ヴァニシング・チェイスは、2001年製作/92分/アメリカ 原題:3 A.M.
ヴァニシング・チェイスの感想
NYのタクシー運転手3人の一夜を描いた映画で、邦題はレンタルショップで手にとった者を誤解に導こうとする意味不明なもの(原題は「3A.M.」)。
3人はボスニア人、黒人、プエルトリコ人で、ヘルツェゴヴィナの(と称する)場面や米軍による民間人虐殺の挿話がはさまったりする。
夜明けまでの物語はタクシー運転手を狙う連続射殺魔の恐怖を軸とするが、一方でプエルトリカンの女運転手も悪魔の幻覚にとらわれており、それから逃れるために客を射殺してしまう。
運転の下手なボスニア人は事故で子供を轢いてしまい、警察から逃れるために故国へ帰ろうとしたりする。
目立った冴えはないものの、NYの夜を描いた映画としては悪くない出来映えだと思う。。
ヴァニシング・チェイスのあらすじ
インディアナポリスの大学を突如襲った3人の武装テロ集団は、事務員を人質に立てこもった。実は彼らは国際政治の緊張を高めるためにアラブ人のテロリストを装った<コードネーム・ヴァイパー(毒蛇)>と呼ばれる米国陸軍の軍人だった。この秘密を暴こうとした軍人が殺された。その妻のローラ(リンダ・パール)は、<コードネーム・ヴァイパー>の秘密を公表するべく、たったひとりで巨大な敵に立ち向かっていく。