まだ観ていない方は、Amazon Prime Videoで今すぐ視聴できます。
エキセントリックな主人公は不在だが(アイのない恋人たちの感想)
遊川和彦脚本で、いつものようにある種のコミュニティを描いてはいるものの、今回はエキセントリックな主人公が不在で、普通っぽいドラマになっている。
ただ、なんだか婚活マーケティングくさく、野島伸司と同じ穴にはまっているような気もするが…
33歳の元高校同級生とアラサー女性3人(成海璃子、岡崎紗絵、深川麻衣)、そして佐々木希が登場する。
成海はいつも通り、岡崎はメガネ女子で少し面白く、深川は昨年の「」よりこちらの方が合っている。そして佐々木はやはり美人だが相変わらず芝居は下手くそであった。
(追記)
見終わってから大分経つのだが、脚本家の福士蒼汰がChatGPTに仕事を取られそうになるのは、それもアイ(AI)という含みだったのか。くだらねえ!)
アイのない恋人たち 見どころ
30代の男女7人が織りなすラブストーリーで、現代の「愛」の形や、人と人との繋がりについて深く考えさせる群像劇。
遊川脚本ならではのセリフの重みや、登場人物たちの葛藤がSNSなどで話題に。現代の恋愛観や人間関係に一石を投じる内容で、共感の声や考察が寄せらた。遊川作品特有の「賛否両論」を巻き起こしながらもテーマが視聴者の心に刺さった。
- 遊川和彦脚本の人間ドラマ
『家政婦のミタ』『同期のサクラ』など社会派で骨太な人間ドラマを手掛ける遊川和彦のオリジナル。登場人物の心の内を深く掘り下げ、時に辛辣に、時に温かく描く作風が本作でも健在。現代人が抱える孤独や不安、コミュニケーションの難しさをリアルに描いた。 - 「愛」の多角的な探求
タイトルの「アイ」=「愛」がテーマだが、「I」(私)という個人の自立、「Eye」(目)で見て感じるもの、「AI」がもたらす現代社会の変化など、様々な「アイ」の意味が。 - 豪華かつ実力派のキャスト陣
福士蒼汰を筆頭に、岡崎紗絵、本郷奏多、成海璃子、前田敦子、佐々木希、深川麻衣といった、若手からベテランまで幅広い世代の実力派俳優たちが集結。複雑な人間関係や感情の機微を繊細に演じた。 - 現代社会のリアルな描写
SNSでの誹謗中傷、マッチングアプリの功罪、経済的な不安、家族関係の複雑さなど、現代社会が抱える様々な問題がストーリーに織り込まれた。 - 希望を見出すラスト
登場人物はそれぞれ「愛がない」状態からスタート、様々な困難や出会いを経て、最終的には自分なりの「愛」の形、生きる希望を見出していく。
アイのない恋人たち あらすじ
久米真和(33歳・脚本家)は、高校時代から「生きる勇気を与える脚本」を目指しているが、新人賞受賞後は低迷中。高校の同級生・淵上多聞(一流企業サラリーマン)と郷雄馬(公務員)と15年ぶりに再会。3人とも独身で、真和は「愛」、雄馬は「見る目」、多聞は「自分」に欠けている。真和はマッチングアプリで後腐れない関係を繰り返す。一方、脱サラしてブックカフェを経営する今村絵里加(31歳)は男性経験ゼロで、家族の問題を抱え恋愛を諦めている。しかし、客の近藤奈美の婚活姿勢に触発され、マッチングアプリに登録。初デートで真和と遭遇する。250字
アイのない恋人たちを観るには?
アイのない恋人たち キャスト
久米真和 – 福士蒼汰(高校時代:井澤徹)
今村絵里加 – 岡崎紗絵
淵上多聞 – 本郷奏多(高校時代:島田裕仁)
冨田栞 – 成海璃子
郷雄馬 – 前田公輝(高校時代:岡島遼太郎)
近藤奈美 – 深川麻衣
稲葉愛 – 佐々木希(高校時代:中島真白)
■周辺人物
矢部美栄 – 優希美青
今村澄枝 – 山下容莉枝
今村邦治 – 小田桐一
絵利加の兄 – 池田努
久米和義 – 伊藤正之
近藤京子 – 岡まゆみ
近藤光男 – 中脇樹人
郷元子 – 丘みつ子
淵上由佳 – 橘ゆかり
淵上梢 – 深尾あむ
アイのない恋人たち スタッフ
音楽 – 平沢敦士
主題歌 – THE BEAT GARDEN「present」
プロデューサー – 山崎宏太、稲葉有也(ホリプロ)
プロデュース – 井上竜太(ホリプロ)
企画・プロデュース – 清水一幸
演出 – 綾部真弥、吉川鮎太
制作協力 – ホリプロ
制作著作 – 朝日放送テレビ
『アイのない恋人たち』は、現代の「愛」のあり方について考えさせられる、示唆に富んだヒューマンドラマです。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。