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婚活1000本ノック

福田真貴(婚活1000本ノック) ドラマ
福田真貴(婚活1000本ノック)
婚活1000本ノックは、2024年1月17日~3月20日までフジテレビ系「水曜22時枠」でドラマ化。主演は本作がドラマ初主演となる福田麻貴(3時のヒロイン)。第1話の見逃し配信の再生回数は放送後2日間で100万回再生。
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婚活1000本ノックの感想

ちょっとした仕掛けはあるものの、タイトル通りの内容で、福田真貴でなければ何も面白くなかっただろう。原作からうまく構成しているのであろう台詞をほとんど滑らずにテンポよく映像化しているので驚いた。
関水渚は「シガテラ」の美少女。

婚活1000本ノック 見どころ

  1. 福田麻貴演じるヒロイン・綾子の「節穴っぷり」と「毒舌」
    主人公の南綾子(福田麻貴)は、売れない小説家でありながら、自身の恋愛経験は豊富とは言えず、男性を見る目も「節穴」と評されるほど。そんな彼女が婚活で出会う男性たちへの辛辣な毒舌や、的を射た(時にズレた)ツッコミが見どころ。福田麻貴がコメディエンヌぶりを存分に発揮。
  2. イケメン幽霊・山田クソ男(八木勇征)とのバディ感
    綾子の前に突如現れるのは、かつて「クソ男・オブ・ザ・イヤー」に認定した元カレの幽霊、山田クソ男(八木勇征)。成仏するために、綾子の婚活をサポートするという奇妙なバディ関係。イケメンながらもクズ男だった山田が、時には厳しく、時にはコミカルに綾子を叱咤激励する掛け合いが、ドラマの大きな見どころ。テンポの良いやり取りが飽きさせない。
  3. 個性豊かな「あだ名」で呼ばれる婚活相手たち
    綾子が出会う婚活相手たちは「ビッグボス」「熱盛」など特徴的なあだ名で呼ばれる。毎回どんな「クソ男」が現れるのかも楽しみの一つ。芸人から二枚目俳優まで、様々なジャンルの俳優陣がゲスト出演し、それぞれの持ち味を生かした個性的なキャラクターを演じた。
  4. 婚活のリアルとユーモア
    婚活の苦悩、理想と現実のギャップ、そして時に傷つきながらも「妥協せずに本当に愛せる人を見つけたい」と奮闘する綾子の姿が共感を呼んだ。コメディとしてポップに、そして生々しい面白さを交えながら描いていて気軽に楽しめる。
  5. 女性同士の連帯と友情
    綾子と、同期デビューの売れっ子小説家・九本(関水渚)、そして担当編集の相沢(白河れい)といった、女性同士の友情や連帯も描かれる。綾子と九本は当初はライバルのような関係性ですが、婚活を通して少しずつ連帯感が芽生えていく。
  6. 視聴率は?
    視聴率は初回から3%台と苦戦したが、TVerでの見逃し配信では高い再生数を記録し、総合ランキングで上位に入った。主要な視聴層が配信サービスで視聴する傾向が強いことを示している。
  7. 婚活1000本ノック あらすじ

    2023年、年末。売れない小説家の南綾子(福田麻貴)は、年下イケメンの山田(八木勇征)と、甘いひとときを過ごし、人生最高に幸せだった。彼氏ができたら温泉に行きたいと言う綾子に「俺がその願い叶えてあげるよ」と山田は優しく微笑んだ。有頂天になる綾子。しかし山田からの連絡はぱったりと途絶える。一方的に連絡しまくる綾子に、友人の鳥羽(中越典子)とおけけ(橋本マナミ)は「完全に捨てられちゃってるからね?」と現実を突きつける。綾子はようやく失恋を自覚し、山田を「山田クソ男(お)」と命名。心の中で2023年のクソ男・オブ・ザ・イヤーに認定する。
    年が明け、2024年。深夜にインターフォンが鳴り、恐る恐るモニターを見ると、そこには山田の姿が。動揺しつつもチェーンを付けたままドアを開け、そのまま閉める綾子。が、山田はいつのまにかリビングに侵入していた。パニック状態の綾子に、山田は笑顔で「俺さ、死んでるんだ。」と告げる。遊んだ女に恨まれ、刺されてしまったという。

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    婚活1000本ノック キャスト

    南綾子 – 福田麻貴
    山田クソ男 / 山田功宗 – 八木勇征
    九本凛 – 関水渚
    大池貴司 – 野村周平
    相沢はなえ – 白河れい
    鳥羽奈々 / 鳥羽ちゃん – 中越典子
    桶谷啓子 / おけけ – 橋本マナミ

    婚活1000本ノック スタッフ

    原作 – 南綾子『婚活1000本ノック』(新潮文庫刊)
    脚本 – ニシオカ・ト・ニール松本美弥子山岡潤平藤平久子原野吉弘
    主題歌 – 水曜日のカンパネラ「幽霊と作家」(Warner Music Japan)
    演出 – 田中亮西岡和宏吉野主谷村政樹
    プロデュース – 羽鳥健一、矢ノ口真実(The icon)、髙石明彦(The icon)

    「婚活1000本ノック」は、婚活というテーマをユーモラスに、そして共感を誘う形で描いた、ポップで楽しいラブコメディです。特に、福田麻貴さんの演技と八木勇征さんとの掛け合いを楽しみたい方におすすめです。

    婚活1000本ノックの原作小説


    これは実話であり、登場するすべての人物・団体は実在する――。南綾子31歳、独身、売れない小説家。冬の夜、かつて「クソ男・オブ・ザ・イヤー」を授与した山田が現れ、わたしに婚活を命じる。遊び相手に殺されて幽霊となった山田は、わたしの婚活成功を頼みに成仏を狙うらしい。お料理合コン、お見合いパーティ、漁師の嫁募集。奮起しては絶望する綾子だったが。熾烈で切実な婚活小説!(解説・豊島ミホ)
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