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親愛なる僕へ殺意をこめて

門脇麦(親愛なる僕へ殺意をこめて) ドラマ
門脇麦(親愛なる僕へ殺意をこめて)
親愛なる僕へ殺意をこめては、2022年10月5日から11月30日まで、フジテレビ系「水曜22時枠」にて放送。主演は山田涼介。
まだ観ていない方は、Amazon Prime Videoで今すぐ視聴できます。

親愛なる僕へ殺意をこめての感想

いかにもヤンマガ的な解離性同一症ホラー漫画が原作で、裏人格がサイコキラーというわけではないという裏をかいた趣向がキモなのだが、ドラマの初回はこれをミスリードしている(こういうことをすると、大抵つまらないものになる)。

学年一の美少女(になっていないのだが)に門脇麦、謎の少女(のはずがオリジナルキャラクターとして)川栄李奈、女刑事に桜井ユキ

最後まで見たのに感想を書き忘れていて、何か思うところがあったはずなのに、すでに印象がぼやけている。せっかく10時間近くも視聴したのに、ばかなことである。

親愛なる僕へ殺意をこめて 見どころ

  1. 山田涼介の「二重人格」の演じ分け
    最大の魅力は、主演の山田涼介が演じる二つの人格、温厚なエイジと冷酷なB一の演じ分け。目の表情や声色、仕草まで完全に異なる二つの人格を見事に演じ分けた演技力は高く評価された。
  2. 息もつかせぬサイコサスペンス
    原作漫画が持つ予測不能な展開と、人間の心の闇を深くえぐるサイコサスペンス要素を忠実に再現。エイジが記憶の空白を埋めようとすればするほど、新たな謎や衝撃の真実が明らかになる。二重人格という設定が物語の複雑さを増し、誰が味方で誰が敵なのか、真の犯人は誰なのか、最後まで目が離せない。
  3. 複雑に絡み合う人間関係と伏線
    エイジを取り巻く一癖も二癖もあるキャラクターとして、ナミ、京花、そして過去の「LL事件」に関わる人々、さらにエイジの家族などが登場し、の思惑や秘密が複雑に絡み合う。緻密に張り巡らされた伏線が回収されていく過程も見どころ。
  4. 「LL事件」の真実と重いテーマ
    根底に横たわっているのは、15年前の「LL事件」という凄惨な事件。真相が明らかになるにつれて、登場人物たちの隠された過去や、人間の深い闇、親子の宿命が描かれる。その中にも真実を求める人間の強さ、歪んだ愛情の形などが描かれ、単なる猟奇的な物語にとどまらない。
  5. ハイクオリティな映像表現
    サイコサスペンスジャンルにふさわしく、映像表現も凝っている。エイジの精神世界、記憶の曖昧さを表現する演出、緊張感あふれるアクションシーンなど。

親愛なる僕へ殺意をこめて あらすじ

浦島エイジ(山田涼介)は、大学生でフツーの生活を送っていたが、実は15年前に日本を震撼させた連続殺人事件「LL事件」の犯人・八野井ゾーイ(佐野史郎)の息子という過去を抱えていた。ある日、エイジは自分の誕生日を境に、頻繁に記憶が途切れ、その空白の時間に自分が残虐な事件に関わっているのではないかと疑念を抱き始める。自分の見知らぬ場所にいたり、奇妙なメッセージが残されていたりする不可解な出来事が続く。やがてエイジは、自分の中にもう一つの人格が存在することを知る。そのもう一つの人格、通称「B一」は、冷酷で残忍な性格で、エイジの意識がない間に恐ろしい行為に及んでいた。
エイジは、B一によって引き起こされた事件の真相を探り、自分の過去、「LL事件」の真犯人を突き止めるため、危険な謎解きに巻き込まれていく。同時に、ナミ(川栄李奈)や雪村京花(門脇麦)といった女性たちとの関係も複雑に絡み合い、物語は予測不能な展開を見せる。

親愛なる僕へ殺意をこめてを観るには?

親愛なる僕へ殺意をこめて キャスト

■主要人物
浦島エイジ(大学生) – 山田涼介 (幼少期:小山蒼海)
B一(ビーイチ、エイジのもう一人の人格) / 八野衣 エイジ(はちのい エイジ)
ナミ(デートクラブで働く女性) – 川栄李奈
雪村京花(女子大生) – 門脇麦(幼少期:志水心音)
白菱正人(教授) – 佐野史郎
■エイジの家族
浦島亀一(養父) – 遠藤憲一(幼少期:小林空叶)
浦島珠代(養母) – 阿南敦子
浦島乙(義姉) – 夏子(幼少期:浅田芭路)
八野衣真(実父) – 早乙女太一
八野衣真美(実母) – 都丸紗也華
■警察関係者
桃井薫(刑事) – 桜井ユキ
猿渡敬三(管理官) – 髙嶋政宏
犬飼(刑事) – 岩男海史
鑑識官 – 福澤重文
■SKALL(スカル)半グレ集団
佐井社(リーダー) – 尾上松也
ダム – 宮澤佑
江口 – 才川コージ
佐伯ヒロカズ – 堀丞
西 – 小島久人
沢井 – 町田悠宇
王川 – 三木崇史
ドド – 續木淳平
その他メンバー – 塩崎翔太、高尾悠希、新井優也、椎名寛太
■周辺人物
雪村真須美(雪村京花の母) – 高橋ひとみ
サトル(エイジの大学の友人) – はじめしゃちょー
柏木(エイジの大学の友人) – 岩本晟夢
畑葉子(ナミの友人) – 浅川梨奈
白菱凜(白菱正人の娘) – 工藤美桜

親愛なる僕へ殺意をこめて スタッフ

原作 – 原作:井龍一、作画:伊藤翔太『親愛なる僕へ殺意をこめて』(講談社『ヤングマガジン』刊)
脚本 – 岡田道尚
音楽 – ☆Taku Takahashi(m-flo)
主題歌 – Hey! Say! JUMP「ウラオモテ」(ジェイ・ストーム)
警察監修 – 大澤良州
医療監修 – 山本晶督
法律監修 – 阪口采香(an法律事務所)
総合演出 – 松山博昭
演出 – 西岡和宏浅見真史保坂昭一
プロデューサー – 草ヶ谷大輔
制作著作 – フジテレビ

「親愛なる僕へ殺意をこめて」は、山田涼介の鬼気迫る演技と予測不能な展開、人間の心の闇に迫る見応えのあるサイコサスペンスドラマです。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。

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親愛なる僕へ殺意をこめての原作コミック

\原作コミックはこちら/


「人生は楽しんだもん勝ち」がモットーの大学生・浦島エイジ。だが彼は、人には言えない“過酷な運命”を背負っていた。その現実と向き合った時、彼は惨劇に巻き込まれていく―――。
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