『World on Fire』は、第二次世界大戦の開戦から1年間を、市井の人々の視点から描いたBBCとPBS共同制作のドラマ。第二次世界大戦の開戦から1年目までを、イギリスや、やがて戦火の火種となるヨーロッパの諸都市で、平凡な生活を送ろうと奮闘する普通の家族たちの織りなす物語。
World on Fireの感想
BBCのドラマで、独軍がグダニスクからワルシャワへ侵攻した1939年のロンドン、ベルリン、パリ、そしてワルシャワを同時並行的に描いていて、なかなか面白い。
主人公はイギリスの上流階級の青年。彼はロンドンにジュリア・ブラウンという歌手の恋人がいながら、翻訳官としてワルシャワに派遣され、戦禍の中でゾフィ・アヴィフワチュというカフェの女給と良い仲になってしまう。

ゾフィ・アヴィフワチュ(World on Fire)
女給を連れ帰ろうとするも弟を押しつけられて帰国し、陸軍少尉として再び戦地へ。
実は彼の子を宿している歌手も慰問のために戦地へ旅立つ。
その弟は反戦主義者の父親の影響で懲役を忌避していたが、海軍に入隊。
一方、ベルリンでナチに監視されながらアメリカ人向けラジオ放送を続けるジャーナリスト(ヘレン・ハント)、パリのキャバレーで離れがたく結びついてしまった黒人とゲイのカップルなど。
そしてワルシャワに残されて母親を殺された女給は、瓦礫でゲリラ活動に身を投じる、というところまでが最初の2話。
先が楽しみだが全7話と少々短い。
World on Fireのあらすじ
ドイツがポーランドに侵攻した1939年。英国の上流階級の青年ハリーは、昼は工場で働き、夜はクラブで歌うロイスと一度は恋に落ちたものの、別々の道を歩むことになる。赴任先のワルシャワのカフェで働くカシアと恋仲になったハリーは彼女を国外に脱出させるため結婚を申し込む。やがてハリーは陸軍少尉として戦いに身を投じ、ハリーの子を身ごもったロイスは慰問公演の歌手として戦地を巡る。そして目の前でナチスに母親を殺されたカシアは冷酷な殺し屋へと変貌していく。
World on Fireを観るには?
World on Fire キャスト
ハリー・チェイス – ジョナ・ハウアー=キング
ロビーナ・チェイス – レスリー・マンヴィル
ナンシー・キャンベル – ヘレン・ハント
ダグラス・ベネット – ショーン・ビーン
ロイス・ベネット – ジュリア・ブラウン
カシア・トマゼスキー – ゾフィア・ヴィフワチュ
アルバート・ファロウ – パーカー・ソーヤーズ
ウェブスター・オコナー – ブライアン・J・スミス
ロビーナ・チェイス – レスリー・マンヴィル
ナンシー・キャンベル – ヘレン・ハント
ダグラス・ベネット – ショーン・ビーン
ロイス・ベネット – ジュリア・ブラウン
カシア・トマゼスキー – ゾフィア・ヴィフワチュ
アルバート・ファロウ – パーカー・ソーヤーズ
ウェブスター・オコナー – ブライアン・J・スミス