『デス・ウィッシュ』(Death Wish)は、2018年にアメリカ合衆国で公開されたアクション映画。監督はイーライ・ロス、主演はブルース・ウィリス。ブライアン・ガーフィールドの小説『狼よさらば』(1972年)を原作とした映画『狼よさらば』(Death Wish、1974年)のリメイク。
デス・ウィッシュの感想
ブロンソンの「狼よさらば」シリーズ(この原題が「Death Wish」で、マイケル・ウィナーはなんと5作も撮っている)のリメイクで、監督はイーライ・ロス。
主演はブルース・ウィルスだが、すでに本作の3年前時点で台詞が覚えられないためにウディ・アレンの映画を降板したとのことなので、どうも表情が鈍い気がする。
いわゆるビジランテ(自警団)物で、元は一般人(「狼よさらば」では建築士、本作では外科医)なので、ブロンソンは自分には合っておらず、「ダスティン・ホフマンの方が向いている」と言ったらしい。もっともである。
オリジナルと違って、ブルースがYouTubeを教科書に銃などの知識を勉強するところが面白い。ラストの仕掛けは「タクシードライバー」を思わせる。
植物人間だった娘(カミラ・モローネ)が回復し、復讐を完遂して、ブルースはビジ活をやめるのだが、「死神」の正体にとっくに気づいている刑事二人があっさり見逃すというオチは意外だった。それでいいのか…
デス・ウィッシュのあらすじ
救急外科医のポール・カージーは、妻と娘が自宅で強盗に襲われ、妻が死亡、娘が重体となる。警察の無力さに失望したポールは、自ら銃を手に自警活動を開始し、「シカゴの死神」と呼ばれるようになる。彼は家族を襲った強盗たちを追い、次々と殺害していく。娘の意識が戻り、ポールは自警活動から手を引く決意をするが、最後の強盗ノックスが娘と共にエレベーターに乗り込む。数週間後、ノックス一味がポール宅を襲撃し、ポールは彼らを撃退。娘が学生寮に移った後、ポールは再び犯罪者を見つけ、不気味な笑みを浮かべる。
デス・ウィッシュを観るには?
デス・ウィッシュ キャスト
ポール・カージー(外科医) – ブルース・ウィリス
フランク・カージー(ポールの弟) – ヴィンセント・ドノフリオ
ルーシー・カージー(ポールの妻) – エリザベス・シュー
ジョーダン・カージー(ポールの娘) – カミラ・モローネ
ケヴィン・レインズ刑事 – ディーン・ノリス
ノックス(強盗団のリーダー) – ボー・ナップ
レオノーレ・ジャクソン刑事(レインズ刑事の相棒) – キンバリー・エリス
ベン(ポールの義父) – レン・キャリオー
ザ・フィッシュ(強盗団の一人) – ジャック・ケシー
ジョー(自動車整備工) – ロニー・ジーン・ブレヴィンズ
ベサニー(銃砲店の店員) – カービー・ブリス・ブラントン
クリス・サルガド医師(ポールの親友) – マイク・エップス
フランク・カージー(ポールの弟) – ヴィンセント・ドノフリオ
ルーシー・カージー(ポールの妻) – エリザベス・シュー
ジョーダン・カージー(ポールの娘) – カミラ・モローネ
ケヴィン・レインズ刑事 – ディーン・ノリス
ノックス(強盗団のリーダー) – ボー・ナップ
レオノーレ・ジャクソン刑事(レインズ刑事の相棒) – キンバリー・エリス
ベン(ポールの義父) – レン・キャリオー
ザ・フィッシュ(強盗団の一人) – ジャック・ケシー
ジョー(自動車整備工) – ロニー・ジーン・ブレヴィンズ
ベサニー(銃砲店の店員) – カービー・ブリス・ブラントン
クリス・サルガド医師(ポールの親友) – マイク・エップス
デス・ウィッシュ 作品情報
監督 – イーライ・ロス
脚本 – ジョー・カーナハン
原作 – ブライアン・ガーフィールド『狼よさらば』
製作 – ロジャー・バーンボーム
製作総指揮 – イロナ・ハーツバーグ
音楽 – ルートヴィッヒ・ヨーランソン
撮影 – ローヒエ・ストファース
編集 – マーク・ゴールドブラット
製作会社 – ケイブ76・プロダクションズ、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
配給 – アメリカ:ミラー・リリーシング、世界:アンナプルナ・ピクチャーズ、日本:ショウゲート
公開 – アメリカ:2018年3月2日、日本:2018年10月19日
上映時間 – 107分
脚本 – ジョー・カーナハン
原作 – ブライアン・ガーフィールド『狼よさらば』
製作 – ロジャー・バーンボーム
製作総指揮 – イロナ・ハーツバーグ
音楽 – ルートヴィッヒ・ヨーランソン
撮影 – ローヒエ・ストファース
編集 – マーク・ゴールドブラット
製作会社 – ケイブ76・プロダクションズ、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
配給 – アメリカ:ミラー・リリーシング、世界:アンナプルナ・ピクチャーズ、日本:ショウゲート
公開 – アメリカ:2018年3月2日、日本:2018年10月19日
上映時間 – 107分

