『幸せになりたいマサムネ君』ってどんなドラマ?
別れの予感に怯えて現実から逃げ出した男の優柔不断さが、純粋であるがゆえに拗れていく泥沼の三角関係を呼び寄せる。恋の終わりと始まりの狭間で揺れ動く若者たちの、人間のズルさと純粋さをリアルに切り取った大人の恋愛群像劇。
不器用な愛着とこじれた執着が交錯するなか、それぞれの「幸せ」の定義を懸けた等身大の人間模様が動き出す。 マサムネ(中沢元紀)の親友でありながら、密かにモモカ(秋田汐梨)へ想いを寄せ続けるツバサ(簡秀吉)の秘めた恋心が、マサムネの裏切りを機に静かに燃え上がり、友情にも亀裂が入っていく。マサムネの才能を信じ叱咤激励する編集長の中田(前原滉)や、独自の存在感を放つ黒田マサキ(八村倫太郎)らが人生の選択を揺さぶる。優柔不断なマサムネが、傷つけ合いの果てに選び取る「幸せ」の形は?
現代の若者が抱えるリアルな焦燥感と感情の機微をビターかつ繊細に描く新感覚ラブストーリー。
あらすじ
売れない作家の吉田マサムネ(中沢元紀)は、学生時代から交際を続けて10年になる恋人・早川モモカ(秋田汐梨)との関係が、フラれる直前の“終わり”にあると思い込んでいた。長く連れ添ったからこその倦怠感と、作家としてうだつの上がらない焦り。モモカと向き合う現実から逃避するように、彼はある夜、相席バーで出会った女性(齊藤なぎさ)と一夜を共にしてしまう。一瞬の過ちのはずが、彼女との出会いをきっかけに、マサムネが必死に守ろうとしていたモモカとの平穏な日常は、予想だにしない方向へと歪み始めていく。
キャスト
感想
主人公は学生時代にベストセラーの小説を出版した経験があり、その印税で細々暮らしている(原作では、マサムネ君のブログに偏執者が加筆したそうだし、マサムネ君は印税を使わずに貯金していたと書いてあるのだが)。
いずれにしても問題なのは、恋人にフラレる予感に怯えるマサムネ君がなぜかモテる(齊藤なぎさの○○子[名前がない!]の都合のいい女ぶりがすごい)、というあり方が、いかにも太宰治のように見えてしまうことだ。物書き設定必要?と思うのである。
私は相席バーというものをまるで知らないので調べてみたら、2014年頃から全国区になったらしい(「合コン」「街コン」ブーム後、赤羽の「居酒屋はなこ」という店の経営者が画期的システムの「相席屋」に業転したところ、月商70万だった売上が口コミで倍々ゲームで急増したという)。そういえば去年大阪に行ったときに「相席カラオケ」というものを見て、何だろうと思ったのである。今は「相席ラウンジ」が旬らしい。違いがよくわからないが、いずれにせよタイパ重視が生んだトレンドだ。
『幸せになりたいマサムネ君』を観るには?
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『幸せになりたいマサムネ君』作品情報
原作 – ヨネマイ『幸せになりたいマサムネ君』(文藝春秋)
脚本 – 武田雄樹
監督 – 山浦未洋
音楽 – 原田智英
オープニング主題歌 – 悠馬「スキマカゼ」(Polydor Records)
エンディング主題歌 – Offo tokyo「倖せのカタチ」(Imperial Records)
インティマシーコーディネーター – 西山もも子
プロデューサー – 神殿瑠沙、馬淵修、片岡大樹
制作 – DOTS&LINE
共同制作 – NEWTOWN inc.
製作 – 「幸せになりたいマサムネ君」製作委員会、毎日放送
『幸せになりたいマサムネ君』の原作
もうすぐ付き合って10年の彼女がいるマサムネ君(26) 最近、彼女の様子がおかしい? 「彼女が居なくなったら、どうなってしまうんだろう」 不安に駆られたマサムネ君は、相席バーに向かって――?
大好きな彼女が居るのにセフレを作るマサムネ君の心境は……、
意外と、共感できる!?
単行本には『セフレになる瞬間』を描いた番外編をたっぷり37P収録!


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