ノンストップは、2020年に公開されたイ・チョルハ監督のアクションコメディ。プレッツェルグルメ社長「ミヨン」とコンピュータ修理専門家「ソクファン」夫婦が生涯初家族旅行中に行われたハイジャッキングで家族を救うために繰り広げる。
ノンストップの感想
韓国のアクションコメディで抜群にテンポが良い映画だが、本来、飛行機内のアクションというものはすでにアイディアが出尽くされているから、じつは目新しさはそれほどない。
しかしながら、ホノルル行きボーイング777に「正体を隠している乗客が何人もいる」というコメディならではの脚本がわりとよくできていて、ヒロイン・オムジョンファ(私は韓国カルチャー音痴なのでよく知らないが、有名な女優)が脱北した凄腕工作員であることを明かして緩急よろしく展開するアクションをかっこよく見せている。
エンドクレジットで、ねじり揚げパン、マカデミアナッツ、サンバイザーといった数々の劇中小道具が次々現れるのが楽しく、映画の楽しみのひとつは小道具の連鎖にあることにあらためて気づかされる。
ノンストップのあらすじ
2009年、北朝鮮の女性工作員モクレンは任務中に失踪。10年後、韓国で揚げパン店を営む主婦ミヨンとして家族と平穏に暮らしていた。ある日、ハワイ旅行が当たり家族で出発するが、搭乗した機内が北朝鮮テロリストにハイジャックされる。偶然トイレにいたミヨンは反射的に犯人を倒し、封印していた過去の正体を露わにする。実は夫ソクファンも元国家情報院員で、二人は互いの正体を知らぬまま協力しテロリストと対峙。最終的に黒幕を倒し、家族と共に命を懸けて飛行機を救う。

