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ボディ・スナッチャーズ

ガブリエル・アンウォー(ボディ・スナッチャーズ) 映画
ガブリエル・アンウォー(ボディ・スナッチャーズ)
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『ボディ・スナッチャーズ』(原題:Body Snatchers)は、1993年のアメリカ映画。ジャック・フィニイのSF小説『盗まれた街』(原題:The Body Snatchers)の3度目の映画化作品。1978年のフィリップ・カウフマン監督作品と同じトム・バーマンが特殊メイク効果を担当しており、メイン・タイトルは当時R/GAに在籍していたカイル・クーパーによる(クレジットは社名のみ)。日本では劇場未公開。
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『ボディ・スナッチャーズ』ってどんな映画?

不気味な繭から生まれ落ちる、感情を持たない完璧な複製人間たち。夜、眠りについた瞬間に本物の人間が消し去られ、周囲のすべてが「偽物」へとすり替わっていく絶望的な恐怖を描く。ジャック・フィニイの古典名作SF小説『盗まれた街』を原作に、鬼才アベル・フェラーラ監督が軍事基地という極限の閉鎖空間を舞台に再構築。スチュアート・ゴードンラリー・コーエンらホラー界の巨匠たちがプロットに携わり、息の詰まるようなパラノイアの恐怖をあぶり出したSFサイコサスペンスだ。

見どころは、軍隊という規律に縛られた組織のなかで、誰が本物で誰が複製なのかが分からなくなっていく逃げ場のなさだ。基地の最高責任者であるプラット将軍(R・リー・アーメイ)やプラット夫人(キャスリーン・ドイル)、その娘ジェン・プラット(クリスティーン・エリス)らが、夜を迎えるたびに次々と「冷酷な嘘」をまとうエイリアンへと変貌。異変を察知した軍医のコリンズ少佐(フォレスト・ウィテカー)は発狂寸前のパニックに陥り、マーティは基地で出会った若い兵士ティム・ヤング(ビリー・ワース)やピート(G・エルヴィス・フィリップス)と孤立無援のなかで生き残りをかけた逃亡を図る。
彼らの武器はただ一つ、「眠らないこと」。ひとたび眠りに落ちれば、自らの存在そのものが跡形もなく消し去られてしまう。どこを見渡しても偽物しかいない絶望のなか、マーティたちは本物の人間であることを隠すため、感情を殺してエイリアンのフリをするという張り詰めた心理戦を強いられる。
感情を捨て、個性を奪われた完璧な操り人形として平和な嘘を生きるか、それとも恐怖と絶望に震えながらも、人間としての真実の魂を守るために最後まで抗い続けるか。眠気という抗えない生理的限界のなかで、生き残った人間たちが最後に下すあまりにも過酷な選択。
アベル・フェラーラ監督特有のダークで退廃的な映像美が、静かに世界が侵略されていく恐怖を冷徹にあぶり出す、SFホラー・スリラーの傑作だ。

あらすじ

環境学者のスティーヴ・マローン(テリー・キニー)は、軍の化学物質調査のために、後妻のキャロル(メグ・ティリー)、多感な十代の娘マーティ(ガブリエル・アンウォー)、幼い息子アンディ(ライリー・マーフィ)を連れてアラバマ州の陸軍基地へと赴く。しかし、そこはどこか異様な雰囲気に包まれていた。ある日、幼いアンディは「お母さんは本物じゃない、偽物だ」とおびえ始め、マーティもまた、基地の歪んだ空気感に激しい焦燥を募らせていく。やがて彼らは、深夜に眠っている人間の肉体から不気味な触手が伸び、衣服や記憶を完全にコピーした「感情なきレプリカ」が人間を侵食しているという恐るべき真実に直面する。

キャスト

マーティ・マローン – ガブリエル・アンウォー
キャロル・マローン – メグ・ティリー
コリンズ少佐 – フォレスト・ウィテカー
スティーヴ・マローン – テリー・キニー
プラット将軍 – R・リー・アーメイ
アンディ・マローン – ライリー・マーフィ
ティム・ヤング – ビリー・ワース
ジェン・プラット – クリスティーン・エリス
プラット夫人 – キャスリーン・ドイル
ピート – G・エルヴィス・フィリップス

ガブリエル・アンウォーはヌードも辞さない熱演、やっぱりかわいいのだ。

ええと、原作はジャック・フィニイの有名な『盗まれた街』。これを最初に映画化したのはドン・シーゲルで(「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」、1956)、次がフィリップ・カウフマン(「SF/ボディ・スナッチャー」、1978)。で、本作が3度目の映画化というわけ。

ゾンビならぬ、侵略された人間たち(てゆかもう人間じゃないんだが)が、まだ侵略されていない主人公たちを指差して「ギャー!」と金切り声をあげる瞬間が、このお話のいちばんコワイところなのだが、今となってはそんなのクレヨンしんちゃんの映画でも上手にやっている(「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!おとな帝国の逆襲」)。

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『ボディ・スナッチャーズ』を観るには?

『ボディ・スナッチャーズ』作品情報

監督 – アベル・フェラーラ
脚本 – スチュアート・ゴードンデニス・パオリニコラス・セント・ジョン
原案 – レイモンド・システリ、ラリー・コーエン
原作 – ジャック・フィニイ『盗まれた街』
製作 – ロバート・H・ソロ
音楽 – ジョー・デリア
撮影 – ボジャン・バゼリ
編集 – アンソニー・レッドマン
配給 – ワーナー・ブラザース
公開 – 1993年5月15日 (カンヌ映画祭)、1994年1月14日 (アメリカ)
上映時間 – 87分

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