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みをつくし料理帖

3.5
黒木華(みをつくし料理帖) ドラマ
黒木華(みをつくし料理帖)
みをつくし料理帖は、テレビ朝日系列で2012年9月22日土曜日の21:00 – 23:21に放送。当初はNHK総合でドラマ化が企画されたが、地デジ移行による編成の見直しでNHKの放送枠が消滅したため、テレビ朝日に企画が持ち込まれた。その後、NHK総合の「土曜時代ドラマ」枠で、2017年5月13日から7月8日まで放送。全8回。藤本有紀が脚本を担当、主演の黒木華は本作がNHKドラマへの初主演だった。

みをつくし料理帖の感想

ファーストインプレッション

北川景子の単発ドラマがついに連ドラ化かと期待を膨らませたが、こちらはNHK版で主演は黒木華
しかし地味なヒロインには黒木のほうがマッチしていると思わせる。
あさひ太夫は成海璃子だという。

その他、キャストは次のように引き継がれた。いろいろ興味深い。

黒木華 ← 北川景子
森山未來 ← 松岡昌宏
永山絢斗 ← 平岡祐太
安田成美 ← 原田美枝子
国広富之 ← 笹野高史
小日向文世← 大杉漣
蒔田彩珠 ← 石井萌々果
麻生祐未 ← 室井滋
小林正寛 ← 浜田学
成海璃子 ← 貫地谷しほり
萩原聖人 ← 高橋一生
柳生みゆ ← 黒川智花
木村祐一 ← 片岡鶴太郎
村杉蝉之介← 田口浩正
毎熊克哉 ← 大高洋夫

そして再見

北川景子版に大きな不満がなかったので、この黒木華版はスルーしていたのだが(そして今知った情報では松本穂香版を今年劇場公開するらしいのだが)、BSで集中再放送するので見続けてみよう。
再見にたえるのはコンテンツの力だと思う。

みをつくし料理帖のあらすじ

享和2年(1802年)、水害で両親を失った少女・澪は、大坂の料理屋「天満一兆庵」の女将・芳に助けられ奉公人として働く。天性の味覚を認められ修業を重ねるが、店は火事で焼失。江戸で店を任されていた息子・佐兵衛の放蕩により、主人・嘉兵衛は亡くなり、澪と芳は店の再興を託される。江戸で蕎麦屋「つる家」の主人・種市に誘われ働き始めるが、当初は上方との味の違いで苦戦。しかし、周囲の助けや悲しみを乗り越え、「つる家」を評判の店に成長させる。澪は吉原の幻の花魁・あさひ太夫が幼なじみの野江であることを知り、料理で評判を取り、あさひ太夫を身請けするという夢を抱く。つる家を辞め、摂津屋らの力を借りてあさひ太夫を吉原から救い出し、医師・源斉とともに大坂へ戻り、新しい人生を始める。

みをつくし料理帖を観るには?

みをつくし料理帖 キャスト

澪 – 黒木華(少女時代:大庭愛未)
小松原/小野寺数馬(おのでらかずま) – 森山未來
永田源斉 – 永山絢斗
「天満一兆庵」の人々
芳 – 安田成美
嘉平衛 – 国広富之
佐兵衛 – 柳下大
富三 – 大倉孝二
「つる家」の人々
種市 – 小日向文世
ふき – 蒔田彩珠
長屋の人々
おりょう – 麻生祐未
伊佐三 – 小林正寛
太一 – 林田悠作
吉原の人々
あさひ太夫/ 野江(のえ) – 成海璃子(少女時代:安藤美優)
又次 – 萩原聖人
伝右衛門 – 伊武雅刀
菊乃 – 柳生みゆ
摂津屋助五郎 – 中原丈雄(スペシャル)
「つる家」の常連客
清右衛門 – 木村祐一
坂村堂嘉久 – 村杉蝉之介
「登龍楼」の人々
采女宗馬 – 松尾スズキ
末松 – 毎熊克哉
武家の人々
坂梨志摩守 – 山崎一
駒澤弥三郎 – 波岡一喜
早帆 – 佐藤めぐみ
里津(覚華院) – 富司純子(スペシャル〈前編〉)
多浜重光 – 徳井優(スペシャル)
その他
大坂屋の手代 – 久野雅弘(第二回)
屋台の店主 – 浜田道彦(第二回)
仲居 – 坂井香奈美(第二回、第三回、最終回)
水原東西 ‐ 星田英利(第四回)
卯吉 ‐ 小久保寿人(第四回、スペシャル〈前編〉)
引船女郎 – 藤井亜紀(第四回)
幇間 – 岩田丸(第四回)
奉公人 – 山﨑秀樹(第四回)
健坊 – 齋藤絢永(第四回、最終回)
松葉 – 富田エル(第五回)
永田陶斉 ‐ 岩崎ひろし(第六回)
喜の字屋板長 – 大谷亮介(第七回)
酒井右近 – 佐藤文吾(第七回)
商人 – 小杉幸彦(第七回)
新造 – 望月寛子(第七回)
読売の男 – 三谷昌登(最終回)
お薗 – 永尾まりや(スペシャル〈後編〉)
近江屋 – 田中要次(スペシャル〈後編〉)
上州屋 – 村上新悟(スペシャル〈後編〉)
井筒屋 – 岩谷健司(スペシャル〈後編〉)
天野屋 – 神崎貴孝(スペシャル〈後編〉)

みをつくし料理帖 スタッフ

原作 – 髙田郁
脚本 – 藤本有紀
音楽 – 清水靖晃
料理監修 – 柳原尚之
演出 – 柴田岳志佐藤峰世
制作統括 – 城谷厚司(NHKエンタープライズ)、山本敏彦(NHK)、須崎岳(NHK エンタープライズ)、髙橋練(NHK)
制作 – NHKエンタープライズ
制作・著作 – NHK

みをつくし料理帖の原作(高田郁)


神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。大坂と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!
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