ハル〜総合商社の女〜の感想
中谷美紀はなぜか専門職のイメージが強く、スーパーキャリアウーマンという設定は意表をついていてもの珍しい(じつは国際結婚していて英語など流暢である)。
といっても中谷自身の演技はいつもと同じだから、楽しみ方は脳内的なものになる。
専門職というイメージと、離婚女性の役が多いことは、この女優の重要な特徴だと思われる。
総合商社の縦割り組織が舞台の昭和風ドラマだが、栗原美恵子というテレビ業界の有名人の「実体験に基づく企画」とのことなので、どういうこと?と思う。
脚本は龍居香織。
ハル〜総合商社の女〜のあらすじ
米国のビジネス界における第一線で活躍していた海原晴は、「五木商事」という日本の総合商社の社長から誘いを受け、帰国したのちに転職することになった。晴が配属された部署である経営企画部は五木商事にある部署の中でもエリート集団と呼ばれており、晴は転職早々に経営企画部の部長補佐という重要な立場を負うことになったのだが、なんとその上司というのが10年前に離婚した夫の和田寿史であったのだ。実は五木商事の社長が晴をヘッドハンティングしたのは寿史の助言があったからという話があり、寿史は晴が自分の元妻であることをひた隠しにしている。転職したのち、晴をヘッドハンティングした社長と覇権を争う副社長の高山雄一郎一派を敵に回すことになる晴だが、楽しく仕事をするというポリシーを抱きながら、次々と降りかかってくる様々な部門からの難題に挑んでいく。
ハル〜総合商社の女〜を観るには?
ハル〜総合商社の女〜 キャスト
和田寿史(経営企画部部長) – 藤木直人
青柳悠馬(経営企画部社員) – 白洲迅
一乗寺秀人(経営企画部社員) – 忍成修吾
藤尾勝之(経営企画部社員) – 山中崇
川上周平(経営企画部社員) – 加治将樹
矢島智明(経営企画部社員) – 渡辺邦斗
海原涼(晴の息子) – 寺田心
高山雄一郎(副社長兼経営企画部本部長) – 奥田瑛二