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ジョフウ 〜女性に××××って必要ですか?〜

山崎紘菜(ジョフウ 〜女性に××××って必要ですか?〜) ドラマ
山崎紘菜(ジョフウ 〜女性に××××って必要ですか?〜)
ヤチナツのWeb漫画『真・女性に風俗って必要ですか?〜女性用風俗店の裏方やったら人生いろいろ変わった件〜』(「くらげバンチ」連載2023年11月24日~)を原作として、2025年4月より、テレビ東京系「ドラマチューズ!」枠にて『ジョフウ 〜女性に××××って必要ですか?〜』のタイトルでテレビドラマ化。

ドラマ ジョフウ 〜女性に××××って必要ですか?〜

(ジョフウ 〜女性に××××って必要ですか?〜感想)

ヒロインだったのに北乃きいに食われっぱなしだった「汝の名」(2022)以来、あまり良い役にありついていない山崎紘菜、汚れ役に挑戦かと思いきやただの内勤で、モデル8人を同僚とするお仕事ドラマだった。誰が求めてるねん。
というのは原作も同じで、まるでエロくないという意外なドラマだった。同じ風俗業をモチーフにした「フルーツ宅配便」のような哀愁もないのである。

ドラマ化もされた「燕は戻ってこない」にも“女風”が登場して、あちらは完全本番ありなのだが、あくまで本番なしの本作をよく読めば、本番を必要としない世界が開けるだろうか。

ジョフウ 〜女性に××××って必要ですか?〜 巷の感想

好意的な感想

  • タイトルのわりに、エロ少なめで清潔感ある画力で爽やか
  • 主人公がクセのないキャラで見やすい
  • 会話が心地いい

批判的な意見

  • もう少し女性用風俗にまつわる人々を描いた凝ったストーリーかと思ったが、毎週イケメンが数名出てきて裸を披露しながら、ドタバタと話が展開するだけの浅いものだった
  • どうしたものか・・・1人も好みが出てこない
  • 間にちょくちょく内勤側のノリが挟まれると少し没入してた気持ちが冷める
  • ジョフウ 〜女性に××××って必要ですか?〜 あらすじ

    ひょんなことから、“パラディーソ”という女性用風俗店、通称・女風(ジョフウ)の内勤として働く事になるアカリ(山崎紘菜)。はじめは風俗業界に対し抵抗があったが、女風を利用する女性たちの様々な悩みに触れ、個性豊かなセラピストたちと、1人でも多くの女性の要望にこたえるために奮闘していく。

    ジョフウ 〜女性に××××って必要ですか?〜はどれぐらい実際のジョフウを再現しているのか

    ドラマは女性用風俗業界の一端を垣間見せる作品として、一定のリアリティを備えているものの、実際の業界とは異なるフィクション要素も多く含まれており、エンターテインメントとしての側面が強調されている。

    実際のジョフウ業界の特徴

    サービスの内容と目的

    実際の女性用風俗では、性的サービスだけでなく、リラクゼーションや心の癒しを提供することが重視されている。セラピストは、女性客のメンタルケアや自己肯定感の向上をサポートする役割も担っており、単なる肉体的なサービス以上の価値が求められる。

    セラピストの教育と研修

    セラピストは、マナーや技術に関する厳しい研修を受けることが一般的です。顧客のプライバシーを守り、安心してサービスを受けてもらうための配慮が徹底されている。

    顧客との関係性

    実際の業界では、セラピストと顧客の関係はビジネスライクであり、一定の距離感が保たれている。過度な個人的関係や感情的な関わりは避けられる傾向にある。

    ドラマと現実の違い

    店舗の雰囲気と人間関係

    ドラマでは、店舗「パラディーソ」が家族のような温かい雰囲気で描かれ、スタッフ同士の交流が多く見られるが、実際の業界では、当然ながら業務上の関係が中心であり、プライベートな交流は限定的である。

    顧客との深い関わり

    ドラマでは、セラピストが顧客の個人的な悩みに深く関与し、感情的なサポートを行うシーンが描かれているが、実際の業界では、顧客との関係はあくまでサービス提供者と利用者の関係に留まり、過度な感情的関与は避けられる。

    業界の描写と演出

    ドラマは、業界のダークな側面をあまり強調せず、明るくコミカルな演出がされている。実際の業界では、法的な問題や社会的な偏見など、複雑な課題が存在しますが、ドラマではそうした側面は無視されている。

    では現実のジョフウではどういうサービスを提供しているのか

    女性用風俗、通称「ジョフウ(女風)」では、女性に性的・非性的両面のサービスを提供しているが、あくまで「女性が安心して自分の快楽や癒しに向き合える空間」を重視している点で、他の風俗業態と異なる。
    法的には「本番行為禁止」が前提(風営法違反にならないために重要)。多くのセラピストは個人事業主契約で、指名制・予約制で動いている。SNSやLINEでの「事前ヒアリング」や「同意確認」が重視されており、トラブルを防ぐ工夫がされている。

    1. 性感マッサージ(性的サービス)※合法範囲内で
      リンパマッサージやオイルマッサージを行いつつ、性感帯への刺激を段階的に与えるサービス。基本的に本番行為(挿入)は違法のため行われませんが、店舗によっては黙認・グレーな運用もあるのが実情。クライアントの要望とコンディションに合わせて、接触の程度を調整する。
    2. 会話・傾聴・精神的ケア
      多くの利用者は「話を聞いてほしい」「肯定されたい」という願望を持っている。セラピストはホスピタリティや共感力に長け、恋人や親しい友人のように接する。
    3. 添い寝・ハグ・手つなぎなどのスキンシップ
      性的行為ではなく、「ぬくもり」や「心の安心感」を得るためのサービスも人気。寂しさや孤独感を癒やす目的で利用する女性も多く、いわゆる「性的ではない親密さ」が求められることもある。
    4. デートコース(外出サービス)
      カフェ、映画、ホテルに行くなど、恋人同士のような時間を過ごすコースも存在する。通常はセラピストの身分保護のため、同伴ルールや時間・場所の制限が設けられている。
    5. ヒーリング系のマッサージやリラクゼーション
      タイ古式や整体風のマッサージ、アロマオイル使用なども組み込まれており、リラックス重視のコースも用意されている。

    利用者層とニーズ

    利用者層 主なニーズ
    20〜50代女性(未婚・既婚問わず) 性的な満足、癒し、会話、恋人気分
    セクシャルマイノリティ女性 自己肯定感の回復、安心できるタッチ
    性経験に不安のある若年女性 経験前の不安解消、性教育的な目的

    ジョフウ 〜女性に××××って必要ですか?〜 キャスト

    ■主要人物
    藤崎アカリ – 山崎紘菜
    ■周辺人物
    サツキ(親友) – 柳ゆり菜
    ヒロキ(彼氏) – 井上雄太
    ■パラディーソ
    ミホ(アカリの先輩) – 久住小春
    リオ(No.1セラピスト。) – 別府由来
    ユタカ(セラピスト) – 白戸達也
    リリー(セラピスト) – 世古口凌
    レン(セラピスト) – 笠谷朗
    マルニ(セラピスト) – 松本大輝
    タロ(新人セラピスト) – 藤林泰也
    コスモ(セラピスト) – 渋江譲二
    ゴコウ(講師兼セラピスト) – 橋本淳
    柳楽(店長) – 山崎樹範
    深⽥翔⼦(指導係) – 遊井亮子

    ジョフウ 〜女性に××××って必要ですか?〜 スタッフ

    原作 – ヤチナツ『真・女性に風俗って必要ですか?〜女性用風俗店の裏方やったら人生いろいろ変わった件〜』(新潮社バンチコミックス刊)
    脚本 – マンボウやしろ福田晶平灯敦生
    オープニングテーマ – MA55IVE THE RAMPAGE「キミノトコマデ」(rhythm zone)
    エンディングテーマ – ハカネ「蜃気楼」(ビクターエンタテインメント)
    監督 – 加藤綾佳倉橋龍介山村淳史工藤渉
    インティマシーコーディネーター – 西山ももこ
    スチール監修 – 大島央照
    キャスティングプロデューサー – 柿崎ゆうじ
    プロデューサー – 正井彩夏鈴木健太郎西山剛史神田万理
    制作協力 – 楽映舎、T-REX FILM
    制作プロダクション – 東北新社
    制作 – テレビ東京、エイベックス・フィルムレーベルズ
    製作著作 – 「ジョフウ 〜女性に××××って必要ですか?〜」製作委員会

    ジョフウ 〜女性に××××って必要ですか?〜の原作


    【巷で話題「女性用風俗」のリアルな裏側】 気軽に始めてしまった「女性用風俗(女風)」の裏方のアルバイト。初仕事はなんと「経費で女風を体験する」だった――! 女風店の裏方として、多岐にわたるお客様の要望に翻弄されつつも、男性セラピストたちと協力して寄り添います! そして自身もお客さんとして利用した女風で、ずぶずぶと沼にハマってしまい……!? 沢山の取材を元に女風のリアルな裏側を描いた大人気エッセイ、第二弾!
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