全体にヒドイ話で、あまりのめりこめず(楽園の感想)
「模倣犯」の9年後という設定の続編で、映画では 木村佳乃あ②、ドラマでは中谷美紀が演じたルポライターを仲間由紀恵が演じている。
ピースも死刑囚として序盤に出てくる。
必要性がよくわからないサイコメトラー要素があり、何だかよくわからない悪の塊のようなアブナイ男を金子ノブアキが演じるのだが、いささか予定調和的。
全体にヒドイ話で、あまりのめり込めなかった。
楽園 見どころ
前作『模倣犯』から9年後を描いたドラマで、ルポライターの前畑滋子(仲間由紀恵)が、過去の事件に関連する新たな謎に挑む。重厚なストーリーと複雑な人間関係、そして社会の闇を描いたサスペンスドラマ。超自然的な要素を取り入れながらも、現実的なテーマを扱っており、暗く重い描写や、解決には曖昧さも残る、
巷の評判は「サイコパス胸糞作品。ずっとしんどいの観させられて最終回もそんなにスッキリもしない」「原作読んだので気になって視聴。かなり内容変わってたけどそれはそれで楽しめた」「内容、脚本共によく出来ている。音楽もとても良かった。展開も早く、引き込まれた」 など。
- 見どころ1. サイコメトリーと記憶の継承
物語の鍵となるのは、他人の記憶を読み取る能力を持つ少年・萩谷等。彼が描いた絵が、16年前の未解決事件と一致することから、滋子は調査を開始する。超自然的な要素を取り入れつつも、現実的なストーリー展開になる。 - 見どころ2. サイコパス的な犯人像
金子ノブアキが演じる三和明夫は、表向きは善良な人物でありながら、裏では女性を監禁する変態。冷酷な行動や狂気が強烈。 - 見どころ3. 家族と社会の闇
土井崎夫妻が娘を殺害し、その事実を隠蔽していた事件や、近隣住民が異常に気づきながらも見て見ぬふりをする姿勢など家族間の秘密や社会の無関心が描かれている。
楽園 あらすじ
ライターの前畑滋子(仲間由紀恵)のもとに、萩谷敏子(西田尚美)が息子・等(黒澤宏貴)の絵を調べてほしいと依頼に来る。娘を殺害し、遺体を隠していた土井崎元・向子夫妻(小林薫・松田美由紀)の事件と酷似している絵を描いていたからだ。一方、弁護士の高橋治美(黒木瞳)は土井崎夫妻を守るために動き始める。等の能力に興味を持ち始めた滋子は、9年前の「死の山荘事件」への呪縛を解くためにも、事件を探り始める……。
ドラマ楽園を観るには?
ドラマ楽園を観た人の感想
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楽園のキャスト
高橋治美 – 黒木瞳
土井崎元 – 小林薫
土井崎向子 – 松田美由紀
土井崎茜 – 伊藤沙莉
井上誠子 – 夏帆
三和明夫 – 金子ノブアキ
三和尚子 – 冨樫真
網川浩一 – 忍成修吾
前畑昭二 – 甲本雅裕
萩谷等 – 黒澤宏貴
萩谷敏子 – 西田尚美
野崎栄治 – 利重剛
秋津信吾 – 池田成志
井上達矢 – 細田善彦
金川一男 – 石坂浩二(特別出演)
楽園キャストのインタビュー
- 仲間由紀恵「ダブルの緊張で臨みました」 宮部みゆき原作ドラマ「楽園」で主人公を熱演(Japan Billboard)
楽園のスタッフ
楽園の原作(宮部みゆき)
『模倣犯』事件でトラウマを抱えるルポたライター前畑滋子(仲間)が新たな難事件に挑む。当時15歳の娘を殺害し、自宅の床下に遺体を16年間隠していた土井崎という夫婦の事件がニュースを騒がせていた頃、編プロで働く滋子を主婦・萩谷敏子が訪ねてきた。敏子は10歳の息子・等に“他人の記憶が見える”特殊能力があるかもしれないと前置きし、等が描いた土井崎夫婦の事件を思わせる絵を見せる。半信半疑のまま滋子は調査を引き受けたが、等は交通事故で死亡。
一方、土井崎夫婦の次女・誠子(夏帆)は、父の代理を務める弁護士・高橋治美(黒木)から、両親が誠子と縁を切ろうとしていると聞かされて戸惑っていた。
さらに、ある街では女子高校生が監禁され、バラバラに思えた事件が1つの真相へと向かっていく――。