2011年のドラマドラマ2010年代のドラマ

フェイク 京都美術事件絵巻

3.5
財前直見(フェイク 京都美術事件絵巻) 2011年のドラマ
財前直見(フェイク 京都美術事件絵巻)

真犯人は面打ち職人で、被害者に妻を寝取られて犯行に及ぶのだが、能の公演中にシテを殺すという離れ業まで演じたのは、その妻が流産した子供(種は被害者なのに…)を弔うため、という理由が示される。
さすがにちょっと無理があるだろう…
そしてこの妻が、どういうわけかホクロをつけた財前なのであるが、この設定はあまり意味がなかったような。
被害者が財前の頬に触り、「ひとめぼれだ…」という台詞も思わせぶりすぎで。

第6回 歌麿の鎖|財前直見の崩壊授業

最終回で、ようやく贋作作家Kの話に戻ってきた。

財前直美はスタンガンで失神させられて誘拐されたりするが、大詰めにはほど遠い盛り上がり、あくまで淡白なドラマであった。
Kの協力者の画商、販売ルート(白いアカシアww)なども出てくるのだが、ドラマ的なリアリティはなく…
結局Kは捕まらずに、ラストシーンで財前の名刺(最終回でようやく完成したもの)をなぜか抜き取り、姿を消すのであるが、これは続編への前振りなのだろうか。

大学講師でもある財前の授業ぶりは、エンドタイトルにも出てくるが、ラストシーンでは、正直、授業中なのではなく、教室でだべっているだけかと思っていた。実際は授業崩壊しているのだったwww

エンドタイトルは、何やら美術品の謎を解くことで薩摩切子のグラスを貰うというお話である。
(財前は買ってきたカップ地酒をわざわざこのグラスに移して飲むのだが、これが旨そうで、思わず真似をしたくなる。)
あっさりしつつも、何やら惹かれる感じに作られているのだが、本編もまた同じぐらいのあっさり感なドラマであった。
興味深い試みと思うが、もう少しあとをひかせる作りでもよかったのではないかと思う。
財前直見はとてもよかったと思う。
藤村志保もよかったが、南野陽子はビミョーかな。。。

フェイク 京都美術事件絵巻のあらすじ

伊藤若冲の幻の名画「松樹番鶏図」を100年ぶりに発見し、若冲展を企画していた向井美術館に盗難予告の葉書が来た。内覧会当日、京都府警三条署の刑事・白石亜子(南野陽子)たちが警戒を強めているところに、「贋作が飾られています」とのメモが寄せられる。メモの送り主は浦沢右(財前直見)。大学の非常勤講師で、美術品を扱う事件で警察に協力する須藤教授(寺田農)の代わりとしてやってきた。右は、老舗の浦沢骨董店の一人娘で、幼いころから美術品に親しみ、店主で母親の曜子(藤村志保)に勝るとも劣らない目利きだった。贋作は精緻を極めたものだったが、右の指摘で、美術館の向井館長(宅麻伸)は、学芸員の小和田(松本明子)に展覧会中止の指示をする。そんな折、アパートで男の死体が見つかり、向井美術館の防犯カメラが捉えた男と同一人物だと判明するが、男の部屋からは「松樹番鶏図」は見つからない…。

フェイク 京都美術事件絵巻を観るには?

フェイク 京都美術事件絵巻 作品情報

キャスト

浦沢右 – 財前直見
白石亜子 – 南野陽子
板谷周五郎 – 佐川満男
中山一樹 – 三谷昌登
友野輝男 – 城土井大智
吉岡健太 – 小堀正博
真野琢磨 – 佐野史郎
須藤安太郎 – 寺田農
浦沢曜子 – 藤村志保

スタッフ

脚本 – 岩下悠子松本美弥子武上純希中村志保
脚本協力 – 中村志保
音楽 – 服部隆之
演出 – 大原拓辻野正人末永創
制作統括 – 安原裕人(NHK大阪)、手塚治(東映)
美術 – 西村薫
技術 – 山下昭
音響効果 – 林幸夫
撮影 – 岡本哲二
照明 – 笠原竜二
音声 – 深田次郎
CG制作 – 北昌規
映像技術 – 安川政行
美術考証 – 狩野博幸
警察考証 – 中園修二
京都ことば指導 – 桃山みつる
資料提供 – 柳重之、川崎正晴
記録 – 木本裕美
編集 – 城所夏子
企画協力 – 加藤和夫
撮影協力 – ひょうごロケ支援Net、神戸フィルムオフィス、兵庫県公館
制作 – NHK、東映
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