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クローバーフィールド・パラドックス

3.5
エリザベス・デビッキ(クローバーフィールド・パラドックス) 映画
エリザベス・デビッキ(クローバーフィールド・パラドックス)
『クローバーフィールド・パラドックス』(原題:The Cloverfield Paradox)は、2018年制作のアメリカ合衆国のSFホラー映画。『クローバーフィールド/HAKAISHA』の前日譚に当たる作品。制作費用がかさみ過ぎたために劇場公開は断念され、2018年2月4日にNetflixで独占公開された。

クローバーフィールド・パラドックスの感想

劇場公開を経ずにNetflixで突如配信されて話題になったものらしいが、そんなことは知らずに予備知識なしに視聴。

いかにも脆そうな宇宙ステーションの「エイリアン」的な密閉空間を舞台に、不釣り合いな、しかし意外性には欠けるB級ホラー的展開が続き、粒子加速器のオーバーロードによるヒッグス粒子(プロジェクト名の「God’s particle」)の衝突のためと説明にならぬ説明がされる。
思わずあの「フラッシュフォワード」を思い出してしまうが、乗組員(というか科学者たち)はまったく想像もつかない事態にとち狂いはじめ、誰にも感情移入できぬままに、ぱっとしないクライマックスを迎える。

ラストカットにいきなり怪獣が現れるところが、本編である「クローバーフィールドHAKAISHA」につながっているというので、続けてそちらも見てみたが、HAKAISHAの世界はちっとも電力不足に陥っているように見えないので、やっぱりぴんとこないのだった。

クローバーフィールド・パラドックスのあらすじ

近未来。国際宇宙ステーションでは、世界各国の科学者たちが地球のエネルギー危機を解決するための実験を行っていた。その最中、実験中のある事故により次元のずれが生じ、不可解な現象が次々と発生、やがて恐ろしい事態が起きる。

クローバーフィールド・パラドックスを観るには?

クローバーフィールド・パラドックス キャスト

エヴァ・ハミルトン – ググ・バサ=ロー
キール – デヴィッド・オイェロウォ
エルンスト・シュミット – ダニエル・ブリュール
モンク・アコスタ – ジョン・オーティス
マンディ – クリス・オダウド
ヴォルコフ – アクセル・ヘニー
タム – チャン・ツィイー
ミーナ・ジェンセン – エリザベス・デビッキ
マイケル・ハミルトン – ロジャー・デイヴィス
モリー – クローヴァー・ニー
マーク・スタンブラー – ドナル・ローグ

クローバーフィールド・パラドックス 作品情報

監督 – ジュリアス・オナー
脚本 – オーレン・ウジエル
原案 – オーレン・ウジエル、ダグ・ユング
製作 – J・J・エイブラムス、リンジー・ウェバー
製作総指揮 – トミー・ハーパー、ロバート・J・ドアーマン、ジョン・コーエン、ブライアン・バーク、ドリュー・ゴダード、マット・リーヴス
音楽 – ベアー・マクレアリー
撮影 – ダン・ミンデル
編集 – アラン・ボームガーテン、マット・エヴァンス、レベッカ・ヴァレンテ
製作会社 – バッド・ロボット・プロダクションズ、パラマウント映画
配給 – Netflix
公開 – 2018年2月4日
上映時間 – 102分
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