今回はフィーチャリング相武紗季で、バスを追いかけるシーンに思わず「ブザービート」を思い出してしまった。ずるむけストッキングで靴を脱いでの奮闘シーンであった。
第7話
職場復帰した赤坂が、蒼山に贈られた「マジック全集」での練習成果を披露するラストは愉快。
しかしそれだけで終わらず、ちゃんと次回への引きを作ってクライマックスにつなげている。
今回の話は、開局50周年の取材、赤坂のリハビリ、桃井のスクープ取りの三点で、手際良く、互いをうまく絡めながら、これらを見せていく。
さらに赤坂リハビリのくだりは、赤坂が追っていた議員秘書の話、地方紙記者の父親の仕事ぶりなどが絡む。
相変わらず老練そのものの職人技。
赤坂の田舎、あれはどこという設定かな、台詞にはなかったように思う。
ロケ地自体は大磯あたりに見えるが、宮崎とかかしらん。ちなみに城陽というのは京都と奈良の間である。
大磯では流れ星は見えなさそうだ。
それにしても、地方紙の記者というのは憧れの職業である。
第8話
来週が最終回らしい。
因縁の事件の真相解明、そしてバラバラだったチームの結束と解体、と順当な感じで盛り上がっている。
いささか順当すぎるくらいである。
小学生の蒼山の父親との交流、PTSDに苦しむ赤坂、失意のボウリングなどの描写を交え、取材シーンや、相武紗季と松雪父の邂逅のお遊びまで入れて、最後のヒキを二つ、エンドクレジットの後にぶちこむ入れる手際のよさは何だろう。
キャメラが、ロングとクローズアップとで深度を意識的に使い分けている。当たり前か。
しかしロングでの硬い画面はドラマの空気によく合っていると感じられた。
第9話
あれっ、なんだ最終回じゃないや。
ここへきて、無駄な引っ張りの回である。
来週だという最終回への盛り上げも不十分、赤坂の追っていた事件が解決したぐらいで(しかも、自殺ではなかったという大ネタを、至極あっさりと明かしている)、あとはほぼ進展なし、
どうして綺麗に終われなかったのか。
視聴率でドリトルとダブルスコアという話なので、ぎりぎりまで今週終わるか来週終わるかが決まらなかったとかいうことなのかしらん。
しかしこれではますます…と思っていたが、衝撃の最終回という予告編が。
もしかしてこれはすごーく意外な展開になることも予想される。
赤坂の異動もそれに絡んでいるのかも。。。
最終話
意外な展開は何ひとつなく至極あっさりと終了。
あらかじめ裏返しておいた石をひとつずつひっくり返していくようで、ひっくり返したことで何かが見えてくるわけでもなく、ほとんど見る意味がない最終回だった。
視聴率は消費税割れと伝えられる。
このドラマは映像が凝っていた。
松雪と相武紗季、小日向文世の演技が楽しみで、小出恵介のキャラクターにも好感がもてた。
社会部専属のキャメラマンとなった紫村健は、仲間にしむけんと呼ばれていたww
名前に冠せられた蒼・赤・緑・桃・紫・黄・白・黒は、黒を除けば7色だが、どうせなら虹の7色(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)にしてほしかった。7色プラス1色は登場人物の個性の多様さを現していただろうが、あまり成功していたようには思えない。
7人は全員なんらかのダメージを負って遊軍取材班に籍を置いていたが、何の傷なのか、それがどう癒されていくのかということも描かれなかった。
刑事ドラマと同じように事件を調査して、違うのは最後に報道シーンがあることだけだったが、調査の過程を表す展開は刑事ドラマの水準から言うとまずまずだった。
しかし報道について独自の路線を示したとは言いがたい。
いろんな意味で、素地はいいのだが、活かしきれなかったドラマだった。
パーフェクト・リポートのあらすじ
CTN(キャピタルテレビジョンネットワーク)報道局のひとつの部署「遊軍取材班」。そこには、落ちこぼれのレッテルを貼られてしまった記者たちが集まる。それぞれが様々な思いを抱きながら、報じられたニュースの真実を追求し、今起こっている社会問題と向き合い、再起に向けて奮闘する。
パーフェクト・リポートを観るには?
パーフェクト・リポート キャスト
蒼山 叶(新任デスク) – 松雪泰子
赤坂 衆(元政治部記者で総理番) – 小出恵介
奥澤 緑(人気女子アナ) – 相武紗季
桃井 祐(AD) – 遠藤雄弥(D-BOYS)
紫村 健(カメアシ) – 小柳友
黄田 功(報道カメラマン) – 要潤
白石 弘(ベテラン記者) – 小日向文世
■CTN報道局(エリート)
黒井 彰(ニュース編集部デスク) – 平山浩行
梅野 知弘(ディレクター) – 森本亮治
鴨井 昌夫 – 湯沢勉
吉崎 淳一 – 若杉宏二
近藤 誠二 – 隈部洋平
社会部デスク – 佐伯新
経済部デスク – 山上賢治
政治部デスク – 西沢仁太
■その他
蒼山 義男(タクシードライバー) – 中原丈雄
黄田 楓(功の愛娘で保育園児) – 小西舞優
笠原 秀則(カフェマスター) – 大槻博之
澤村 武(蒼山のトラウマの原因) – 矢柴俊博
澤村 光輝(11年前の事件の生き残り) – 木村了
森山 秀明(情報提供者) – 佐藤滋
パーフェクト・リポート スタッフ
音楽 – 林ゆうき
オープニングテーマ – VERBAL「Fall Out feat. SHUNYA」(rhythm zone)
主題歌 – YUI「Rain」(gr8!records)
編成企画 – 太田大(フジテレビ)
企画統括 – 瀧山麻土香(フジテレビ)
プロデュース – 森安彩、江森浩子(共同テレビ)
演出 – 石川淳一、岩田和行、村谷嘉則
技術プロデューサー – 友部節子
撮影 – 増井初明
照明 – 金子拓矢
映像 – 服部正邦
音声 – 神波哲史
選曲 – 藤村義孝
MA – 蜂谷博
音響効果 – 上田真理香
編集 – 平川正治
ライン編集 – 杉山英希
美術プロデューサー – 杉川廣明
美術進行 – 中本孝史
背景 – 藤田索深
デザイン – きくちまさと
大道具製作 – 平井治郎、谷藤洋一郎
大道具操作 – 伊藤俊輔
装飾 – 高橋寛
持道具 – 薩田有紀子
衣裳 – 岡島千景
ヘアメイク – 熊谷波江、宮本奈々
スタイリスト – 野村めぐみ、小松沙和
アクリル装飾 – 中村哲史
建具 – 山口正樹
電飾 – 森智
視覚効果 – 浅田雅美
植木装飾 – 後藤健
生花装飾 – 藤原佐知子
広報 – 瀬田裕幸
広告宣伝 – 吉田和江
ホームページ – 丸谷利一
スチール – 藤村陽子
タイトルバック – 高岡直樹
車両 – ファン
ボウリング指導 – 杉本勝子
タイトルバック協力 – 坪ノ内晃、千葉孝、FILM LLP、高尾裕司
スケジュール – 湯浅真
助監督 – 菊川誠
制作担当 – 山田大作、高橋輝光
制作主任 – 菅原惣子、白井麻理
記録 – 稲田麻由子、井坂尚子
プロデュース補 – 小林宙
制作協力 – ベイシス、バスク、フジアール
映像提供 – NHK、さくらんぼテレビジョン、日本工学院クリエーターズカレッジ
音楽協力 – フジパシフィック音楽出版
制作 – フジテレビ
制作著作 – 共同テレビ

