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ミス・リベンジ

ジーナ・ロドリゲス(ミス・リベンジ) 映画
ジーナ・ロドリゲス(ミス・リベンジ)
ミス・リベンジは、2019年に公開された米墨合作のアクション映画。原題は「Miss Bala」。監督はキャサリン・ハードウィック、主演はジーナ・ロドリゲス。2011年のメキシコ映画『MISS BALA/銃弾』のリメイク。
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ミス・リベンジの感想

午後ローの内容紹介を読んでもさっぱり意味がわからないまま見始めたのだが、要は、ティファナでモデルをしている友人を訪ねたアメリカ人のジーナ・ロドリゲスが、ナイトクラブでの銃撃戦で友人とはぐれ、麻薬カルテル・DEA(麻薬取締局)・腐敗した州警察という三すくみの抗争に巻き込まれ、カルテルの親分に気に入られて運び屋などをしながら失踪した友人を探すという話である。

正直、ジーナより友人や先住の拉致女(クリスティーナ・ロドロ)のほうが美人なのだが、頑張って銃の撃ち方を覚えて友人を助け、黒幕を倒すので、原題の「Miss Baja(ミス銃弾)」は嘘ではない(本作はなぜかミスコン縛りなのだ)。しかしかっこいいのは最後だけで、「ラテン女性にはあり得ないほど内気でオドオドしている」(ジーナ談)というヒロインなので、スッキリする映画ではないわな。
「Missリベンジ」(シュー・トントン)のほうが面白いかも。

ミス・リベンジ 見どころ

  1. ジーナ・ロドリゲスの体当たり演技と成長
    ただのメイクアップアーティストだった主人公グロリアが、麻薬カルテルに巻き込まれて徐々に強くなり、自ら運命を切り開いていく。ジーナ・ロドリゲスが体当たりで演じており、感情表現や身体能力を活かしたアクションシーンへの挑戦が見どころ。
  2. ハラハラドキドキのサスペンスとアクション
    麻薬カルテルとの緊迫した駆け引きや、予測不能な展開。銃撃戦やカーチェイスなど見応えのあるアクションシーンも豊富で最後まで目が離せないスリリングな展開。
  3. 女性監督ならではの視点
    監督は「トワイライト~初恋~」のキャサリン・ハードウィック。女性監督ならではの視点で、主人公の心理描写や、女性が困難に立ち向かう強さを丁寧に描いている。単なるアクション映画に留まらない、人間ドラマとしての深みも感じられる。
  4. メキシコ国境地帯の描写
    舞台がメキシコ国境地帯ということもあり、その地域の雰囲気や、麻薬カルテルの現実が垣間見えるような描写。社会的なテーマ性も感じられる。

ミス・リベンジのあらすじ

メーキャップ・アーティストのグロリアは親友スズに会いにメキシコのティフアナに来たが、スズはナイトクラブで行方不明になってしまう。グロリアは警察にスズの救出を依頼するが、汚職警官の裏切りで麻薬組織に拉致され、麻薬組織のために働かざるを得なくなった。米墨国境地帯では麻薬組織と麻薬取締局が熾烈な闘争を繰り広げており、グロリアはその闘争のど真ん中に放り込まれたのだった。

ミス・リベンジを観るには?

ミス・リベンジのキャスト

ミス・リベンジのスタッフ

監督 キャサリン・ハードウィック
脚本 ギャレス・ダネット=アルコセル
原作 ヘラルド・ナランホ『MISS BALA/銃弾』
製作 パブロ・クルス、ケヴィン・ミッシャー
音楽 アレックス・ヘッフェス
撮影 パトリック・ムルギア
編集 テリリン・A・シュロプシャー
公開 アメリカ 2019年2月1日/日本 未公開
上映時間 104分

「ミス・リベンジ」は、主人公が追い詰められながらも、自身の知恵と勇気で道を切り開いていくサバイバル映画です。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。

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