『捨ててよ、安達さん。』は、2020年4月18日(17日深夜)~7月4日(3日深夜)にテレビ東京系「ドラマ25」で放送。主演は安達祐実で、安達は初の本人役を演じる。
捨ててよ、安達さん。の感想
ファーストインプレッション
またしてもフェイクドキュメンタリー風に始まり、安達祐実を鑑賞する番組かと思って見ていると(すでにそれでもべつにいいという気になっているのだが)、「レディダヴィンチの診断」ふうの擬似娘が登場し、ついで女優(初回は貫地谷しほり)に擬人化した私物と対峙していくという素っ頓狂な話になる。
キャメラも手持ちなら照明も手持ちで、ほとんど舞台中継かホラー映画のような画面だが、そんな中にあっても安達の魅力は引き立つ。
安達がショートスリーパーなのは本当らしいが、「家なき子」のセルDVDは実際は存在している。
最終回まで観て
ようやく12話(漱石に倣っているのか?)見終わったら4ヶ月近くも経っていた。テレ東のフェイクドキュメンタリーシリーズの中では秀作といえるだろう。
捨ててよ、安達さん。のあらすじ
ある日、安達さんは女性誌の編集長から「毎号一つ私物を捨てる」という連載企画を持ちかけられる。その日の夜、安達さんの夢の中に謎の少女と擬人化した私物が現れ、是非自分を捨ててほしいと懇願される。「安達さん」の心情を少しずつ紐解いていくフィクションとノンフィクションが入り混じった物語が展開される。

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