やまとなでしこ

松嶋菜々子(やまとなでしこ)
松嶋菜々子(やまとなでしこ)

2000年10月9日~12月18日の毎週月曜日21:00-21:54にフジテレビ系「月9」枠で放送。主演は松嶋菜々子。全11回で平均視聴率26.4%、最高視聴率は34.2%。コメディドラマとしては1977年9月26日以降では史上2番目、2000年以降のフジテレビ恋愛ドラマ歴代1位の世帯視聴率。
2020年4月クールの月9ドラマ『SUITS/スーツ2』が新型コロナウイルス感染拡大の影響で第3話以降の放送を延期するに至り、月9枠において、同年7月6日と7月13日の2週にわたって、『やまとなでしこ 20周年特別編』として放送された。

やまとなでしこのあらすじ

客室乗務員として働く神野桜子(演:松嶋菜々子)は、気配り上手で類まれな美貌を持つが、貧しい漁師の家に生まれた過去から、玉の輿に乗るべく、合コンに情熱を燃やしていた。大病院の御曹司を射止めてもなお、桜子は更なる標的を狙っていた。そんななか参加した医者との合コンの席で、自称・外科医の中原欧介(演:堤真一)と出会う。しかし、本当の彼の姿は小さな魚屋を営み、過去の経験から恋愛に臆病な男性だった。心よりもお金が大事だと公言する一方で、亡き母が教えてくれた『お金では買えない、たった1つのもの』が頭を離れない桜子が、本当の恋を見つけるまでを描く物語である。

やまとなでしこ(20周年特別編)の感想

いずれ忘れてしまうだろうから書いておくが、コロナ下の7月にドラマの再放送ブームというものがあり、本作もまた押尾学事件による再放送の封印が解かれた(何が起こるかわからないものである)。その録画を今日ようやく見たわけだが、総集編なので、細部の辻褄など合わないものの、ちょうど良い見応えだった。

初放映は2001年の月9で、当時はドラマなど見なかったので世間の盛り上がりには疎いのだが、最終回(とおぼしき部分はつまらない)の視聴率はなんと34.2%を記録したという。松嶋菜々子はすでにブレイクしていたが、初のオリジナル脚本を書いた中園ミホは、その後の足がかりをつかんだと思われる。

極端な性格のキャラクターをヒロインに据える常道的スクリューボールコメディだが、まさに完璧にまぶしく輝く松嶋がそれを演じたことが企画の勝因だったことがわかる。

矢田亜希子(いつもと同じようなポジションを演じる)と押尾のナレソメは2005年の「夢で逢いましょう」ということになっているが、本作ではないのか。

やまとなでしこのキャスト

神野 桜子 – 松嶋菜々子
中原 欧介 – 堤真一
塩田 若葉 – 矢田亜希子
粕屋 紳一郎 – 筧利夫
奥山 なみ – 須藤理彩
花房 礼二 – 押尾学
岩村 実 – 相島一之
武藤 操 – 今井陽子
梨本 安武 – 林光樹
高石 舞 – 板倉香
蝶野 唯 – 望月さや
三沢 綾 – 新穂尚子
立川 恵 – 加賀野泉
佐久間 真理子 – 森口瑤子
東十条 司 – 東幹久
佐久間 為久 – 西村雅彦

やまとなでしこのスタッフ

脚本 – 中園ミホ相沢友子
企画 – 石原隆(フジテレビ)
音楽 – 住友紀人
主題歌 – MISIA『Everything』
プロデュース – 岩田祐二(共同テレビ)
演出 – 若松節朗平野眞
編成 – 長部聡介(フジテレビ)
広報 – 大貫伊都子(フジテレビ)
制作主任 – 竹井政章、倉又由一、篠原真貴
演出補 – 森永恭朗(共同テレビ)、村谷嘉則(共同テレビ)、保坂克巳、佐藤さやか
進行 – 新井聡
記録 – 寺田まり(1,2,5,7,9,11話)、河野ひでみ(3,4,6,8,10話)
プロデュース補 – 加藤早苗
制作 – フジテレビ、共同テレビ
制作・著作 – フジテレビ

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やまとなでしこを観た人の感想

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