『夫婦が壊れるとき』は、2023年4月8日（7日深夜）～7月1日（6月30日深夜）に日本テレビのドラマ枠「金曜ドラマDEEP」で放送。主演は稲森いずみ。『女医フォスター 夫の情事、私の決断』（原題『Doctor Foster』、イギリスBBC）のリメイク。韓国でも「夫婦の世界」としてキム・ヒエ主演でリメイクされている（2020年）。
夫婦が壊れるときの感想
韓国ドラマ「夫婦の世界」のリメイクで、さらに大元がBBCの「女医フォスター 夫の情事、私の決断」だというので、両作も併せて見比べてみた（われながらヒマ人だと思うが、なに、第1話だけである）。
その結果、BBCの原作が最もよくできていることがわかったのだが、本作は、超高視聴率を記録した韓国ドラマの要素（夫の職業を映画監督にしたところなど）に引っ張られて、いかにも失敗しそうだ。
BBC版はパーミンスターという架空の田舎町が舞台のサスペンスなのだが、本作にはそういう空気感が欠けており、稲森いずみをヒロインに、有吉佐和子風のタイトルで昼メロに翻案するのは、素養のなさを暴露した見当違いだと思う。
夫婦が壊れるときのあらすじ
病院副院長の陽子は、夫・昂太と息子との幸せな家庭を築いていた。しかし、夫が出張から帰った日、女性用リップクリームや他人の髪の毛を発見し、不信感を抱く。患者の佐倉美南、夫の部下の松井彩、家族ぐるみの付き合いの加集朋美も疑いの対象となる。親友の忠告にも耳を貸さず、陽子は夫を尾行し、完璧だと思っていた世界が崩れ去る。愛する夫の本性を知った陽子は、復讐心を燃やし、愛憎渦巻くドラマが展開される。
夫婦が壊れるときを観るには？
夫婦が壊れるとき キャスト
真壁陽子（内科医） – 稲森いずみ
■真壁家
真壁昂太（映画監督兼映像制作会社社長） – 吉沢悠
真壁凪（陽子の息子） – 宮本琉成
■佐倉家
佐倉理央（地元の名士の一人娘） – 優希美青
佐倉徹郎（理央の父親） – 矢島健一
佐倉美南（理央の母親） – 七瀬なつみ
■加集家
加集基樹（会計士） – 内田朝陽
加集朋美（基樹の妻） – 安藤聖
■松井家
松井彩（昂太の部下） – 黒澤はるか
松井実玖（彩の娘） – 長谷川晏
■陽風台クリニック
相沢佳奈子（産婦人科医） – 内田慈
藤野拓人（看護師） – 阿佐辰美
高梨（院長） – 半海一晃
■周辺人物
吉野芽衣（陽子の患者） – 結城モエ
峯田康生（芽衣の恋人） – 犬飼貴丈
大庭学（心療内科医） – 長谷川初範
真壁由紀（昂太の母） – 松本留美
神崎真人（弁護士） – 奥田洋平
■真壁家
真壁昂太（映画監督兼映像制作会社社長） – 吉沢悠
真壁凪（陽子の息子） – 宮本琉成
■佐倉家
佐倉理央（地元の名士の一人娘） – 優希美青
佐倉徹郎（理央の父親） – 矢島健一
佐倉美南（理央の母親） – 七瀬なつみ
■加集家
加集基樹（会計士） – 内田朝陽
加集朋美（基樹の妻） – 安藤聖
■松井家
松井彩（昂太の部下） – 黒澤はるか
松井実玖（彩の娘） – 長谷川晏
■陽風台クリニック
相沢佳奈子（産婦人科医） – 内田慈
藤野拓人（看護師） – 阿佐辰美
高梨（院長） – 半海一晃
■周辺人物
吉野芽衣（陽子の患者） – 結城モエ
峯田康生（芽衣の恋人） – 犬飼貴丈
大庭学（心療内科医） – 長谷川初範
真壁由紀（昂太の母） – 松本留美
神崎真人（弁護士） – 奥田洋平
夫婦が壊れるとき スタッフ
原作 – 『女医フォスター 夫の情事、私の決断』（原題：『Doctor Foster』）
脚本 – 鹿目けい子、三國月々子、上野詩織
音楽 – 福廣秀一朗
主題歌 – yukaDD「WRONG」（avex trax）
演出 – 大塚恭司、長尾くみこ、山元環
制作 – 鈴木淳一
プロデュース – 藤澤季世子
プロデューサー – 伊藤裕史、北川雅一
制作協力 – テレパック
製作著作 – 日本テレビ
脚本 – 鹿目けい子、三國月々子、上野詩織
音楽 – 福廣秀一朗
主題歌 – yukaDD「WRONG」（avex trax）
演出 – 大塚恭司、長尾くみこ、山元環
制作 – 鈴木淳一
プロデュース – 藤澤季世子
プロデューサー – 伊藤裕史、北川雅一
制作協力 – テレパック
製作著作 – 日本テレビ
夫婦が壊れるときの原作
舞台はパーミンスター（架空の町）。パーミンスターで女医として働くジェマ・フォスター（サランヌ・ジョーンズ）はパーティーを開いた翌日、自宅でマフラーに1本のブロンドの髪の毛を見つけ、夫の浮気を疑う（一方、サランヌは、黒髪）。さらに浮気相手がケイト・パークス（ジョディ・カマー）だと判明した。