今回の陣内孝則は、情事の前に活きてるエビのシャンパン蒸し?のようなものを食べていた。
前回は血のしたたるヒレステーキを健啖に食していたが、こういった演出にもかかわらず、陣内が肉食な感じに見えないのは残念だ。それが外科医であればなおさらのこと、筒井康隆の懐かしい「問題外科」という短編を思い出してしまうのである。
外科医の広田とおれはさっさと手術を終えて女のところにいくために二人だけでオペをはじめる。眠っている若い女性患者(なぜか全裸)の下腹をばっさりメスで切った瞬間、患者の目がぱっちりと開く。患者だと思っていた女性が看護婦であったことがわかり、口封じに彼女を殺そうとするのだが…
普通、セックスとは、浮世絵の例をあげるまでもなく、徹頭徹尾、ファンタジーの世界であるはずだが、この小説では肉食などというレベルを越えて、きわめて即物的に人体が扱われている。これを読んで以来、外科医のセックスとはいかなるものかと思うようになった。
一昨年の秋ドラ「ギネ 産婦人科の女たち」という藤原紀香のドラマで、ビッチな役の多い本仮屋ユイカと上地雄輔がイマドキな感じで、ごく普通にベッドをともにする週末同棲していた。
これといった濡れ場があったわけでもないのに今でもそれを思い出せるのは、やはり医師(しかもこの場合は産婦人科医である)のセックスに怖いもの見たさの興味があったからにほかならない。
まったく興味は尽きないのだが、一方で「冬のサクラ」の高嶋政伸にあまり興味がわかないのは、やっぱり脳神経外科は身体性から遠いし、どうせベッドでは変態にちがいない、と思うからだ。
第7話感想
比嘉愛未降板の理由は未だにはっきりしない。
どうもやはり画竜点睛を欠くというか、板谷由夏だけじゃやっぱり華がない…
今回の「カブコ」も比嘉がやるべきだった。
斉藤工は癌らしいのだが、最終回に向けて弱っていく合間に、ちょろりと出るのかな?
クライマックス前だというのに、北川弘美は陣内孝則と別れてしまった。芝を歩いていたところをみると、いつものホテルは東京プリンスだったのか、今回は健啖シーンもなく、情事の匂いは最後まで希薄だった。
「冬のサクラ」でも高嶋政伸は白羽ゆりと別れるなりゆきだが、どちらも愛人は特に必要なさげに見えるので、別れることも必要のない展開に見える。
院長=愛人持ち、という単純な設定が進めるうちに足かせになったということか。
北川弘美や白羽ゆりがちゃんと配役されているのだから、まさかそんな行き当たりばったりなことはないだろうが、“愛人女優”好きにとっては、気にかかるのである。
第8話感想
「最上の命医 比嘉愛未 降板」で検索してこのブログにたどり着く人が急増しているwww
「愛人女優比べ」なんてフランス書院文庫みたいなタイトルにしたからなおさらか。
愛人女優と書いたのは北川弘美と白羽ゆりなのだが、比嘉愛未のクラシックな美貌は「愛人」的でも、「愛人女優」的ではないだろう。
…んなことはどうでもいいのであるが、今回のクランケは初めてのオトナ患者。
中島丈雄はもうだいぶ前からこのドラマに登場しているのだが、本話でそれにケリがつくのであれば、無意味にひっぱり過ぎである。
病気自体は、斉藤工がシリツしさえすれば他の医者がさじを投げた患者も助かる、というマンガ的なウソでもいいが、品川徹老人と中島との確執、その板挟みになる板谷由夏という設定が、これまでの曖昧さをそのまま拡大したような書割で描写され、斉藤のひとことで全員いい人になってしまう、といういい加減さは、一話としては看過できても、数話ひっぱるようなエピソードでもあるまいと思うのだ。
こういった不自然な展開も、比嘉愛未降板となにか関係があるのかと勘ぐりたくなる。
第9話感想
相変わらず「最上の命医 比嘉愛未 降板」での検索が多いのだが、こーゆー一大事中に、他に調べることはないのかね。。。(2011/3/20記)
今ごろ気づいたが斉藤工の役名「西条命」って“最上の命医”そのものなのね。
家族あわせはこのドラマというか原作には色濃く、命には生(うい)という兄がいることになっている。
命と合わせて「生命」である。
また桐生兄弟は奠・危・棗(なつめ)の3兄弟妹である。
原作では命は多発性転移を克服して平聖中央病院の理事長になるというが、ドラマではどうなることか。
ええっ、最終回、3月14日に放映したの??
さすがテレ東、やられた。。。。
検索が多かったのはそーゆーわけか、というオチ。
比嘉愛未の再登場は見逃したくないんだけど、動画サイトで見るのイヤなんだよねー。
最終回感想
最終回、しかたないから動画サイトで見ましたよ。
月曜段階は福島の状況が緊迫したままだと思ったが、さすがテレ東。いちばん早く通常放送に踏み切ったのではないか。
しかしまあ、これは見なくても大体いいようなものであった。
比嘉愛未が登場するのだが、斉藤工には会わずに富山に帰る、という思わせぶりな展開で、ツーショットもないから別撮りなんじゃないかと思う。
これまで一貫して冷静だった斉藤は最終回において急に涙もろくなり、二度も声をつまらせる。
院長の陣内孝則は急に良い人になるという最終回モードで、北川弘美とヨリを戻してしまう。
「あなたはこれから結婚とか武器にしなきゃいけないのに…」という北川を、「俺が実力でそれをできないと思っているのか」と抱き寄せる陣内。
これはなかなかの名台詞ならん。
メインのシリツはチヒロ君なのだが、開始と同時にドラマは終わる。
どちらかというと備品室で麻酔もなしに、サブキャラのリンタロー君の心嚢から血を抜くという荒業が見ものだった。
シリツを拒否していたチヒロ君が医者になりたいとつぶやくことで、「無限の樹形図」のテーマがもう一度リフレインするという仕組みになっている。
さて、斉藤工はさわやかな天才ということで、前作「クロヒョウ」のダーティなイメージをうまく払拭できたのではないか。
最終回では斉藤が自らの裸の胸を指でなぞるシーンがあり、視聴者サービスではないかと思われた。
比嘉ちゃんが途中でいなくなったのは実に残念だった。
急にお鉢が回ってきた感の強い板谷由夏は、残念ながら、やはり柄ではなかったように思う。
最上の命医を観るには?
最上の命医 作品情報
キャスト
西條命(小児外科医) – 斎藤工
■富山誠道病院
瀬名マリア(研修医) – 比嘉愛未
■平聖中央病院
●外科医局 → 小児外科医局
桐生危(心臓血管外科医) – 池内博之
真中有紀(移植外科医) – 板谷由夏
坂本流馬(呼吸器外科医) – 入江雅人
不知火大輝(消化器外科医) – 渡邉紘平
山田翼(研修医) – 山根和馬
●看護部
前田泉(主任看護師) – 北川弘美
沢木蘭(病棟看護師) – 鈴木ちなみ
看護師 – 福田敦子
中西 – 羽村純子
●他の医局
高島雅(麻酔科医) – 紺野千春
松中直治(救命医) – 阿南健治
伊藤弘樹(小児内科医) – 小林すすむ
波賀純一(心臓血管外科医) – 相島一之
●幹部
野口英敏(院長) – 斎藤洋介
平聖盛(理事長) – 品川徹
桐生奠(副院長) – 陣内孝則
■病院関係者の家族
真中孝典(有紀の父で聖盛の息子) – 中原丈雄
坂本一馬(流馬の息子) – 鈴木福
■神道医院
神道護(院長) – 泉谷しげる
スタッフ
脚本 – 中園健司、岩村匡子、香坂隆史
音楽 – 遠藤浩二
演出 – 麻生学、鈴木浩介、木村ひさし、八木一介
オープニングテーマ – HI LOCKATION MARKETS「ライフラリズム」(ワーナーミュージック・ジャパン)
エンディングテーマ – レミオロメン「Your Song」(ORS-LLP)
選曲 – 石井和之
技術協力 – フォーチュン
美術協力 – アックス
編集・MA – ブル
制作協力 – 東宝映画(ドラマスペシャル)
制作 – テレビ東京、東宝
製作 – 「最上の命医」製作委員会
チーフプロデューサー – 岡部紳二(テレビ東京 / 連続ドラマ)、中川順平(テレビ東京)
プロデューサー – 浅野太(テレビ東京)、佐藤毅(東宝 / 連続ドラマ – SP2016)、仁平知世(東宝 / 連続ドラマ)、森清和夫(アバンズゲート / 連続ドラマ)、田辺勇人(テレビ東京 / SP2017)、小松幸敏(テレビ東京 / SP2019)、神戸明(東宝映画 / SP2016 – )
(ドラマスペシャル)
医療監修-中谷宣章、中澤暁雄、山本昌督、松本慎一、林聡
脚本医療監修-堀エリカ
医療指導-林恭弘、原田知幸
看護指導-佐々木理恵
■富山誠道病院
瀬名マリア(研修医) – 比嘉愛未
■平聖中央病院
●外科医局 → 小児外科医局
桐生危(心臓血管外科医) – 池内博之
真中有紀(移植外科医) – 板谷由夏
坂本流馬(呼吸器外科医) – 入江雅人
不知火大輝(消化器外科医) – 渡邉紘平
山田翼(研修医) – 山根和馬
●看護部
前田泉(主任看護師) – 北川弘美
沢木蘭(病棟看護師) – 鈴木ちなみ
看護師 – 福田敦子
中西 – 羽村純子
●他の医局
高島雅(麻酔科医) – 紺野千春
松中直治(救命医) – 阿南健治
伊藤弘樹(小児内科医) – 小林すすむ
波賀純一(心臓血管外科医) – 相島一之
●幹部
野口英敏(院長) – 斎藤洋介
平聖盛(理事長) – 品川徹
桐生奠(副院長) – 陣内孝則
■病院関係者の家族
真中孝典(有紀の父で聖盛の息子) – 中原丈雄
坂本一馬(流馬の息子) – 鈴木福
■神道医院
神道護(院長) – 泉谷しげる
音楽 – 遠藤浩二
演出 – 麻生学、鈴木浩介、木村ひさし、八木一介
オープニングテーマ – HI LOCKATION MARKETS「ライフラリズム」(ワーナーミュージック・ジャパン)
エンディングテーマ – レミオロメン「Your Song」(ORS-LLP)
選曲 – 石井和之
技術協力 – フォーチュン
美術協力 – アックス
編集・MA – ブル
制作協力 – 東宝映画(ドラマスペシャル)
制作 – テレビ東京、東宝
製作 – 「最上の命医」製作委員会
チーフプロデューサー – 岡部紳二(テレビ東京 / 連続ドラマ)、中川順平(テレビ東京)
プロデューサー – 浅野太(テレビ東京)、佐藤毅(東宝 / 連続ドラマ – SP2016)、仁平知世(東宝 / 連続ドラマ)、森清和夫(アバンズゲート / 連続ドラマ)、田辺勇人(テレビ東京 / SP2017)、小松幸敏(テレビ東京 / SP2019)、神戸明(東宝映画 / SP2016 – )
(ドラマスペシャル)
医療監修-中谷宣章、中澤暁雄、山本昌督、松本慎一、林聡
脚本医療監修-堀エリカ
医療指導-林恭弘、原田知幸
看護指導-佐々木理恵



