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アンナチュラル

石原さとみ(アンナチュラル) ドラマ
石原さとみ(アンナチュラル)
『アンナチュラル』(UNNATURAL)は、2018年1月12日から3月16日までTBSテレビ系「金曜ドラマ」で放送されたテレビドラマである。主演は石原さとみ[1]。脚本は野木亜紀子によるオリジナル作品。2020年の刑事ドラマ『MIU404』は同じスタッフで作品世界の設定がつながっており、本作品登場人物がゲスト出演。2024年公開の映画『ラストマイル』は、これらのドラマとのシェアード・ユニバース作品で、UDIラボのメンバーたちを含む主要キャストが出演した。

アンナチュラルの感想

初話を観て感動したのは、まるでドラマというもののお手本のようによくできている脚本(野木亜希子、)が気持ちがいい、ということだった。
石原さとみ市川実日子は「シンゴジラ」に出たばかりだったのだが、このコンビがすごく楽しい。

最終回まで観て、これは今季の大当たりドラマだったので、大いに賞賛したい。
長い間、原作物で力を蓄え続けてきた野木亜紀子が(逃げ恥だって原作物なのだ)、いかにドラマというジャンルを愛しているのかよくわかり、こちらも毎週見るのが楽しみになった。

一方で、湊かなえ物で鍛えた塚原あゆ子の余韻を活かした演出との相性も良かった。

この二人は「重版出来」コンビでもあり、石原さとみ・市川実日子と合わせ、2組のコンビがこのドラマの成功要因だったと言える。

とはいえ、6・7話あたりは中だるみしたし、最終話に3話(2話半)かけたり、ロケもしていないアメリカのシーンが挟まったりしたのも少々しらけはした。再見に値する冒頭4話ほどのクオリティを保ってほしかった。

(追記)
いまだにparaviをやめられないので(毎月もらうチケットで「アカギ〜鷲巣麻雀完結編〜」を1話ずつ見ているから)、「アンナチュラル 」の出来が良かった回を見直した。

アンナチュラルより


写真の3人がラインのフルフルをしている場面は名シーンと言っていい。
そして1話の完成度の高さにはやはり感心する。

アンナチュラル あらすじ

「不自然死究明研究所」(UDIラボ)を舞台に、日本の低い解剖率問題に取り組む物語。法医解剖医の三澄ミコトを中心に、ベテラン医師・中堂系、技師の東海林夕子、記録員の久部六郎、所長の神倉保夫らが様々な死の謎を解明していく。一家心中の生存者であるミコトの過去や、中堂の恋人・糀谷夕希子の殺害事件が連続殺人である可能性も浮上。証拠不在で罪を逃れようとする26人の女性を殺した犯人に、UDIラボのメンバーは組織存続を賭けて挑み、勝利する。

アンナチュラルを観るには?

アンナチュラル キャスト

三澄ミコト(UDIラボの法医解剖医) – 石原さとみ
中堂系(UDIラボの法医解剖医) – 井浦新
久部六郎(医大生) – 窪田正孝
東海林夕子(臨床検査技師) – 市川実日子
坂本誠(検査技師) – 飯尾和樹
神倉保夫(所長) – 松重豊
木林南雲(フォレスト葬儀社) – 竜星涼
末次康介(週刊ジャーナル編集者) – 池田鉄洋
三澄夏代(ミコトの養母・弁護士) – 薬師丸ひろ子
三澄秋彦(ミコトの義弟・予備校講師) – 小笠原海
宍戸理一(フリー記者) – 北村有起哉
毛利忠治(西武蔵野署刑事) – 大倉孝二
向島進(毛利の相棒) – 吉田ウーロン太
門松(週刊ジャーナル記者) – 今井隆文
糀谷夕希子(絵本作家) – 橋本真実

アンナチュラル スタッフ

脚本 – 野木亜紀子
音楽 – 得田真裕
主題歌 – 米津玄師「Lemon」(ソニー・ミュージックレコーズ)
法医学監修 – 上村公一、鵜沼香奈(東京医科歯科大学)
警察監修 – 石坂隆昌
感染医学監修 – 髙山陽子(北里大学)
科学監修 – 岩尾徹(東京都市大学)
科学捜査監修・火災取材協力 – 山崎昭(法科学鑑定研究所)
暗号通貨監修 – 株の学校ドットコム
殺陣指導 – 剣武会
法歯学監修 – 櫻田宏一(東京医科歯科大学)
医療監修 – 原義明(日本医科大学)
消防監修 – 永山政広
法律監修 – 國松崇
取材協力 – 北里大学医学部、海外医療情報センター
プロデュース – 新井順子(ドリマックス)、植田博樹(TBS)
演出 – 塚原あゆ子(ドリマックス)、竹村謙太郎(ドリマックス)、村尾嘉昭(ドリマックス)
製作 – ドリマックス、 TBS
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