推しの殺人の感想
ファーストインプレッション
田辺桃子は、初主演作「こんな未来は聞いてない‼︎」(2018)の撮影が地元だったというだけで勝手に親近感を持っているが、26歳で地下アイドルの役はさすがに無理がある。
地下アイドル三人組が、センターの林芽亜里を守るためにDV彼氏(実は事務所社長)を撲殺してしまう、という“女たちの殺人”物である。一方、ヒロイン田辺の幼馴染が追う連続殺人事件(斧で女性の下腹部を滅多刺しする通り魔)がこれに絡んできそうなところで第一話は終わり。
舞台が大阪というところがやや珍しいものの、意外性も何もない退屈さにあきれたが、このミスの原作があり、一応、どんどん展開していくそうなので、もう2回ぐらいは見ようと思っている。
推しの殺人のあらすじ
ルイ(田辺桃子)、テルマ(横田真悠)、イズミ(林芽亜里)で構成される3人組アイドル「ベイビー★スターライト」。大阪で活動を行う彼女たちは問題が山積みだった。そんな彼女たちは、“殺人”という罪を犯してしまうことに――。自分たちの罪を隠蔽しようとする3人。しかし、警察や探偵からの追及に、マネージャーらからの不審。そして、元メンバーの裏切り。次々と襲ってくる苦難……さらには、日本中を騒がせている「未解決連続殺人事件」にも巻き込まれていくことに――。共犯者となったことで絆を強め、抗っていく3人。この先どうなろうともアイドルとして輝こうと、一致団結する3人の運命は…!?
推しの殺人 キャスト
■地下アイドルグループ「ベイビー★スターライト」
高宮ルイ – 田辺桃子(9歳時:山田詩子)
早川テルマ – 横田真悠
沢北イズミ – 林芽亜里
駒場ミチル(元メンバー) – なえなの
土井あずさ(マネージャー) – トラウデン直美
羽浦悟(事務所社長) – 田村健太郎
久保茂(箱推しファン) – 水間ロン
村上正樹(ルイ推し) – 中村公隆
■望月直哉(刑事) – 曽田陵介
谷村敏勝(ルイの父) – 猪塚健太
谷村はる美(ルイの母) – 西原亜希
河都潤也(マーケティング会社社長) – 城田優
■周辺人物
坂本邦夫(刑事) – 坪倉由幸
下谷武史(調査会社代表) – テイ龍進
河都麗子(潤也の妻) – 加藤ローサ
矢崎恭介(弁護士) – 増田貴久
推しの殺人 スタッフ
原作 – 遠藤かたる『推しの殺人』(宝島社文庫)[1][6]
脚本 – 泉澤陽子、神田優[1][6]
音楽 – jizue[1]
主題歌 – 由薫「The rose」(ユニバーサル ミュージック / Polydor Records)[16]
監督 – 柴田啓佑、頃安祐良、的場政行、遠藤健一
チーフプロデューサー – 山本晃久(読売テレビ)[1][6]
プロデューサー – 中山喬詞(読売テレビ)、清家優輝(ファインエンターテイメント)
協力プロデューサー – 岡本浩一(読売テレビ)
制作協力 – ファインエンターテイメント
制作著作 – 読売テレビ
推しの殺人の原作
2024年 第22回『このミステリーがすごい!』大賞
文庫グランプリ受賞作
行き着く先は破滅か、ステージか!
待ち受けるどんでん返し!
大阪で活動する三人組女性地下アイドル「ベイビー★スターライト」は、様々な問題を抱えて危機的な状況にあった。尊大な事務所社長、グループ内での人気格差、恋人から暴力を受けているセンター……そのような中で、“ベビスタ”はさらに大きな問題に見舞われる。メンバーのひとりが事務所で人を殺してしまったのだ。彼女の罪を隠蔽するため、三人は死体を山中に埋めることを決意して――。