坪井敏雄

「ライオンの隠れ家」の感想と評価・独自の考察を交え、キャストや配信情報を徹底レビュー。

「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」の感想と評価・独自の考察を交え、キャストや配信情報を徹底レビュー。

眉をひそめっぱなしの松雪泰子が抱えるヒロインの闇が深く、繰り返し使われている、中央線車輌の光に照らされながら暗い線路横を歩くカットが良い。

堤真一の絶妙なフォローによるところが大きいと見たが、初めて見る毎田暖乃という子役の達者さに驚かされた。

多部未華子は一貫して優秀な女性の役を演じる。言い換えれば、真面目で融通がきかないということなのだが、このパターンもやや食傷気味である。