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インフォーマの感想
北香那を見ようと思っていて忘れていたのを視聴。キャバ嬢役は似合っているようでかなり違う感じなのだが、存在感は十分で、やはり今後の大成が期待される。
本作は東京が舞台なのになぜか関西ローカルのドラマで、「謎の連続殺人事件を追うクライムサスペンス」ということになっているが、抗争バイオレンスと言って差し支えないだろう。一ノ瀬ワタルが楽しげに全力で暴力をふるっているので間違いない。第8話では30分の放送枠の大半を、1〜3階を駆け上がり駆け降りる長回しのカチコミ描写に費やしていて、本気を感じさせた(監督は曽根隼人である)。
全体にアクションはよく撮れていて、途中で死んでしまう横浜流星も意外に恰好良かったのはうまい。
森田剛、田島亮、一ノ瀬の3人が異常に強い冷酷な傭兵部隊なのが見どころで、終盤自壊していくところに哀愁がある。
大阪出身の桐谷健太のキタナイ関西弁は、同じ大阪出身の北村一輝の「破門」シリーズを思わせて楽しかった。
ただし佐野玲於はダメだと思う。
インフォーマ 見どころ
裏社会に精通した情報屋「インフォーマ」と、彼のスクープを狙う週刊誌記者が、謎の連続殺人事件を追うドラマ。
- 「インフォーマ」の強烈なキャラクターと桐谷健太の怪演
木原慶次郎(桐谷健太)は、裏社会の住人や警察内部にも強力なコネを持ち、事件の裏側にある「真の顔」を知り尽くす情報屋「インフォーマ」。口は悪く、手段を選ばず、常に危険な香りを漂わせる強烈なキャラクターだが、その根底には彼なりの正義や筋を通す一面も持ち合わせている。桐谷健太がこのカリスマ性と危険性を併せ持つ人物を、圧倒的な存在感と迫力ある演技で演じきった。 - 謎が謎を呼ぶ、スリリングなクライムサスペンス
「ポンコツ」だがスクープを狙う週刊誌記者・三島寛治(佐野玲於)が、木原とバディを組み、謎の連続殺人事件を追う中で、やがて巨大な闇組織や警察の裏側が明らかになっていく。一見無関係に見える事件が繋がり、複雑な人間関係や過去の因縁が絡み合い、息もつかせぬスリリングな展開。誰が敵で味方なのか、真の目的は何なのか、最後まで予測不能なミステリー要素も魅力。 - 裏社会のリアルな描写と生々しい人間ドラマ
元ヤクザである沖田臥竜さんの小説が原作なだけあって、裏社会の人間関係やルール、抗争などが生々しく、リアリティをもって描かれる。登場人物たちが抱える過去の闇、欲望、裏切り、そしてそれぞれの正義が交錯する中で、人間の本質や業が浮き彫りになる重厚な人間ドラマ。 - 豪華な共演者たちの競演
桐谷健太とバディを組む三島役の佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)は、経験豊富な木原に振り回されながらも成長していく姿を好演。また、森田剛演じる半グレ集団のリーダー・一宮(通称:ポンコツ)の狂気的なキャラクターや、MEGUMI、山中崇、高橋和也、西村まさ彦といった実力派俳優たちが脇を固める。森田剛の怪演は強烈な印象。 - 痛快なアクションとスタイリッシュな映像
裏社会を舞台にしているため、銃撃戦や激しい肉弾戦など、アクションシーンも豊富。スタイリッシュな映像と、裏社会の空気感を醸し出すダークなトーン。
インフォーマ あらすじ
情報屋の木原(桐谷健太)が、連続殺人事件の真相を追うクライムサスペンス。週刊誌記者の三島(佐野玲於)は、編集長・長澤(MEGUMI)の指示で兵庫・尼崎へある人物を迎えに行くことに。そこにいたのは、あらゆる分野に精通した情報屋・木原だった。一方、都内では謎の男(森田剛)が何者かと商談を交わしていた。
インフォーマを観るには?
インフォーマ キャスト
三島寛治 – 佐野玲於(GENERATIONS)
週刊タイムズ編集部
長澤あすか – MEGUMI
箱崎徹 – 山中崇
有村 – 大島涼花
謎の集団
冴木亮平〈42〉 – 森田剛(少年時代:市川陽夏)
岡林秀樹 – 田島亮
キム・サンイル〈35〉 – 一ノ瀬ワタル
警察
丸山克次 – 高橋和也
水越文明 – 西村元貴
六車連合
河村恭介 – 淵上泰史
クズオ – 二ノ宮隆太郎
シゲオ – 藤井陽人
瀧澤組
瀧澤力也 – 千葉哲也
相田 – 般若
その他
ナナ – 北香那
竹森 – 濱津隆之
石上兼人(いしがみ けんと) – 石橋蓮司
川俣(かわばた) – 宮川一朗太
アキホ – ほのかりん
河村愛之介 – 横浜流星(第5話 – )
インフォーマ スタッフ
総監督 – 藤井道人
監督 – 藤井道人、逢坂元、曽根隼人、林田浩川
脚本 – 酒井雅秋、澤口明宏
協力プロデュース – 岡光寛子
#nrtプロデュース – 豊福陽子、角田道明
EDGE
「インフォーマ」は、ハードボイルドな世界観、謎が謎を呼ぶサスペンス、そして個性的なキャラクターたちの人間ドラマが融合した、見応えのあるクライムサスペンスです。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。
インフォーマの原作(沖田臥竜)
パンデミック、暴力団抗争、永田町の権力闘争、未解決殺人事件…実在の事件や出来事を織り交ぜ生まれた「リアル・フィクション」の決定版!
週刊誌記者、三島寛治の日常はひとりの男によって一変させられる。
その男の名は木原慶次郎。
クセのあるヤクザではあったが、木原が口にした事柄が次々と現実になる。
木原の奔放な言動に反発を覚えながらも、その情報力に魅了された三島は木原と行動をともにするようになる。そして、殺人も厭わない冷酷な集団と対峙することに‥‥。
社会の表から裏まで各種情報を網羅し、それを自在に操ることで実体社会を意のままに動かす謎の集団「インフォーマ」とはいったい何者なのか⁉