Resurgence」。1996年の『インデペンデンス・デイ』の続編。監督は前作と同じローランド・エメリッヒが担当し、ビル・プルマン、ジャド・ハーシュ、ジェフ・ゴールドブラムなど、前作に出演した俳優陣の多くが出演するが、前作の主人公ヒラー大尉(演:ウィル・スミス)は、戦闘機のテスト飛行中に事故死したという設定で、本作には登場しない。
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インデペンデンス・デイ:リサージェンスの感想
前作から20年後の世界を描いており、エイリアンの残骸によって飛躍的に科学を進歩させた人類が、イスカンダル的な第3勢力の支援によってさらなる進歩を約束されて、エイリアンをめぐる紛争の先鋒に立つことを決意するところで映画は終わる。
これが2016年アメリカの気分だったのだろう。
敵母船内、月面、ワシントン、エリア51、地球のコア?と現場が分散していてややこしいのと、ウィル・スミスがいないのでキャストが締まらず見分けにくいのだが、それでも大体わかるようになっている。
シャルロット・ゲンズブールが出ていることに今、気がついた。
エメリッヒは失敗作だったことを認めている。
インデペンデンス・デイ:リサージェンス 見どころ
- 圧倒的なスケールと最新VFXによる「破壊の美学」
ローランド・エメリッヒには「破壊王」の異名があるが、前作を遥かにしのぐ規模の超巨大な宇宙船が、主要都市を根こそぎ破壊していく様は圧巻。20年の時を経て進化したCG技術によってビルやランドマークが崩壊する圧倒的なスペクタクルが描かれる。 - 新旧キャストによる「二世代共闘」
前作の英雄、ジェフ・ゴールドブラム(デヴィッド・レヴィンソン)、ビル・プルマン(ホイットモア元大統領)といった主要キャストが続投し、再び人類を導く。若き新世代のパイロットたち(リアム・ヘムズワース、ジェシー・T・アッシャーなど)が加わり、新旧が協力してエイリアンに立ち向かう「二世代共闘」。 - エイリアンの進化と新たな脅威
20年ぶりに襲来したエイリアンは前作よりさらに巨大化し、重力を操るなど、新たなテクノロジーと恐るべき能力を携えている。人類が築き上げた防衛システムをやすやすと突破する絶望感、それを乗り越えようとする人類の奮闘がカタルシス。 - 宇宙における人類の「独立」
前作でエイリアンを撃退した人類は、その技術を取り入れて発展を遂げ、宇宙空間での防衛体制も強化している。地球防衛の最前線となる月面基地の描写、エイリアンの技術を取り込んだ航空機など、SF的な世界観がスケールアップしている。 - グローバルな連携と人類の多様性
共通の敵を前にアメリカだけでなく、中国やアフリカなど世界各国の人々が協力し、多様な文化や軍事力が結集して戦う国際的な視点。
インデペンデンス・デイ:リサージェンス あらすじ
エイリアンの地球侵略を撃退し、人類が宇宙における独立を宣言してから20年後。人類はエイリアンが遺したテクノロジーを解析し、独自の防衛システムを構築するなど、来るべき再度の襲撃に備えていた。世界各国は手を取り合い、月面には防衛基地も建設され、地球はかつてないほどの結束を誇る。しかし、人類の想像をはるかに超える巨大さと進化を遂げたエイリアンが、再び地球に襲来します。前作のマザーシップを遥かに凌ぐ超巨大な宇宙船が現れ、重力操作などの新たなテクノロジーで、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ドバイといった世界の主要都市をなすすべなく壊滅させていく。
人類は再び絶体絶命の危機に直面しますが、前作の英雄たち(デヴィッド・レヴィンソン博士:ジェフ・ゴールドブラム、ホイットモア元大統領:ビル・プルマン)に加え、新たな世代のパイロットたち(ジェイク・モリソン:リアム・ヘムズワース、ディラン・ヒラー:ジェシー・T・アッシャーなど)が、力を合わせてエイリアンとの最終決戦に挑む。
インデペンデンス・デイ:リサージェンスを観るには?
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス キャスト
デイヴィッド・レヴィンソンESD部長 – ジェフ・ゴールドブラム
ディラン・ヒラー大尉 – ジェシー・アッシャー
トーマス・J・ホイットモア元合衆国大統領 – ビル・プルマン
パトリシア・ホイットモア – マイカ・モンロー
ランフォード合衆国大統領 – セーラ・ウォード
ジョシュア・T・アダムズ将軍(大統領) – ウィリアム・フィクナー
ジュリアス・レヴィンソン – ジャド・ハーシュ
ブラキッシュ・オーキン博士 – ブレント・スパイナー
タナー国防長官 – パトリック・セント・エスプリト
ジャスミン・ヒラー – ヴィヴィカ・A・フォックス
レイン・ラオ大尉 – アンジェラベイビー
キャサリン・マルソー – シャルロット・ゲンズブール
ディケンベ・ウンブトゥ – デオビア・オパレイ
フロイド・ローゼンバーグ – ニコラス・ライト
チャーリー・ミラー中尉 – トラヴィス・トープ
ジャン司令官 – チン・ハン
トラヴィス護衛官 – ベンガ・アキナベ
グレイ将軍 – ロバート・ロッジア
アイザックス博士 – ジョン・ストーレー
サム – ジョーイ・キング
球体の声 – ジェナ・パーディ
デイヴィッドのアシスタント – ライアン・カートライト
インデペンデンス・デイ:リサージェンス スタッフ
『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は、純粋なSFアクション大作として、ド迫力の映像体験を求める方には楽しめる映画です。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。