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わたしの一番最悪なともだち

蒔田彩珠(わたしの一番再湧くなともだち) ドラマ
蒔田彩珠(わたしの一番再湧くなともだち)
『わたしの一番最悪なともだち』は、2023年8月21日~10月12日にNHK総合の「夜ドラ」枠で放送されたNHK大阪放送局制作のテレビドラマ。主演はテレビドラマ初主演となる蒔田彩珠。
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わたしの一番最悪なともだちの感想

蒔田彩珠待望の主演ドラマで、「最悪の友達」は髙石あかり。背中の演技がなんとも巧い蒔田は、ちょっとオバサンくさく見える瞬間があり、そこにも魅力を感じる。

前半が神戸での就活編、中盤が東京の挫折編、終盤は再び神戸という構成がいい。原作者(脚本?)はNHKの「就活生日記」を書いていた人で、きめ細かい描写が楽しい。坂元裕二周辺などで脚本協力もしている才女らしい。最終回では泣かされた。

あ、あと久間田琳加が良かった。私はどうしてこの子が好きなのだろう。

そして夜ドラはなぜか関西のがいいな。

わたしの一番最悪なともだち 見どころ

「なりすまし」をテーマに、誰もが経験するかもしれない友情と自己肯定感の葛藤を描いた青春群像劇。SNS社会における自己肯定感の低さ、承認欲求、「なりたい自分」と「本当の自分」のギャップといった現代的なテーマを掘り下げている。

  1. 「なりすまし」という現代的なテーマの深掘り
    SNSの普及により、誰もが他者の“理想の姿”に触れ、自分と比較してしまう現代において、「なりすまし」という行為が、いかに切実な悩みから生まれるかが描かれる。悪意ではなく、自己肯定感の低さからくる“なりたい自分”への願望の葛藤には共感性が高い。
  2. 蒔田彩珠と髙石あかりのW主演と繊細な演技
    ほたるを演じる蒔田彩珠が、自信がなく周囲の評価を気にする等身大の若者を繊細に表現。彼女の不安、焦り、嘘がバレる恐怖が表情や仕草からひしひしと伝わってくる。
    髙石あかり演じる悠希は、明るく奔放でありながら、ほたるの“なりすまし”を知ってからの心の動きを巧みに演じており、二人の複雑な友情と、それぞれの成長が大きな見どころ。
  3. リアルな就職活動と若者の悩み
    就職活動という人生の転換期を背景に、将来への漠然とした不安や、社会に認められたいという承認欲求が描かれている。
  4. 「友情」の新たな形と複雑な感情
    親友であるはずの二人が、「なりすまし」という嘘を介して、互いの存在を意識し、時には憎み合い、時には支え合うという複雑な友情の形が描かれる。一筋縄ではいかない人間関係が物語に深みを与える。
  5. 温かい視点とポジティブなメッセージ
    重いテーマを扱いながらも、全体的には温かい視点で登場人物たちの成長が描かれる。嘘や葛藤を経て最終的に自分自身と向き合い、ありのままの自分を受け入れることの大切さを教えてくれるポジティブなメッセージ。
  6. 多様なキャストが彩る群像劇
    倉悠貴、サーヤ、カカロニ栗谷、市川実日子など、個性豊かなキャスト陣が脇を固め、ほたると悠希を取り巻く人間関係を豊かに描いている。

わたしの一番最悪なともだち あらすじ

就職活動に連戦連敗中の笠松ほたる(蒔田彩珠)にとって、小学校から大学まで同じ学校に通う鍵谷美晴(髙石あかり)は、いつも数歩前にいて、必ず視界に入ってくる「腐れ縁」で結ばれている。ある日、ほたるが、いつもリクルートスーツを洗うために訪れるクリーニング店で店主の東聡美(市川実日子)から、二人の関係を問われる。自分と美晴の関係について思いを巡らせるほたるだったが…。

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わたしの一番最悪なともだち キャスト

■主要人物
笠松ほたる(就活生) – 蒔田彩珠
鍵谷美晴(幼なじみ) – 髙石あかり
■周辺人物
長野慎吾(同級生) – 倉悠貴
相澤賢人(恋人) – 高杉真宙
■カフェ(ほたるのバイト先)
桜井沙瑛(店長) – サーヤ(ラランド)
石川光莉(バイト仲間) – 井頭愛海
■笠松家
笠松純子(ほたるの母) – 紺野まひる
笠松健次郎(ほたるの父) – マギー
■クリーニング店アズマ
東聡美(店主) – 市川実日子
■日粧堂(ほたるが勤務する大手化粧品メーカー)
三島麻衣子(先輩) – 倉科カナ
木下雅人(部長) – 原田泰造
城島和佳奈(同期) – 久間田琳加
青山悠太(同期) – 大八木凱斗
泉茉奈(研究所職員) – 平井理央
田畑達弘(研究所職員) – 小堀正博

わたしの一番最悪なともだち スタッフ

作 – 兵藤るり
原案・脚本協力 – 吹野剛史
音楽 – tofubeats
参加アーティスト – in the blue shirt、UG Noodle、The Hair Kid(Milk Talk)、ratiff(Neibiss)、64controll
メインビジュアル・タイトルバック制作 – 濱田英明
演出 – 橋爪紳一朗小谷高義工藤隆史
制作統括 – 陸田元一櫻井賢
プロデューサー – 押田友太
制作・著作 – NHK大阪

『わたしの一番最悪なともだち』は、現代社会を生きる若者たちのリアルな感情と、友情の複雑さを繊細に描き出した、心に響く青春ドラマです。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。

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