千代による日本の戦慄学園サイコ・ラブコメ漫画。講談社のウェブコミック配信サイト『コミックDAYS』にて2018年3月~2020年2月まで毎週木曜日に配信、全87話。いじめられっ子の女子高生が自分を助けてくれる先生に恋をしていく中で、先生の秘密を知っていくさまを描く。
毎日放送の深夜ドラマ枠「ドラマ特区」でドラマ化。主演は山田裕貴。MBSテレビでは2020年1月24日~3月27日に放送。
毎日放送の深夜ドラマ枠「ドラマ特区」でドラマ化。主演は山田裕貴。MBSテレビでは2020年1月24日~3月27日に放送。
ホームルームの感想
以下は初回を見た感想だが、相当ヒドイ内容のドラマだったので、その後すぐにブレイクした山田裕貴にとっては黒歴史と言えるだろう。
秋田汐梨は新人だが、問題の山田裕貴はじつはベテランで、今季はMBSで主演2本目ということになる(脚本と監督もMBS系)。
原作は漫画で、屈折しまくっているが、原型は「鈴木先生」にあるのだろうと想像。
ホームルーム 見どころ
学園×サイコ・ラブコメという異色ジャンルを、漫画原作の大胆な設定を活かして映像化したドラマ。
- 学園ד歪んだ愛”の融合──“ド変態教師”という衝撃設定
元は千代によるウェブ漫画で、教師と生徒の恋を通じて“愛の暴走と狂気”の話だったが、ドラマでは山田裕貴演じる愛田凛太郎が“気味の悪さ”と“純粋さ”を兼ね備えたキャラクターに表現され、視聴者を引き込んだ。 - キャストの化学反応と狂気の演出
山田裕貴は「爽やかイケメン教師×ストーカー」二重人格を巧みに演じ分け、狂気の奥底までリアルに見せた。秋田汐梨演じる桜井幸子も、無垢なヒロインとして、歪んだ関係の中心に浮上するキャラクターとして機能している。
山田が「家庭環境を演出し、観客に想像させる」と語るように、狂気を持ちながらも人としての共感を得られる演技が秀逸。 - 展開の予測不能性──漫画の“驚愕サイコ展開”を忠実に再現
原作の「予測不能な展開」と“怒涛の展開速度”が、ドラマでもしっかり受け継がれた。制作陣は漫画の持つ“読者の手を止めさせない力”をそのまま画面に移し、視聴者も最後まで飽きずに引き込まれた。 - 深夜枠ならではの映像表現とリアルさ
深夜ドラマ特区という枠を活かし、主人公の夜這いや監禁、異常さをストレートに描写。映像ディレクター・小林勇祐による、不穏な夜間シーンと狂気の室内演出が異様にマッチ。 - 視聴者の賛否両論──支持と拒絶感が共存
Filmarksでは賛否両論ながら評価は平均3~4点台。「山田裕貴の怪演にハマった」「漫画より楽しめた」などの肯定派がいる一方、「ただただキモい」「展開が苦手」という意見も見られる。
ホームルーム あらすじ
イケメン美術教師・愛田凛太郎は学園の人気者。最近、担当クラスの優等生・桜井幸子が連続して悪質なイタズラ被害にあっており、心を痛めている。今日も接着剤を使った犯行が発覚し、臨時ホームルームを開くが犯人は見つからない。落ち込む桜井を慰め、カモミール・ティーをプレゼントする愛田。笑顔を見せる桜井。
家庭の事情で一人暮らしをする桜井は、かつて自分の境遇を聞いて泣いてくれた愛田に、恋していた。だが、愛田には桜井の知らない秘密があった。
その夜、熟睡する桜井のベッドの下から、謎の人影が現れる。その正体は――
ホームルームを観るには?
ホームルーム キャスト
愛田凛太郎 – 山田裕貴
桜井幸子 – 秋田汐梨
丸山のぶ代 – 富田望生
夏目ゆあ – 横田真悠
白鳥奈々 – 大幡しえり
竹ノ内忠 – 若林拓也
矢作健 – 綱啓永
森信一郎 – 前野朋哉
椎名恵 – 山下リオ
山本星 – 豊原江理佳
乾康太 – 渡辺碧斗
矢沢真 – ウメモトジンギ
恩地先生 – 青山隼
杉野遥亮(最終話)
桜井幸子 – 秋田汐梨
丸山のぶ代 – 富田望生
夏目ゆあ – 横田真悠
白鳥奈々 – 大幡しえり
竹ノ内忠 – 若林拓也
矢作健 – 綱啓永
森信一郎 – 前野朋哉
椎名恵 – 山下リオ
山本星 – 豊原江理佳
乾康太 – 渡辺碧斗
矢沢真 – ウメモトジンギ
恩地先生 – 青山隼
杉野遥亮(最終話)
ホームルーム スタッフ
原作 – 千代 『ホームルーム』(講談社「コミックDAYS」連載中)
監督 – 小林勇貴
脚本 – 継田淳
オープニング主題歌 – SHE’S「Unforgive」(Virgin Records)
エンディング主題歌 – パスピエ「まだら」(UNIVERSAL MUSIC ARTISTS)
音楽 – 中川孝
撮影 – 鈴木啓造
編集 – 目見田健
チーフプロデューサー – 丸山博雄
プロデューサー – 村島亘、梶原富治
制作 – ロボット
監督 – 小林勇貴
脚本 – 継田淳
オープニング主題歌 – SHE’S「Unforgive」(Virgin Records)
エンディング主題歌 – パスピエ「まだら」(UNIVERSAL MUSIC ARTISTS)
音楽 – 中川孝
撮影 – 鈴木啓造
編集 – 目見田健
チーフプロデューサー – 丸山博雄
プロデューサー – 村島亘、梶原富治
制作 – ロボット
ホームルームの原作
毎日クラスで不快なイタズラを受け続けているイジメられっ子の女子高生・幸子。犯人は不明。でも、実はそんな日々もあんまり苦じゃない。なぜならいつだって憧れの愛田先生が彼女を助けてくれるから。爽やかでイケメン、そして正義感の強い先生はいつだって皆の人気者。もちろん幸子にとっては特別なヒーロー。でも、そんな愛田先生にはある隠された“秘密”があり‥‥? 異才の新人・千代が描く、戦慄の学園サイコ・ラブ!