タイタニック

ケイト・ウィンスレット(タイタニック)
ケイト・ウィンスレット(タイタニック)

ジェームズ・キャメロン監督・脚本・共同製作・共同編集による、1997年のアメリカのロマンス映画。原題は「Titanic」。レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット主演。1912年の処女航海中に氷山に衝突し、当時世界最悪の犠牲者を出したタイタニック号沈没事故を題材とし、徹底した時代考証によって当時のタイタニック号を完全に再現。実際に沈没したタイタニック号も撮影した。冒頭と終盤の現代のシーン、エンドロールの上映時間を除くと、タイタニックが氷山に衝突してから完全に沈没するまでにかかった2時間40分の上映時間となるように構成されている。

タイタニック号沈没事故の本

ウォルター ロード「タイタニック号の最期」 (ちくま文庫)

ウォルター ロード「タイタニック号の最期」 (ちくま文庫)

タイタニックの感想

この映画を見るまでに20年もかかり、本作が出世作になったケイト・ウィンスレットデカプリ夫も小母さん小父さんになってしまった。
脚本もキャメロンだが、この映画には二つの謎があり、途中で見るのをやめられないようになっている。一つは、ケイト・ウィンスレットがなぜ生き延びたられたのかという謎であり、もうひとつは青いダイヤの行方である。二つとも非常にわかりやすい結末が用意されていて、それが成功の理由だろう。

ちなみに、私もまた小学生時代に、ウォルター・ロードの「タイタニック号の最期」(上掲)を筑摩のノンフィクション全集で繰り返し読み、“2時間40分ごっこ”に耽溺していた口である。

タイタニックのキャスト

架空の人物
 ジャック・ドーソン – レオナルド・ディカプリオ
 ローズ・デウィット・ブケイター – ケイト・ウィンスレット
 キャルドン・ホックリー – ビリー・ゼイン
 スパイサー・ラブジョイ – デビッド・ワーナー
 ルース・デウィット・ブケイター – フランシス・フィッシャー
 ファブリッツィオ・デ・ロッシ – ダニー・ヌッチ
 トーマス・“トミー”・ライアン – ジェイソン・ベリー
 トゥルーディ・ボルト – エイミー・ガイバ
 ブロック・ロベット – ビル・パクストン
 Mrs.カルバート – グロリア・スチュアート
 リジー・カルバート – スージー・エイミス
 ルイス・ボーディーン – ルイス・アバナシー
実在の人物
 マーガレット・“モリー”・ブラウン – キャシー・ベイツ
 エドワード・スミス – バーナード・ヒル
 ブルース・イズメイ – ジョナサン・ハイド
 トーマス・アンドリューズ – ヴィクター・ガーバー
 ヘンリー・ワイルド – マーク・リンゼイ・チャップマン
 ウィリアム・マードック – ユアン・スチュワート
 チャールズ・ライトラー – ジョニー・フィリップス
 ジョセフ・ボックスホール – サイモン・クレーン
 ハロルド・ロウ – ヨアン・グリフィズ
 ジェームズ・ムーディ – エドワード・フレッチャー
 ヘンリー・J・ベイリー – ロン・ドナキー
 ジョン・ジェイコブ・アスター4世 – エリック・ブレーデン
 ベンジャミン・グッゲンハイム – マイケル・エンサイン
 アーチボルド・グレイシー大佐 – バーナード・フォックス
 ウォレス・ハートリー – ジョナサン・エヴァンス=ジョーンズ
 トーマス・バイルズ神父 – ジェームズ・ランカスター
 イジドー・ストラウス – ルー・ポルター
 アイダ・ストラウス – エルザ・レイブン
 第5代準男爵サー・コズモ・ダフ=ゴードン – マーティン・ジャーヴィス
 ルーシー、レディ・ダフ=ゴードン – ロザリンド・アイレス
 ロシズ伯爵夫人ノエル・レズリー – ロシェル・ローズ
 フレデリック・フリート – スコット・G・アンダーソン
 レジナルド・リー – マーティン・イースト
 ロバート・ヒッチェンズ – ポール・ブライトウェル
 ジャック・フィリップス – グレゴリー・コック
 ハロルド・ブライド – クレイグ・ケリー
 チャールズ・ジョーキン – リアム・タオイー
 ジョセフ・ベル – テリー・フォレスタル

タイタニックのスタッフ

監督 ジェームズ・キャメロン
脚本 ジェームズ・キャメロン
製作 ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー
製作総指揮 レイ・サンキーニ
音楽 ジェームズ・ホーナー
主題歌 「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」セリーヌ・ディオン
撮影 ラッセル・カーペンター
編集 ジェームズ・キャメロン、コンラッド・バフ、リチャード・A・ハリス
公開 日本 1997年11月1日(東京国際映画祭) アメリカ 1997年12月19日
上映時間 194分

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タイタニックの予告映像

タイタニックのを観た人の感想

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