うちの弁護士は手がかかるの感想
評判が良くないのは意外だったが、CXのドラマらしい演出で私は楽しめた。
悪評の矛先は、天才新人弁護士平手友梨奈の三白眼のコミュ障ぶりに集中しているが、弁護士物は、多かれ少なかれ天才コミュ障とそれをとりなす常識人のコンビでどんでん返しを起こすのが常道だからである。
平手はこのまま三白眼で続けてほしい。
逆に言うと新しさはほとんどないことになるが、ちょうど「どうする家康」を退場したばかりのムロツヨシのうまさには、やはり見るべきところがあると思う。
ただ、昨日まで女優マネージャーだった人がパラリーガルになれるとは思えないし、細部はやはりメチャクチャである。
「リーガルハイ」と同じCXならではのイキオイでどこまで乗り切れるか。
と少しだけ期待したが、2話目で早くもつまらなくなり、ムロ芸のドラマになっており、沈没。
うちの弁護士は手がかかるのあらすじ
蔵前勉は、30年にわたって人気女優・笠原梨乃をサポートし続けてきた超敏腕マネージャーで彼女を日本のトップ女優にまで押し上げるが、ある日突然、解雇を告げられる。絶望のあまり、雨の中をひたすら歩いていた蔵前は、たどり着いた駅で若い女性が落とした書類を見つける。それは最年少で司法試験に合格した超エリート新人弁護士・天野杏のものだった。蔵前は杏が弁護士バッチをつけていたことから香澄法律事務所を探し当て書類を届け身の上を漏らすと、代表弁護士である香澄今日子から杏のパラリーガルとしての雇用を打診される。こうして、敏腕マネージャーから新人パラリーガルへと転身した蔵前と、法律の知識に秀でつつも人間関係に苦手意識を抱く天野のコンビは、弁護活動に取り組んでいく。
うちの弁護士は手がかかるを観るには?
うちの弁護士は手がかかる キャスト
天野杏(新人弁護士) – 平手友梨奈
■周辺人物
笠原梨乃(人気女優) – 吉瀬美智子
安藤カオリ(元マネージャーの仲間) – 安達祐実
■香澄法律事務所
香澄今日子(所長) – 戸田恵子
丸屋泰造(パラリーガル) – 酒向芳
山崎慶太(弁護士) – 松尾諭
辻井玲子(弁護士) – 村川絵梨
岩渕亮平(パラリーガル) – 日向亘
■天野法律事務所
天野さくら(所長) – 江口のりこ
大神楓(弁護士) – 菅野莉央
海堂俊介(弁護士) – 大倉孝二
■その他
コーヒーショップの店長 – 本多力
うちの弁護士は手がかかる スタッフ
脚本協力 – おかざきさとこ、服部隆、西垣匡基
脚本監修 – 瑠東東一郎
ナレーション – 時任三郎
音楽 – 川井憲次、fox capture plan
主題歌 – ザ・ローリング・ストーンズ「アングリー」(ユニバーサル ミュージック)
弁護士監修 – 水野智幸、野嶋慎一郎(法政大学法科大学院)、松本雄真(松本雄真法律事務所)
楽器所作指導 – 山田健慈
演出 – 瑠東東一郎、相沢秀幸、中田博之
プロデュース – 金城綾香、江花松樹
協力プロデュース – 狩野雄太、藤島陽子(AOI Pro.)
制作協力 – AOI Pro.
制作 – フジテレビ ドラマ・映画制作部
制作著作 – フジテレビジョン

