俺たちの旅の感想
第4話から視聴開始
再放送を知ったのが今週からだったので、途中からだけれども。
時間つぶしに1回だけ見てみるというつもりだったのだが、なかなかどうして、昔のドラマは見ごたえがあるなあ。
今のドラマよりもおそらく早撮りしているのではないかと思うが、なんだかパワーが違うのである。

なつかしい石橋正次。。。

この左後ろに映っているのはなんと佐藤浩市!

このころよく見た「キャシー」

これは津島恵子ね

穂積隆信も若いww
郷愁を誘う70年代の風景の中で、俳優の力に任せた演技をそのまま撮っているのがいい。
ラスト近くの俯瞰(隣のビルから見下ろして撮った長回し)が生きるのも、俳優の自由な演技に任せる演出あってこそだよね。
75年のドラマで、当時わたしは中学生である。
前年に「われら青春!」の主役でデビューした中村雅俊だったが、この年の前半は「俺たちの勲章」で、後半は「旅」で76年まで続いた。そのあと、「俺たちの祭り」というのがあったらしいが、見ていない。
タイトルバックで歌舞伎町の噴水をジャブジャブ歩くシーンがすごく印象的だった。
舞台は、新宿も出てくるが、吉祥寺や井の頭公園など。中央線文化ではなく、どちらかというと井の頭線文化なのであった。


これはカースケとオメダの大学
今回まず見なおして驚いたのは、中村雅俊のガールフレンド役、金沢碧の美しさである。

3人(カースケ、オメダ、グズ六)が住むアパートの大家さんの娘、上村香子もキレイ。

グズ六の同僚の女の子役、丘淑美も可愛い。

このほか、このドラマには岡田奈々とか浅野真弓、檀ふみ、桃井かおり等が続々登場する、
なんだか女優がいやに充実しているドラマなのだった。
カースケ(中村雅俊)は「勲章」で共演した五十嵐淳子と、オメダ(田中健)は古手川祐子と、グズ六(秋野太作、この頃は「津坂まさあき」名)は太地喜和子と結婚した、というのもすごい(リアルの話である。中村雅俊以外は離婚)。
第5話
金沢碧のお母さんは小林千登勢。わ、若い。。。

金沢碧、前回の話で中村雅俊に親にも叩かれたことのない頬を打たれてショックを受け、自信を失い、打たれたことがうれしかったと田中健に告白する。
そして田中健に、キスしてもいいわよと言う。
裕福な家の娘だから、結局、自分の思い通りにならないことにすねているに過ぎない。走って逃げてしまい、今度は田中健が失恋したと落ち込む。それを焼鳥屋で慰める秋野太作(このへん、いかにも斉藤光正らしい画面のつくりである)。
秋野に促された中村雅俊は、志望していたNBS(ラジオ局)の就職試験の日に、旅行に発とうとしている金沢を止めに行く。
登場人物はモラトリアムの中にあり、実際に、秋野太作の部屋に転がり込んだ中村雅俊と田中健は、早く出ていってくれと大家の娘・上村香子から言い渡されている。焦らされる時間の中でもがいている青春の一コマが、いちいち痛い。
今にしてみればどうでも良い話ではあるのだが、これを見ていた中学生の頃には、胸苦しくてあまり好きなドラマではなかった。
第6話
しばらく見てなくて溜めこんでしまった。
今のドラマを見ているとオーソドックスでベタだが、そのぶん描写はやはり丁寧である。
女なんてものは夜這いで手篭めにすればイチコロ、ニコロ…と請け合うのが
中村雅俊というのが、のちの中村のキャラクターとだいぶ違うのだが、
このドラマではこの男がいちばん世間を知っているということになっていて、
でも実は、全部口からでまかせであるというところが、面白さになっている。

今回は岡田奈々が登場、かわいい…
と思っていたら、現在の岡田奈々というのもまったく変わりない美女なのだった。
この人は、ぐぐってみると父親が新興宗教の教祖らしいのだが、今も独身というのは、そーゆーことと関係があるのか。

金沢碧も相変わらずお美しい。
第7話
ちり紙交換! 現在では、古紙価格が下落し、あまり見られなくなった職業である。
平日の住宅街で、「まいどおなじみ、ちり紙交換でございます。古新聞、古雑誌、ぼろ切れ、ダンボールなどがございましたら…」という録音テープを流しながら徐行運転していた軽トラが懐かしい。
そんな底辺ぽい仕事をしているカースケとオメダに、ラジオ局に就職が決まっている金沢碧がプレシャーをかける。
カースケとオメダが回収した雑誌には銀行の封筒に入った50万円が挟まっていたのだが、すぐに気がつくはずじゃないのかなあ、という気もする。
この50万円のうち、22万円という半端な金をとったテツオを演じている男優は不明。
全部とれば事件は起きなかったのだ。
秋野太作はなぜかモテていて、いつのまにかカノジョということになっている上村香子と心配した同僚の関谷ますみがいろは食堂で鉢合わせして、なおかつ食堂の看板娘・水沢有美も入って三つ巴になったりする。
グズ六自身は仕事で悩んでいるのでそれどころじゃないのだが、英会話教材の販売というのは今でもあるのかしらん。。。
たちばな荘で生活を再スタート、といっても秋野太作は竹内家の下宿にいるはずである。それなのに狭い6帖間に三人で寝起きしていることの意味は、今となってはよくわからない。日曜はいいなあ、と何をしているわけでもないのに背を伸ばすのだが、秋野太作以外はいったい毎日何をしているのだろうか。
たちばな荘には名古屋章の一人娘・水沢有美がいるのだが、どうやら秋野太作が気に入られているという話になり、嘘だろうというので吉祥寺で三人がナンパをしたりする。
その話が続くのかと思うとそうではなくて、たちばな荘で大騒ぎをしているところに、静かにしろと怒鳴りこんでくるのが森川正太である。
森川正太という名前を思い出せなかったのだが、青春ものによく出ていたし、太陽にほえろ!なんかにも出ていたなあ。
森川は東大を目指して3年目の浪人生なのだが、マンガなどによく出てくるそういう下宿生というのは、70年代には本当にいた。
