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ヤヌスの鏡

3.0
桜井日奈子(ヤヌスの鏡) ドラマ
桜井日奈子(ヤヌスの鏡)
ヤヌスの鏡は、2019年8月16日~10月4日に桜井日奈子主演で放送。全8話がFODで配信され、2019年10月22日~12月10日にフジテレビ「ブレイクマンデー24」枠で地上波放送。1985年版ドラマで主演を務めた杉浦幸がナレーションを担当している。

ヤヌスの鏡の感想

「34年の時を越えて」というキャッチコピーの通り伝説の大映ドラマであり(原作は宮脇明子の漫画)、当時のヒロイン役、杉浦幸の演技があまりにヒドイので(これがデビュー作)、台詞が吹き替えになったといういわくつきの作品である(全18回)。

今回のヒロインは桜井日奈子、鬼のような祖母を演じるのは国生さゆりである(34年前は初井言榮)。

桜井の演技がもっとメチャクチャならいいのに、と期待してしまった。

ヤヌスの鏡のあらすじ

高校2年の小沢裕美(桜井日奈子)は、厳格な祖母・貴子(国生さゆり)の過剰な管理下で自由を奪われ、委縮した生活を送っていた。生徒会長の進東健一(白洲迅)に想いを寄せる裕美だが、貴子が進東の存在を知ると激怒し、裕美を物置に閉じ込める。物置で香水の香りをきっかけに、裕美はもうひとりの人格「ユミ」を目覚めさせる。心優しい裕美とは対照的に、ユミは目的のためなら危険や犯罪も厭わず、夜の街を駆け回る。進東は裕美の異変に気づき心配し、堤達也(塩野瑛久)はユミに一目惚れ、東涼子(仁村紗和)はユミを疎ましく思う。裕美が通う宝石店経営者・甲本一成(萩原聖人)も巻き込まれながら、ユミは目的を遂行していく。裕美はユミを止められるのか、そして自分自身と向き合い、本当の自由を手に入れられるのか。

ヤヌスの鏡を観るには?

ヤヌスの鏡 キャスト

小沢裕美(ヒロミ / ユミ) – 桜井日奈子
進東健一 – 白洲迅
小沢貴子 – 国生さゆり
堤達也 – 塩野瑛久
東涼子 – 仁村紗和
阿部純 – 森マリア
甲本一成 – 萩原聖人

ヤヌスの鏡 スタッフ

原作 – 宮脇明子『ヤヌスの鏡』(集英社文庫<コミック版>)
脚本 – 阿相クミコ青木江梨花
音楽 – 手島いさむ(Line Drive Record)
主題歌 – 桜井日奈子『花と毒薬』
ナレーション – 杉浦幸
撮影 – 木下雄介
編集 – 田邉真弓
企画・プロデュース – 清水一幸
プロデューサー – 郷田悠(FCC)
演出 – 水田成英(FCC)、佐藤さやかおおはたしんじ
制作著作 – フジテレビジョン

ヤヌスの鏡の原作(宮脇明子)

集英社文庫 ヤヌスの鏡 1〜3巻セット
生真面目でおとなしい少女「ヒロミ」。厳格な祖母に怯えて育った彼女の内には、恐ろしい別人格「ユミ」が棲んでいた!度々表に出て夜の街を騒がす「ユミ」。だが「ヒロミ」はその存在を知らない…戦慄のサイコ・サスペンス!!

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