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須賀健太はこういうドラマで良いのか(奪われた僕たちの感想
「嘘なんてひとつもないの」(2017)で記憶に残っていた須賀健太という人は、先日も「ACMA:GAME アクマゲーム」の変な広島弁キャラを演じていたのだが、実は子役出身で、とんでもない数のドラマで見ることができる。「江戸前の旬」もそういえばそうだったのかと今知って驚いたところだ。
それだけでなく、もうひとりの主役である荒牧慶彦という人とともに、どうやら2.5次元俳優としてつとに有名なのだった。それと本作のモチーフであるスナッフフィルムがどうつながるのか、さっぱりわからないのだが…。
我人祥太というお笑い出身の放送作家がキーマンとしてそこにはまるのかもしれないとも思うが、どうでもいいような気がする。
奪われた僕たち 見どころ
フリーの映像ディレクター・堺洋一(須賀健太)が、謎の連続殺人犯・光見京(荒牧慶彦)から届いた奇妙な依頼をきっかけに、恐ろしい事件の真相に巻き込まれていくというドラマ。
- 衝撃的なサイコスリラー展開
開封した荷物の中から人間の指が出てくるという冒頭から衝撃的な展開へ進む。連続殺人の裏に隠された真実、登場人物たちの隠された関係性など、最後まで予測不能なサスペンス。 - 須賀健太と荒牧慶彦のW主演
主演を務める須賀健太と荒牧慶彦の演技合戦が見どころ。- 須賀健太: 過去の栄光から抜け出せず、現状に不満を抱えるフリーの映像ディレクター。彼の目を通して、光見京という異様な存在、そして事件の全貌が明かされていく
- 荒牧慶彦: 連続殺人犯でありながら、ピアノ講師という表の顔を持つ。繊細で時に狂気をはらんだ演技がインパクトを与える。ピアノを弾く姿と殺人犯としての顔のギャップが印象的
- 「奪われる」ことの意味
タイトルの「奪われる」というテーマが、単に命を奪われるだけでなく、人生や尊厳、そして人間性までもが「奪われる」という多義的な意味で表されている。登場人物たちは、何者かに、あるいは自分自身によって何を奪われてきたのか。 - 豪華な悪役キャスト陣
光見京に殺される悪役を、玉城裕規、里中将道、廣野凌大、田中涼星といった人気俳優たちが演じた。殺され方や「悪」の側面が見どころ。
トリビア・撮影裏話
- 荒牧慶彦は初めてピアノ講師役を演じるにあたり、ピアノのレッスンを受けて役作りをした
- 撮影は都内中心(マルが友達と食事をしていた店は新宿の「もんじゃや 新宿本店」、パイセンが飯室成男に捕まったのは「品川シーズンテラス」など)。学校のシーンでは旧足利西高等学校などが使用された
- 「ドラマフィル」枠は、それまでのBLドラマ中心の「ドラマシャワー」枠とは異なり、恋愛以外の様々なジャンルの作品に挑戦する枠として新設された。その第一弾が本作
- TVerなど見逃し配信でも人気を集め、SNSを中心に話題に
奪われた僕たち あらすじ
目覚める男。体が思うように動かないようだ。そこに近付く男。動かない体で、何とか逃げようとする男。ゆっくりと追い詰めていく何者か。やがて男の体に、ナイフが振り下ろされ。
細かい仕事で何とか食い繋ぐ日々が続く自身の現状に、行き詰まりを感じていたフリーの映像ディレクター堺洋一(須賀健太)。自宅兼事務所のマンションに帰ると、荷物と手紙が届いていた。手紙には“私の活動を記録してくれませんか?一度ご連絡下さい。きっと、興味を持って頂けると思います“の文字。そして、仕事に溢れた堺は、軽い気持ちで荷物を開け、愕然とする。中には、人間の指が1本入っていた。
「……!」言葉を失う。警察に電話しようとするが、直前でその手を止め、考え込む。「これは、人生を変えるきっかけになるのでは……」そんな予感で、書かれていた連絡先にコンタクトを取る事にした。そして、指定された郊外に佇む家を訪れる。中に入ると、堺洋一を迎えたのは、1人の男、光見京だった。光見京と出会った事で、殺人の記録を撮り続ける事になった堺洋一に何が待ち受けるのか…。
奪われた僕たちを観るには?
奪われた僕たち キャスト
奪われた僕たち スタッフ
『奪われた僕たち』は、ただのサイコスリラーにとどまらず、人間の内面や社会の闇を深く描いたドラマです。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。