絶対零度~情報犯罪緊急捜査は、2025年10月6日から「月9」枠で放送。山内(横山裕)以外のレギュラーが一新となったが、シーズン4までのレギュラーが同じ役柄でゲスト出演する。
絶対零度~情報犯罪緊急捜査の感想
新作だと気づかず、スルーしかけた。これ、なんと月9なのだ(シーズン3からそういうことになった)。それにしても、15年かけて、最終的に沢口靖子をヒロインに迎えることになったとは、なんとも感慨深い成り行きである。
板谷由夏が女性初の総理大臣になっているという適当すぎる未来だが、もはや上戸彩も沢村一樹もいない「情報犯罪緊急倉室」には、なぜかとっくに40代になった横山裕だけが残っていて、そしてなんと産後1年数ヶ月を経た黒島結菜が復活している(「クロサギ」以来3年ぶりだそうだ)。
始まってすぐ、張りきって聞き込みに出た沢口靖子が、「私にもあんたと同じくらいの娘がいるけど」と梅沢雅代に言われるシーンがあって、思わずずっこけた(沢口は60歳。梅沢は一体何歳という設定で物を言っているのか)。ギャグではないし、沢口が若く見える、というフリもないのだ。
最後まで見ても、この組織において沢口がどういう存在なのかという説明は一切ないのだが(「最年長」とだけ言われている)、コマネズミのようにやたらとチョコチョコ素早い身のこなしがかえって年寄りくさく感じられるのは、哀しいことだ。
絶対零度~情報犯罪緊急捜査のあらすじ
半年ほど前、総理・桐谷杏子と副長官・佐生新次郎の下に、情報犯罪対策チーム「DICT」が設立されたが、成果は乏しい。そんな中、“情報”を悪用した強盗事件が連続発生。田辺智代は匿名犯罪グループ“トクリュウ”の関与を疑い、調査官・清水紗枝らが実行犯を逮捕するも黒幕は不明。二宮奈美は現場で老婦人・真田富貴子と出会い、不審電話の存在を知る。後日、富貴子に再び電話があり、警察を名乗る人物に金を預けようとするが、その前に一人の少年が現れる。