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I am…23歳たち 打ち明けられない私の恋人

石川瑠華(I am...23歳たち 打ち明けられない私の恋人) ドラマ
石川瑠華(I am...23歳たち 打ち明けられない私の恋人)
『I am…』は、5人の監督と俳優が“23歳の私”をテーマとしてそれぞれの物語を綴るオムニバス形式のドラマ。FODオリジナル。
まだ観ていない方は、Amazon Prime Videoで今すぐ視聴できます。

I am…23歳たち 打ち明けられない私の恋人の感想

5人の監督のオムニバスというFODのオリジナルドラマで(先月配信されたもの)、これは第1話。
画面作りも演出もシンプルながらクライマックスにキュートな驚きがあり、1時間もの(正味は46分)でも退屈しない、良いドラマだった。
石川瑠華という子は脇役で何度か見ているが(今季の「爪を破る」にも出ている)、森菜々を思わせる元気の良さがとても良い。

I am…23歳たちの見どころ

「23歳」という特定の年齢層に焦点を当てたドラマ。

  1. 「23歳」という多岐にわたる人生の段階を描く
    テーマは「23歳」という年齢。大学を卒業して社会人になったばかりの新人、すでに社会人数年目のベテラン、結婚して親になった人など、個人の環境や立場が人生の中で最も多様に分かれる年齢である。それぞれの「23歳」が抱える期待、不安、焦燥、憂鬱といった十人十色の繊細な心模様と、自分らしくあろうとする「私は、私」という姿が描いたオムニバスドラマ。
  2. 5人の監督と俳優による多彩な視点
    5人の監督(渋江修平、鈴木健太、根本宗子、堀田英仁、森岡龍)がそれぞれ1話ずつ担当し、異なる俳優たちが主演を務める。同じ「23歳」でも、監督それぞれの個性的な視点や演出、そして俳優たちの多様な表現力が際立ち、異なるテイストや空気感が味わえる。
  3. 現代社会のリアルな感情の描写
    承認欲求、自己否定、将来への不安など、現代の若者たちが直面するリアルな感情が、生々しく、率直に描かれている。SNS社会や情報過多の時代を生きる23歳たちの葛藤や本音。
  4. 「自分らしくあること」への問いかけ
    この時代がどうなっても、この場所がどこであっても、何かに合わせて生きることだけに縛られず、自分を認め、自分であることを好きになる――。そうしたメッセージが根底に流れている。
  5. 東京を舞台にした「今」の風景
    東京を舞台にしており、東京の様々な場所で生きる23歳たちの日常が切り取られている。

I am…23歳たち 打ち明けられない私の恋人 あらすじ

岡島茉⾥、23歳、⽂具メーカー勤務。何の変哲もない⽣活を送っているように⾒える彼⼥は、周囲に打ち明けられない、とある秘密を抱えていた。それは、45歳の売れない役者・服部圭⼀と交際、同棲しているという事実。
「22歳差」という「歳の差恋愛」を気にする茉⾥をよそに、周りは「普通」という価値観を押し付け、悶々とする毎⽇だ。
そんなある⽇、⺟が上京してくることになり、茉⾥の家に泊まることになるのだが・・・。
茉⾥と圭⼀の「隠蔽作戦」の果てに迎えるラストとは!?これは、とある⼥性の「打ち明けられなさ」についての物語である。

I am…23歳たち 打ち明けられない私の恋人を観るには?

I am…23歳たち 打ち明けられない私の恋人 キャスト

石川瑠華
古山憲太郎
祷キララ
華村あすか
伊島空
飯田孝男
中島ひろ子

I am…23歳たち 打ち明けられない私の恋人 スタッフ

監督・脚本:森岡龍
プロデューサー:鹿内植(フジテレビ)、富木俊介(ギークピクチュアズ)

『I am…』は、特定の誰か一人に深く感情移入するというよりは、様々な「23歳」の断片を通して、現代の若者たちが抱える普遍的なテーマに触れ、共感と考察を促す、示唆に富んだオムニバスドラマです。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。

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