飛雄馬はアトムズ戦を完封し破竹の9連勝を達成。一徹は息子の成長に涙しながら寿司を頬張るが、速水から花形の秘密特訓を聞かされた川上は魔球の終焉を予感。栄光の絶頂で、飛雄馬に危機が迫る。
セリーグ首位攻防戦、巨人-阪神、ゲーム差1位2位の3連戦。
藤本監督は「星が出てくるまで打ち込むのや!」と選手に檄を飛ばす。
花形「星が出てきたらこの花形を代打に起用してください」
「あの魔球ばっかりはどうしようもないんや」
「それならお話しします、ぼくの特訓を!」
「特訓?・・・まあ、この3連戦が終わったらゆっくり聞いてやるわ」
まるで信じてもらえない・・・と沈む花形であった。
一方、投手バッキー、王の後頭部にデッドボールを投げ、乱闘寸前の状態になる。

それを見て、ああ、男たちの情熱が燃えている…と置いてけぼりの花形。
闘志を秘めて打席に立つ長嶋を見ては、
長島さん、あなたはいい、いくら不調でも出場できる・・・と花形は羨ましがる。

そして長嶋はみごとホームラン
そして金田が打たれはじめたので、飛雄馬がリリーフ。

マウンドに出勤である
これを見て、花形、もう我慢しきれず、再度、代打を藤本監督に迫る。
「これを見れば代打に出したくなるはず!」
「監督はわしやで!」
「おっしゃる通りです、ぼくだってこんな真似はしたくない。こんなに自分は努力しましたとひけらかすような真似は! 花は黙って咲いているからこそ美しいものです、いかに人知れず雨や風に耐えようとも。人間も同じ、かっこよく振舞うには、ムダな血まみれになってのたうちまわる努力が必要。しかしその影の姿はこれみよがしに他人に知らせるものではない。これはぼくの信念でした。影ではいかにも猛練習の泥にまみれようとも、それがぼくの理想とする男の生き方でした・・・」

いつ終わるとも知れぬ長弁舌
「だからぼくは大嫌いでした!こんなまねは!」

ババーン
しかし藤本監督、、ううむ・・・としぶりながら花形を代打に指名。
「えっ、花形…!」
といやな予感を感じる飛雄馬。

エッ花形さん!?となぜか明子も気が立っている
まずは速球で2ストライク。

花形「大リーグボールを――!」
(有名なシーンですね)
飛雄馬も燃えてくる。
「何があろうとも受けて立つ!」

目の中の炎が実写だ
予告通り大リーグボール1号を本塁打にした花形。しかし特訓の代償で全身はボロボロ。ホームに向かって這い力尽きる姿に一徹や川上も真の男の勝負を見る。執念に心を打たれた速水は自らの浅はかさを恥じて球界を去った。(第81回|傷だらけのホームイン)


