【実況】巨人の星

第87回|不吉の背番号13番

【実況】巨人の星
【前回(第86回|野球ロボット・オズマ)のあらすじ】
カージナルスの秘密兵器オズマは科学特訓による「野球ロボット」だった。明子はオズマも飛雄馬も「野球人形」だと指摘し、一徹を動揺させる。日米の「人形」同士の凄絶な対決が幕を開ける。
8回表、オズマに対して、森のサインはくさいボール。
しかし投げた瞬間にくるりと背を向けるオズマである。

次のサインもくさいボール、また背を向けられる。
──人間技とは思えない選球眼です・・・!
実況アナウンサーが叫ぶ。
次は内角低め、しかしスルーして靴紐を直すオズマ。

「ふっふっふ、俺はボール遊びをしにきたんじゃない」

「ふっふっふ、俺はボール遊びをしにきたんじゃない」

勝負だ、大リーグボールだ!

なんと、バットを離・・・!

なんと、バットを離す・・・!

ボールは空を切って、大暴投である。
──なんという奇想天外な作戦! 大リーグボール敗れたり・・・!

「あんな簡単な方法で・・・!」とショックを隠せない飛雄馬。
そのすきにオズマは 爆速で盗塁。
「簡単だから敗れたのだ」とテレビの前の一徹が解説する。
花形のバット隠しは腕の筋肉の緊張などでばれてしまうが、バット離しは指を開くだけだから、さすがの飛雄馬でも見破れないのだという。

ヘイ、ボーイ!」と勢いづくカージナルスベンチ。
ヒットを打たれて、オズマはホームイン、さらにヒットを連打され、たちまち3点を入れられてしまう。
呆然とする飛雄馬だったが、脳裏に閃くものがあった。
まてよ、もしかしたら!
交代を命じようとする川上に、「大リーグボールはまだ死んでいません、キャッチャーを伴に代えてください」
川上は頷き、「ときには石橋を目をつむって渡ってみよう」
伴、「大リーグ相手の初デビューじゃい!」と大はりきりで出てくる。
飛雄馬「50円玉の特訓の心境になりきってくれ、ただし縦に揺れる50円玉の」

「そう言われても、俺は昔からイメージ貧困なんだ…」

飛雄馬もイメージをかため、「よし!」

飛雄馬もイメージをかため、「よし!」

落としたバットにみごと命中

落としたバットにみごと命中

──やった、これはすごい・・・!
興奮するアナウンサー。
てゆか、これキャッチャーが伴でなくてもよくね?

「マグレデス、同ジ作戦デイキナサイ、GO!」とカージナルス監督。
「まだ目が覚めないと見える・・・」と飛雄馬はまた落ちるバットに当てる。
川上からお褒めの言葉を頂戴した飛雄馬だった。

そして9回の表、再びオズマの打席――
マウンドにやってきた伴、まずは速球で勝負してみようと言う。
「よし、外角低めぎりぎりに投げてやろう」
だがオズマはぎりぎりの場外ファウル。
出てきた監督、「ヘイヘイドウシタ、イツモナラ完全ナほーむらんヨ!」
振り遅れた…? ピンときた飛雄馬、「完全に読めた!」

これがお前に投げる最後の大リーグボールだ!

これがお前に投げる最後の大リーグボールだ!

オズマ、投げると同時にバットを投げた!
これは…ルール的にどうなの??

これは…ルール的にどうなの??

もはやボールが当たっても関係ないような…

もはやボールが当たっても関係ないような・・・

ボールはセカンドフライ、

ボールはセカンドフライ、

飛雄馬はからくもバットを避ける

飛雄馬はからくもバットを避ける

がっでーむ

がっでーむ

よくバット投げを先読みできたな、と感心する川上に、伴がストレートを投げろと言ってくれたおかげです、と飛雄馬は答える。

「星にほめられたら胸がドキドキしてきたあっ」おどける伴

「星にほめられたら胸がドキドキしてきたあっ」おどける伴

飛雄馬は「ううっ」と倒れてしまった

飛雄馬は「ううっ」と倒れてしまった

「予想しすぎて、神経を根こそぎやられたんだ…」と川上。
根こそぎってww
伴の涙がリアル…てゆか、どんだけ出てるんだ涙

伴の涙がリアル…てゆか、どんだけ出てるんだ涙

シーンとなった球場で、担架で運ばれる飛雄馬を見送るオズマ。
「終わったのではない、血で血を洗う因縁の対決が始まったのだ。棺桶を用意しておけ、その小さな体にぴったりの棺桶をな!」

【次回予告】
飛雄馬は「自分たちは私生活のない野球ロボットだ」とオズマに指摘され、激しく動揺。湘南で「青春」を謳歌しようとするも、流行歌もカメラも分からず、野球以外の無力さを痛感。絶望の果てに多摩川のマウンドで「野球人形」として生きる宿命を受け入れた。(第88回|ロボット対人形)

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