【実況】巨人の星

第84回|秘密兵器との対決

なんとバットのグリップエンドに 【実況】巨人の星
なんとバットのグリップエンドに
【前回(第83回|根性の門限破り)のあらすじ】
阪急の秘密兵器に対抗するため、飛雄馬は伴は多摩川で50円玉を狙う過酷な特訓を敢行。川上監督に直訴するが、「グリップ近くに当ててもファウルにされるだけ」と致命的な欠陥を指摘されてしまう。

空港の雑踏の中、絶望する飛雄馬。ON(王と長嶋)も川上の言うとおりと頷く。
「そういうわけで君を西宮には連れてはいくことはできない」
と川上は宣告し、
「男なら、すぐ近くの親父さんも目に入らぬほどうろたえるんじゃない」
えっ、と飛雄馬は思わずキョロキョロ、すると柱の陰に一徹が…

しいっ

しいっ

「父ちゃん、それは何のまねだ…?」

「父ちゃん、それは何のまねだ…?」

飛雄馬が不審がっている間に一軍は行ってしまった。

柱の陰から出てきた一徹、「久しぶりじゃのう」
「俺は言わねばならないことがあったのに・・・」と飛雄馬。
一徹はくるりと背を向けると、
「川上という人物は石橋を叩いててみて、それでも渡らず、考えこむ。それが三原、水原さえしのぐ常勝監督の座についた秘密のひとつ・・・」
と謎めいた言葉を残し、「ハッハッハ…」と笑いながら去っていく。
なにしにきたんじゃ、このオヤジはwww
一徹の上機嫌を不思議に思う飛雄馬だった。
伴も「それに、川上は頭ごなしに喋らせまいとした・・・」と首をひねる。
うーん・・・と考え込んだ飛雄馬、やがて、
「そうか、そうだったのか! 伴、特訓を続行だ!」
“川上に言いたかったこと”を伴に耳打ちすると、

「うおー、星ぃー」
「おい、よせよぅ」

「うおー、星ぃー」
「おい、よせよぅ」


「俺は恐ろしくなってきた、お前ちゅう男がな!」

一方、スポーツ紙は飛雄馬の置き去りを報じた。

そんなに大ニュースか??

そんなに大ニュースか??

50円玉の特訓を続けるうち、巨人は阪急とデッドヒートを展開していた。
そしてベンチ入りした飛雄馬と伴。
9回表ワンアウト満塁、打順は3番からというピンチに飛雄馬がリリーフ。

西本監督「もろた!」

西本監督「もろた!」


バッターは長池、コイツが秘密兵器なのか?
飛雄馬は細いところに当てる改良式大リーグボールを投げるが、川上の読み通りこれはファウル。

飛雄馬「わかったぞ!」

悪い飛雄馬に変身

悪い飛雄馬に変身


通常大リーグボールを投げてピッチャーフライに打ち取る。
秘密兵器なら、当たった瞬間に手首を返すはずだというのである。
つまり長池は秘密兵器ではない。
次はスペンサー

次はスペンサー


──外人は合理主義ですからねえ、あんな無謀な特訓はやらないんじゃないですか?
とは、解説者の無責任な予想。
しかしスペンサーは手首を返したのである

しかしスペンサーは手首を返したのである

ファウルボールが場外のコーラ売りを直撃

ファウルボールが場外のコーラ売りを直撃

「ううっ…こいつが秘密兵器…!」
──当然、ここで交代でしょうか…?
観客席は星をおろせコールの嵐になるが、川上はベンチに入ってしまう。

「カモンベイビー♪」

「カモンベイビー♪」

ギン!

ギン!

なんとバットのグリップエンドに

なんとバットのグリップエンドに


「・・・言うことなしや」と西本監督はがっくり肩を落とすのだった。
テレビで見ていた花形も「完璧すぎる!」と驚嘆。

勝利インタビューでは、伴が50円玉の特訓を解説し、川上は空港でのやりとりが敵をあざむくための作戦であったことを明かす。

「今日の立役者はあの小さな星だ」

「今日の立役者はあの小さな星だ」

 

「・・・」

「飛雄馬…」「飛雄馬よ、今こそわしはお前を抱きしめてやりたい」

明子「飛雄馬…」
一徹「飛雄馬よ、今こそわしはお前を抱きしめてやりたい」


「だが…それができるかできないかは、近く来日するセントルイス・カージナルスの対戦次第だ!」

なぜか夕陽を見に外へ出る父娘であった

なぜか夕陽を見に外へ出る父娘であった

【次回予告】
元大リーガーの記者ジェイムズが飛雄馬の魔球を酷評し勝負を挑むが、飛雄馬はジェイムズの右目が見えていないことを見抜いて魔球投球を断念。その洞察力と優しさに触れたジェイムズは敗北を認めた。(第85回|片目の大リーガー)

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