同年4月に最高刑が死刑の12の罪について公訴時効を廃止する改正刑事訴訟法が成立・施行されたことを受け、未解決の凶悪事件を専門に扱う警視庁継続捜査班の活躍を描く刑事ドラマ。
『警視庁継続捜査班』ってどんなドラマ?
未解決事件に時効はない——。
迷宮入りとなった凄惨な凶悪事件を追い詰める、プロフェッショナルたちの刑事サスペンス!
2010年4月に殺人罪などの最高刑に対する公訴時効が廃止されたことを受け、テレビ朝日がタイムリーに放映した刑事ドラマ。
木村佳乃をはじめとする実力派キャスト陣が、時にぶつかり合いながらも、時効の壁を越えて遺族の無念を晴らすべく冷徹かつ執念の捜査を繰り広げる重厚な社会派ミステリー。
あらすじ
未解決のまま時効を迎えようとしていた重大凶悪事件の撲滅と解決を目的に、警視庁捜査一課内に新設された「継続捜査班」。そこに配属されたのは、プロファイリングの専門家であるキャリア刑事・貴志真奈美(木村佳乃 )。彼女を迎えるのは、現場主義の武闘派刑事・新田明彦(伊原剛志)、冷静沈着な矢吹慎一(筒井道隆)、ベテランの岩瀬厚一郎(平泉成)、そして班を束ねる班長の水城紀子(余貴美子)ら、一癖も二癖もある精鋭たちだった。科学捜査の進歩、残されたわずかな証拠、そして関係者の記憶の糸をたどり、何年、何十年もの時を経て風化しつつある事件の謎を紐解いていく。
止まっていた時間が動き出す時、隠された悲しき真相と犯人の本当の動機が暴かれていく——。
キャスト
貴志真奈美 – 木村佳乃
矢吹慎一 – 筒井道隆
高木真人 – 田島優成
水城紀子 – 余貴美子
岩瀬厚一郎 – 平泉成
新田明彦 – 伊原剛志
■警視庁刑事部捜査一課
宮川学 – 高知東生
友枝達也 – 南圭介
仲田周平 – RIKIYA
山岸徹 – 菅原大吉
■その他
吉崎仁美 – 笛木優子
秋本祥子 – 小柳こずえ
感想
プロファイリングものは久しぶりである。継続捜査班は、なつかしや「ケイゾク」の捜査一課弐係のようなものだが、こちらはもっとエリートなのだろう。
靴に失禁した小水が伝って滴ったり、ビニル傘が血の色の雨が曇ったり、猟奇ものにふさわしく程良い悪趣味。
しかし全体に抑えたトーンで、どうも地味である。
キャスティングが地味な上、展開がぴんとこないせいか。
2話で、あの事件は終わったはずだった――と始まるので、初話の続きかと思ったらまたべつの猟奇事件の話で、それでわかったが、このドラマ、地味というよりも、構成にすごくムリがあり、事件のスケールが、まるで1話完結のボリュームでないのである。
捜査の描写が浅く、筒井道隆たちはほとんど何も捜査せず、鑑識などから、ひたすら次々情報が入ってくるだけである。そこに陰惨な事件がバンバン起こって(シリアルキラーの話だからね)、木村佳乃が眉を寄せて流麗に分析、アッと叫ぶなり現場に急行し、重要な場面に居合わせる犯人を決定的瞬間として取り押さえる、というパターンである。
猟奇性のインパクトと、事件が解決するまでの展開の速さが、極端にアンバランス。
2話の犯人はなんと本庁捜査一課の刑事なのだが、動機の説明は5秒ぐらいで終わって説得性がない。
見ているほうは、「犯人は攻撃的な性格」と木村佳乃が何度も言うものだから、たいてい途中で、真犯人に思い当たってしまう。 続きものにしたらもう少し面白くなりそうだが、まあそれはそれで、そゆドラマはいっぱいあったからねー。
4話では影が薄かった筒井道隆にややスポットが当たり、目の前で被疑者が人を撃つのを止められなかったという拳銃コンプレックスだと明かされるが、それを乗り越えて最後に木村佳乃を救うというストーリーがやたらに薄く、おざなりである。
事件の内容もジョーカーと完全にかぶっているし。
木村佳乃はまあまあだと思うが、プロファイラーばかりががんばって無理やり事件を解決してる感じ。 無精髭の濃い伊原剛志は、渡部篤郎が演じた真山徹に似ている。
警視庁継続捜査班を観る
警視庁継続捜査班のスタッフ
音楽 – 吉川清之
演出 – 猪原達三、常廣丈太、高橋伸之
主題歌 – AI「眠れない街」(UNIVERSAL SIGMA/アイランド)
スタントコーディネイト – WGK
カースタント – タカハシレーシング
ガンエフェクト – パイロテック
技術協力 – テイクシステムズ、ブル
美術協力 – テレビ朝日クリエイト
照明協力 – 共立
音響効果 – スポット
編集 – ワインド・アップ
装飾 – テレフィット
チーフプロデューサー – 五十嵐文郎(テレビ朝日)
プロデューサー – 船津浩一(テレビ朝日)、壁谷悌之(泉放送制作)
制作協力 – 泉放送制作
制作 – テレビ朝日




