『プリティが多すぎる』ってどんな映画?
文芸編集者としてのプライドをへし折られ、突如として放り込まれたのは、理解不能な「カワイイ(プリティ)」が溢れかえる原宿系ファッション誌の編集部。自らの価値観を全否定される猛烈な焦燥感のなか、一人の生意気なエリート社員が、戸惑い、ぶつかり合いながらも、ビジネスとしての「カワイイ」の裏にある熱意と真実に気づいていく。荒井修子と渡邉真子の脚本コンビが、ポップな世界の裏側にあるシビアな仕事論をエネルギッシュに活写。木村カエラが歌う主題歌「COLOR」の弾けるメロディが物語をカラフルに彩ったお仕事エンターテインメントドラマだ。
見どころは、全く噛み合わない異文化に放り込まれた主人公(千葉雄大)が、プライドをズタズタにされながらも「カワイイ」の本質を掴もうともがく姿。編集部には流行の最先端を貪欲に追いかける個性豊かなスタッフたちが集結。さらに、カリスマモデルなど独自の表現を貫く表現者たちの剥き出しの個性が佳孝を圧倒する。同期のライバルや威圧的な編集長の厳しいプロ意識の洗礼を受け、自分が信じていた「文学」の正義を見つめ直していく。
理解できないカルチャーを「子供騙しの嘘」と見下したまま、窓際族として退屈な安全圏に生きながらえるか、剥き出しの意志で新たな世界のルールに飛び込み、誰かの心を熱狂させる「本物のカワイイ」を作り出すか。
千葉雄大のこじらせ演技と、佐津川愛美ら実力派キャストのコミカルかつ熱いアンサンブルが融合したポップ・サクセスストーリー。
あらすじ
大手出版社で文芸編集者として順風満帆なキャリアを歩んでいた新見佳孝(千葉雄大)は、ある日突然、ローティーン向けファッション誌「Pipin」編集部への異動を命じられる。男手一つで育った彼にとって、リボンやフリル、原宿カルチャーといった世界は未知にして「くだらない」嘘のような存在。初日から激しい拒絶反応とパニックを隠せない佳孝だったが、職場の先輩編集者・佐藤利緒(佐津川愛美)からは、その冷めた態度を容赦なく見透かされ、甘えを叩き直されることになる。
キャスト
新見佳孝 - 千葉雄大
佐藤利緒 - 佐津川愛美
佐藤美枝子 - 小林きな子
市之宮佑子 - 矢島舞美
森野瑠美 - 池端レイナ
レイ - 黒羽麻璃央
キヨラ - 長井短
美麗 - 森山あすか
近松吾郎 - 中尾明慶
三田村詩織 - 堀内敬子
柏崎龍平 - 杉本哲太
感想
ドラマの内容からすると、もっと素っ頓狂なファッションでもおかしくないはずの佐津川愛美だが、なぜか今回はおとなしい。
佐津川の相手役である千葉雄大が、文芸編集部から原宿系のファッション誌に異動になり戸惑うという話でだが、むしろこのドラマそのものが脚本も演出も投げやりな「お仕事ドラマ」になっているという皮肉。
『プリティが多すぎる』を観るには?
『プリティが多すぎる』作品情報
原作 – 大崎梢 『プリティが多すぎる』(文春文庫刊)
脚本 – 荒井修子、渡邉真子
音楽 – 西口悠二、Chocoholic
主題歌 – 木村カエラ 「COLOR」(ELA / ビクターエンタテインメント)[13]
制作 – 千野成子、池田健司
プロデューサー – 小田玲奈、松永洋一(R.I.S Enterprise)、森有紗
演出 – 久保田充
制作プロダクション – R.I.S Enterprise
製作著作 – 日本テレビ
『プリティが多すぎる』の原作
カワイイ至上主義の世界に放り込まれた男子の運命は!?
文芸編集者志望の新見佳孝が入社3年目に受けた辞令はなんとローティーン女子向けファッション誌「ピピン」編集部。女の子の憧れが詰まった誌面はどこを開いてもフワフワのキラキラで佳孝には理解不能!? 「南吉くん」と呼ばれて、こんな仕事やってられるかとくさる彼の前に次々と現れる、経験豊かなお姉さん編集者にカメラマン、スタイリスト、一生懸命な少女モデルたち。そのプロ精神にふれるうち佳孝にもやがて変化が……。雑誌作りの舞台裏を描く爽快お仕事小説!!

コメント募集中