『悦ちゃん〜昭和駄目パパ恋物語〜』は、NHK総合テレビジョンの「土曜時代ドラマ」で2017年7月15日~9月16日に放送。全8回。主演はユースケ・サンタマリア。悦ちゃん役には200人を超える応募者の中からオーディションで平尾菜々花が選ばれた。
悦ちゃんの感想
ファーストインプレッション
獅子文六がリバイバルブームだといい、ちくま文庫で相次ぎ再版とのこと。
本作は文六の初の新聞小説とのことで、映像化も多数。戦前戦後にわたり原作にない続編も作られた。
初代の悦ちゃんを演じたのは悦ちゃんという名の子役(「ちゃん」付きの芸名である)。
15歳で引退したそうだが、「悦ちゃん」以外にも成瀬の映画など多くの作品に出演している。
とまあ、そんな背景のある役でなかなかのプレッシャーだが、平尾菜々花という子はのびのびやっている。
最終回まで観て
悦ちゃんはシャーリー・テンプルになれなかった、と片岡愛之助はナレーションしているが、映画版の初代を演じた悦ちゃんは、みごと和製シャーリー・テンプルとして成功したという。
シャーリーは2014年に亡くなったが、悦ちゃんはまだ存命のようだ。
悦ちゃんのあらすじ
悦子は、お転婆で口は悪いが歌が上手な10歳の女の子。早くに母親を亡くし、のんびり屋の父親と二人暮らし。そこに突然、父親の再婚話が持ち上がります。悦子は、父親を愛するあまり、再婚相手探しに自ら乗り出し、東京中を駆け回ります。持ち前の行動力で周囲を巻き込みながら、数々の騒動を繰り広げ、最後には驚きの事件が。
悦ちゃんを観るには?
悦ちゃん キャスト
柳家の人々
柳碌太郎〈42〉 – ユースケ・サンタマリア
柳悦子〈10〉 – 平尾菜々花
婆や(ウメ) – 大島蓉子
大家 – 藏内秀樹
大林鶴代 – 峯村リエ
大林信吾 – 相島一之
女中 – 斎藤加奈子
池辺家の人々
池辺鏡子 – 門脇麦
池辺久蔵 – 西村まさ彦
池辺藤子 – 堀内敬子
池辺琴 – 矢崎由紗
日下部家の人々
日下部カオル – 石田ニコル
日下部絹 – 紺野美沙子
日下部一郎 – 矢野聖人
鈴川先生 – 中島奏
付き人 – 川村進
女中 – 永井菜摘
下村医師 – 山崎大輔
スイートレコードの人々
細野夢月 – 岡本健一
春奴 – 安藤玉恵
下山 – 原金太郎
森 – 松村武
大木 – 飯尾和樹
北条大八 – 本村健太郎
佐藤 – 大野泰広
鈴木 – 山中隆介
その他の人々
尋常小学校
村岡政子 – 村川絵梨
富子 – 石母田美里
鉄男 – 羽村仁成
大松デパート
村上 – 清水一彰
正子 – 立石晴香
敏子 – 桜井ユキ
米屋 越後屋
長谷川次作 – 橋本淳
次作 父 – 炭釜基孝
次作 母 – 東久美子
ポリムビアレコード
城島 – 中村靖日
前田 – 古堂たや
林節子 – 林歩美
その他
大将 – トータス松本
番組AD – 眼鏡太郎
司会者 – 宮本隆治
柳碌太郎〈42〉 – ユースケ・サンタマリア
柳悦子〈10〉 – 平尾菜々花
婆や(ウメ) – 大島蓉子
大家 – 藏内秀樹
大林鶴代 – 峯村リエ
大林信吾 – 相島一之
女中 – 斎藤加奈子
池辺家の人々
池辺鏡子 – 門脇麦
池辺久蔵 – 西村まさ彦
池辺藤子 – 堀内敬子
池辺琴 – 矢崎由紗
日下部家の人々
日下部カオル – 石田ニコル
日下部絹 – 紺野美沙子
日下部一郎 – 矢野聖人
鈴川先生 – 中島奏
付き人 – 川村進
女中 – 永井菜摘
下村医師 – 山崎大輔
スイートレコードの人々
細野夢月 – 岡本健一
春奴 – 安藤玉恵
下山 – 原金太郎
森 – 松村武
大木 – 飯尾和樹
北条大八 – 本村健太郎
佐藤 – 大野泰広
鈴木 – 山中隆介
その他の人々
尋常小学校
村岡政子 – 村川絵梨
富子 – 石母田美里
鉄男 – 羽村仁成
大松デパート
村上 – 清水一彰
正子 – 立石晴香
敏子 – 桜井ユキ
米屋 越後屋
長谷川次作 – 橋本淳
次作 父 – 炭釜基孝
次作 母 – 東久美子
ポリムビアレコード
城島 – 中村靖日
前田 – 古堂たや
林節子 – 林歩美
その他
大将 – トータス松本
番組AD – 眼鏡太郎
司会者 – 宮本隆治
悦ちゃん スタッフ
原作 – 獅子文六『悦ちゃん』
脚本 – 櫻井剛
音楽 – 橋本由香利
語り – 片岡愛之助
主題歌 – 「パパママソング」(作詞:獅子文六、作曲:橋本由香利)
劇中歌 – 「もっと泣くわよ」(歌:渡辺沙智子)
演出 – 大原拓、清水拓哉、二見大輔
プロデューサー – 家冨未央
制作統括 – 落合将
制作・著作 – NHK
脚本 – 櫻井剛
音楽 – 橋本由香利
語り – 片岡愛之助
主題歌 – 「パパママソング」(作詞:獅子文六、作曲:橋本由香利)
劇中歌 – 「もっと泣くわよ」(歌:渡辺沙智子)
演出 – 大原拓、清水拓哉、二見大輔
プロデューサー – 家冨未央
制作統括 – 落合将
制作・著作 – NHK
悦ちゃんの原作(獅子文六)
悦ちゃんはお転婆でおませな10歳の女の子。ちょっぴり口が悪いのはご愛嬌、歌がとても上手で、周りのみんなも目が離せない存在。早くに母親を亡くして、のんびり屋の父親と二人で暮らしているが、そこへ突如、再婚話が持ち上がったから、さあ大変。持ち前の行動力で東京中を奔走、周囲を巻き込みながら最後は驚きの事件が! ユーモアと愛情に満ちた初期代表作。
解説=窪美澄