勝手にふるえてろは、2017年(平成29年)12月23日公開。監督・脚本は大九明子。主演は松岡茉優。第30回東京国際映画祭コンペティション部門「観客賞」受賞作品。2018年(平成30年)3月、メインの公開劇場である「新宿シネマカリテ」の興行収入が『グランド・ブダペスト・ホテル』を抜き、同館の歴代興行収入1位となった。
勝手にふるえてろの感想
先日、「私をくいとめて」を見たので、長年いつ見ようと思っていた本作を鑑賞。
あらためて両作のヒロインは似ている。本作のヨシカは24歳、「勝手に」のみつ子は32歳(松岡茉優とのんは2歳しか違わないのだが)。共通しているのは妄想癖である(ハンバーガーショップの趣里も前野朋哉の駅員も古舘寛治の釣りおじさんも妄想)。
北村匠海
石橋杏奈
それにしても、松岡が勤める花火会社は女子社員だけに(?)幼稚園のようなお昼寝時間があるという大工明子の独自設定だったのだが(そんなの原作にない)、これはちょっと忘れがたい奇妙な効果を生んでいて、面白かった。
勝手にふるえてろのあらすじ
24年間恋愛経験ゼロのヨシカは、中学時代の片思い相手・イチとの「脳内恋愛」を楽しんでいる。同期の二から告白され、イチへの思いと二との間で心が揺れる。小火騒ぎをきっかけに、イチと実際に会うべきだと思い、同窓会を計画。偽アカウントで招集し、イチと再会する。新年会でイチと盛り上がり、好意を確信するが、イチはヨシカの名前を覚えていなかった。ヨシカの妄想が明らかになり、処女であることが社内に広まり、自暴自棄になったヨシカは妊娠を偽り退職。二はヨシカに想いをぶつけ、キスをする直前、ヨシカは「勝手にふるえてろ」とつぶやく。
勝手にふるえてろを観るには?
勝手にふるえてろ キャスト
江藤 良香(ヨシカ) – 松岡茉優
イチ(一宮) – 北村匠海
ニ(霧島) – 渡辺大知
月島 来留美 – 石橋杏奈
釣りおじさん – 古舘寛治
オカリナ – 片桐はいり
金髪店員 – 趣里
駅員 – 前野朋哉
整体師 – 池田鉄洋
編み物おばさん(ヨシカの会社で清掃の仕事をしている) – 稲川実代子
コンビニ店員 – 栁俊太郎
居酒屋店員 – 山野海
同級生 薫 – 梶原ひかり
同級生 愛 – 金井美樹
同級生 木村 – 小林龍二
同級生 安倍 – 増田朋弥
緑川先生 – 後藤ユウミ
和菓子屋店員 – 原扶貴子
経理課長 – 仲田育史
営業一課 高杉 – 松島庄汰
イチ(一宮) – 北村匠海
ニ(霧島) – 渡辺大知
月島 来留美 – 石橋杏奈
釣りおじさん – 古舘寛治
オカリナ – 片桐はいり
金髪店員 – 趣里
駅員 – 前野朋哉
整体師 – 池田鉄洋
編み物おばさん(ヨシカの会社で清掃の仕事をしている) – 稲川実代子
コンビニ店員 – 栁俊太郎
居酒屋店員 – 山野海
同級生 薫 – 梶原ひかり
同級生 愛 – 金井美樹
同級生 木村 – 小林龍二
同級生 安倍 – 増田朋弥
緑川先生 – 後藤ユウミ
和菓子屋店員 – 原扶貴子
経理課長 – 仲田育史
営業一課 高杉 – 松島庄汰
勝手にふるえてろ スタッフ
監督・脚本 – 大九明子
原作 – 綿矢りさ『勝手にふるえてろ』
エグゼクティブプロデューサー – 福嶋更一郎、津嶋敬介
チーフプロデューサー – 新村裕、鈴木俊明
企画・プロデュース – 白石裕菜
プロデューサー – 服部保彦、楠千恵子
製作 – 横井正彦、堀義貴、水野道訓、小西啓介、歴東皓、宮崎伸夫、本丸勝也
撮影 – 中村夏葉
照明 – 疋田淳
録音 – 小宮元
美術 – 秋元博
装飾 – 佐藤和典
衣装 – 宮本茉莉
ヘアメイク – 加藤まり子
編集 – 米田博之
音楽 – 高野正樹
音響効果 – 渋谷圭介
主題歌 – 黒猫チェルシー「ベイビーユー」
助監督 – 成瀬朋一
制作担当 – 前場恭平
脚本協力 – 樋口七海
企画協力 – 文藝春秋
配給・宣伝 – ファントム・フィルム
制作プロダクション – ホリプロ
製作 – 映画「勝手にふるえてろ」製作委員会(メ〜テレ、ホリプロ、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ファントム・フィルム、Easy Japan、朝日新聞、ヒョウゴベンダ)
原作 – 綿矢りさ『勝手にふるえてろ』
エグゼクティブプロデューサー – 福嶋更一郎、津嶋敬介
チーフプロデューサー – 新村裕、鈴木俊明
企画・プロデュース – 白石裕菜
プロデューサー – 服部保彦、楠千恵子
製作 – 横井正彦、堀義貴、水野道訓、小西啓介、歴東皓、宮崎伸夫、本丸勝也
撮影 – 中村夏葉
照明 – 疋田淳
録音 – 小宮元
美術 – 秋元博
装飾 – 佐藤和典
衣装 – 宮本茉莉
ヘアメイク – 加藤まり子
編集 – 米田博之
音楽 – 高野正樹
音響効果 – 渋谷圭介
主題歌 – 黒猫チェルシー「ベイビーユー」
助監督 – 成瀬朋一
制作担当 – 前場恭平
脚本協力 – 樋口七海
企画協力 – 文藝春秋
配給・宣伝 – ファントム・フィルム
制作プロダクション – ホリプロ
製作 – 映画「勝手にふるえてろ」製作委員会(メ〜テレ、ホリプロ、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ファントム・フィルム、Easy Japan、朝日新聞、ヒョウゴベンダ)
勝手にふるえてろの原作(綿矢りさ)
恋愛しないとだめですか?賞味期限切れの片思いと好きでもない現実の彼氏。どっちも欲しい、どっちも欲しくない。迷いながら、ぶつかりながら、不器用に進んでいく。片思い以外経験ナシの26歳女子が、時に悩み時に暴走しつつ「現実の扉を開けてゆくキュートで奇妙な恋愛小説。
江藤良香、26歳、OL。中学時代の同級生への片思い以外恋愛経験ナシ。おたく期が長かったせいで現実世界にうまく順応できない不器用な彼女だったが、熱烈に愛してくる彼が出現! 理想と現実、ふたつの恋のはざまで右往左往、揺れ動くヨシカ。時に悩み、時に暴走しながらやがて現実の扉を開けてゆく。遅咲きの主人公はコミカルながら切なく、そして愛おしい。妄想力爆発のキュートな恋愛小説が待望の文庫化。