ブレイクアウトは、ジョエル・シュマッカー監督による2011年のアメリカ合衆国のサイコスリラー映画。原題は「Trespass」。主演はニコラス・ケイジとニコール・キッドマンで、強盗に襲われる夫婦を演じる。
ブレイクアウトの感想
なぜかニコール・キッドマンということに気づけなかった不思議。存在感からしてそうなのに、あまりの駄作ぶりに埋もれてしまった。
最新セキュリティに守られた豪邸での密室強盗サスペンスで、主人のニコラス・ケイジが、銃を突きつけられようと妻を殺すぞと言われようと頑なに金庫を開けようとしないので、強盗団の押しの弱さにイラッとしつつも、これはもしかしてと思った通り、ニコラス・ケイジは破産寸前で金庫は空、キッドマンの装飾品もQVCで99ドルのイミテーションにすり替わっていた。
そこまでは、まあいいが、強盗団は途方にくれるばかりで事態は一向に進展しない。結局、仲間割れと娘の機転による反転があり、ケイジが隠していたヘソクリとともに屋敷は炎に包まれる。最後までモヤモヤが解消されない失敗作であった。
原題は「住居侵入」なのに邦題が「ブレイクアウト」って何?
ブレイクアウトのあらすじ
ダイヤモンドディーラーのカイルは妻子と何不自由ない生活を送っていた。だがある日、覆面を被った4人組の強盗が家に押し入ってくる。彼らはカイルの持つダイヤモンドを奪おうと、妻のサラを人質に金庫を開けさせようとする。しかし、彼にはダイヤを渡せない秘密があり、サラもカイルに打ち明けられない秘密を抱えていた。
ブレイクアウトを観る
ブレイクアウトのスタッフ
監督 – ジョエル・シュマッカー
脚本 – カール・ガイダシェク
製作 – アーウィン・ウィンクラー、デヴィッド・ウィンクラー、レネ・ベッソン
製作総指揮 – アヴィ・ラーナー、ダニー・ディムボート、トレヴァー・ショート、ボアズ・デヴィッドソン、ジョン・トンプソン
音楽 – デヴィッド・バックリー
撮影 – アンジェイ・バートコウィアク
編集 – ビル・パンコウ
公開 – カナダ 2011年9月14日(TIFF) アメリカ 2011年10月14日 日本 2012年6月23日
上映時間 – 91分
脚本 – カール・ガイダシェク
製作 – アーウィン・ウィンクラー、デヴィッド・ウィンクラー、レネ・ベッソン
製作総指揮 – アヴィ・ラーナー、ダニー・ディムボート、トレヴァー・ショート、ボアズ・デヴィッドソン、ジョン・トンプソン
音楽 – デヴィッド・バックリー
撮影 – アンジェイ・バートコウィアク
編集 – ビル・パンコウ
公開 – カナダ 2011年9月14日(TIFF) アメリカ 2011年10月14日 日本 2012年6月23日
上映時間 – 91分