しあわせは食べて寝て待て 感想
膠原病で時短勤務でしか働けない38歳の女性が薬膳に目覚める話。
隣人の宮沢氷魚(最近観ない黒島結菜の事実婚相手だということを今知った)の在り方も含めて、原作に忠実すぎる。
つまり、桜井ユキを楽しむ以外に見どころがないのだが……。
しあわせは食べて寝て待て あらすじ
週4のパートで質素に暮らす38歳独身・麦巻さとこ(桜井ユキ)の生活は、「一生付き合わなくてはならない」病気にかかったことから一変。会社を辞め、新しい住まい探しを余儀なくされる。見つけたのは築45年の団地。隣に住む大家の美山鈴(加賀まりこ)と、訳あり“料理番”の司(宮沢氷魚)を通じて、食事で体調を整える薬膳と出会う―。
やがて、自分なりの楽しみ方を見つけ、“できない自分”を受け入れていくさとこ。そこから見えてきた、新たな人生の選択肢。団地で暮らす人々は年齢も事情もそれぞれで個性豊かで、時に彼女の生活に介入してくる。地味だけど体においしそうな薬膳料理と、たおやかな団地や職場の人間関係を通して心身を徐々に取り戻し、身近にあった自分次第のしあわせに気づいていく。
しあわせは食べて寝て待てを観るには?
しあわせは食べて寝て待てをNHKオンデマンドで観る
しあわせは食べて寝て待て 巷の感想
穏やかな展開、料理シーンが魅力のドラマだが、展開のスローペースや桜井ユキの行動に対する賛否も見られる。
好意的な感想
- 今クールの my best になりそうな予感
- 桜井ユキは地味でナチュラルな役柄ながら繊細な演技。内面の葛藤や静かな強さを丁寧に表現している
- 料理がフードスタイリストの飯島奈美担当で間違いがない
批判的な意見
- 淡々と進む日記のようなドラマで、面白いかと言われればそれほどでもない。眠たくなる
- 内容は良いが桜井ユキのオーバーな食べ方が気になる
- 薬膳は体にいいと聞くが、医師の受診を続けた方がいい
薬膳に対する関心の高まり
公式サイトには薬膳の専門家による解説が掲載されており、ドラマで紹介された食材や料理が中医学の理論に基づいていることが紹介されている。例えば、大根や生姜は風邪予防に、山芋やレンコンは秋の乾燥対策に効果的とされている。
これを受けて、視聴者の間では、ドラマに登場する薬膳料理が話題となり、SNS上で「癒しのごはん」として注目を集めている。例えば、お粥やスープ、なつめ茶などが「心と体に優しい」と評判だ。
ドラマの影響で、薬膳に関する書籍やレシピ本への関心も高まっており、公式レシピブックの発売を望む声もある。
というわけで、本作は薬膳を身近な存在として再認識させ、生活に取り入れるきっかけを作っている。
しあわせは食べて寝て待て キャスト・スタッフ
キャスト
美山鈴 – 加賀まりこ
羽白司 – 宮沢氷魚
唐圭一郎 – 福士誠治
青葉乙女 – 田畑智子
マシコヒロキ – 中山雄斗
巴沢千春 – 奥山葵
美山鈴 – 北乃きい
スタッフ
しあわせは食べて寝て待て 原作(水凪トリ)
持ち込み後、即連載が決定した「しあわせは食べて寝て待て」。免疫系の病気を持っている麦巻さとこ。週4回のパート暮らし。お医者さんから「婚活でも」と勧められたけれど、さとこが決めたのは家賃の安い団地への引っ越し!面倒見の良すぎる大家・鈴さんとその息子・司との交流や、団地ののどかな時間に心身ともに癒やされて…。