キッドナップ・ツアー

満島ひかり(キッドナップ・ツアー)
満島ひかり(キッドナップ・ツアー)

角田光代の児童文学小説(理論社の人気作家YA文学セットシリーズより1998年11月刊、第46回(1999年)産経児童出版文化賞フジテレビ賞、第22回(2000年)路傍の石文学賞受賞)を原作として、2016年に「夏休みドラマ」としてテレビドラマ化され、NHK総合テレビジョンにて2016年8月2日19時30分~20時43分に放送。主演の妻夫木聡は本作で初めて父親役に挑戦。

キッドナップ・ツアーの原作

角田 光代「キッドナップ・ツアー」 (新潮文庫)

角田 光代「キッドナップ・ツアー」 (新潮文庫)

キッドナップ・ツアーの原作のあらすじ

夏休みになり小学校5年生のハルは失踪中の父に「ユウカイ」される。父はハルを人質にお母さんと何かの取引をするが、ハルは久々に会った父の「ユウカイ」に心を躍らせ、様々な場所へ泊まり歩くうちに父と心を通わせていく。

キッドナップ・ツアーの原作者のインタビュー

立ち現れる風景|角田光代 インタビュー(PAPER SKY)

キッドナップ・ツアーの原作の感想

ドラマ キッドナップ・ツアー

ドラマ キッドナップ・ツアーの感想

芦田愛菜と比べられるのがさぞかしイヤであろう子役豊嶋花はよく知らず、木南晴夏夏帆満島ひかり(短い1シーンだけなのにキョーレツである)、そして八千草薫といった客演の女優が楽しめるドラマ。
女優ばかりだが、それが5年生の少女から見た世界(自分がなるべき各年代の大人の女性たち)ということなのだろう。

ドラマの視点の半分は妻夫木聡演じる父親のものなのだが、肝心の「ユーカイ」の理由や「とりひきじょうけん」は明らかにされない。これも、少女にとって関心外のことだからなのだろう。原作は角田光代。

(2024/8/13追記)
豊嶋花は今でもまだ17歳。満島ひかりはドラマではほとんど見られなくなってしまった(塚原あゆ子野木亜希子の映画「ラストマイル」で主演する)。

ドラマ キッドナップ・ツアーのキャスト

タカシ – 妻夫木聡
ハル – 豊嶋花
キョウコ – 木南晴夏
ゆうこちゃん – 夏帆
ちず – 原涼子
神林 – 新井浩文
住職 – 上田耕一
佐々木 – ムロツヨシ
のりちゃん – 満島ひかり
清江 – 八千草薫

ドラマ キッドナップツアーのキャストのインタビュー

ドラマ キッドナップ・ツアーのスタッフ

原作 – 角田光代
音楽 – 河野丈洋
撮影 – 夏海光造
プロデューサー – 塚村悦郎
制作統括 – 千葉聡史関英祐杉田浩光
脚本・演出 – 岸善幸(テレビマンユニオン)
制作 – NHKエンタープライズ
制作・著作 – NHK、テレビマンユニオン

ドラマ キッドナップツアーを観た人の感想

タイトルとURLをコピーしました