。
犬飼さんちの犬を観るには?
犬飼さんちの犬 作品情報
キャスト
犬飼保 – 小日向文世
犬飼潤子 – ちはる
犬飼幸 – 小野花梨
犬飼岳 – 矢部光祐
■スーパー「バスコダガマ」関係者
菊田萌子 – 徳永えり
鳥飼カエデ – 木南晴夏
千木良哲 – 柳憂怜
大平洋 – 川村亮介
蓮田喜一郎 – 池田鉄洋
蓮田重彦 – 清水章吾
蓮田ルミ – 土屋太鳳
蓮田 – 佐藤蛾次郎
■鳥ヶ崎島の住民
鳥飼正 – でんでん
月光 – 斎藤洋介
■その他
芝二郎 – 佐藤二朗
諏訪真知子 – 円城寺あや



