さて、花形対決の続き――
状況は8回裏ランナー1・2塁。
ふふん星よ、ぼくはずるい男にもなるぞ、と花形は呟く。
花形の作戦は、バットを振ると伴が捕球できないという弱点を突くというものである。
あんなに勝負したがっていたくせに・・・
一方、星は、
つらい…キャッチャーを信頼できないとは…
と苦しそうである。
花形を打たせてとるのはムリ、下手すると場外ホームランを打たれてしまいかねない。

左門「わしにはこの先が読めますたい・・・」

フレーフレー星という応援に、ジワーとなる飛雄馬
聞いてるか父ちゃん、このオレがブルジョワ学校を代表しているんだ
花形はバントの構え、伴は捕球をミスし、ランナーが進む。
ムムム…またも伴のヘボキャッチヤーめ、と星は怒りを抑える。

伴「おかしいのう…」、飛雄馬「ムカッヽ(`Д´)」
飛雄馬、もういいとばかりに、「俺の方でミットに入れるからお前はミットを動かすな」。
ランナーは伴をなめて、ホームスチールを狙うが、これは飛雄馬の牽制球でアウト。
花形「バカヤロー、キャッチャーはヘボでもピッチャーは天才なんだ!」
伴、ヘボと言われてムッとするが・・・
そして勝負の一球――しかし!

伴がまさかの打撃妨害
どこまでもこのヘボキャッチャーめ!と勝負を邪魔された花形は嘲り、星も、三振できたのに!とあぜん。
しかも花形、1塁を通りぬけていきなり盗塁…!

そのまま二塁に走る
スチールは投手が投球姿勢に入ってからじゃないとダメなんじゃないの??(このアニメのスタッフが野球音痴だったというのは有名な話である)
飛雄馬は伴を呼んで、なぜあんなことをしたんだと質問する。
「いや、花形にヘボと言われて頭に来て、打つ前に球をぶんどってやろうと思って」

「事実、ヘボじゃないか!」
しかしそれを隠してニコニコしてみせ、もう目を閉じてろと伴に命じる飛雄馬(いくらなんでも閉じたら取れないんじゃないか?)

目ぇ、閉じてねぇし
これでバッターが振っても捕球はマトモになった。

左門メモメモ
テレビを観ていた大造が、これに負けたら野球部解散だとベンチに電話をしてきたので、ええっ、もう9回表だぜ…と士気は一気に落ちる。
なんだよ伴の親父は!と言われて、伴はいたたまれなくなる。
お前を出場させたら親父さんの機嫌がよくなると言ったから、お前を出してみたんだが、だめだったじゃないかと天野先生も伴を責める(ひでぇ指導者だな)。
そんな中、飛雄馬はみんなを宥めて、男なら次の打順で恥をそそげと伴にさりげなくプレッシャーをかける。
先輩たちはもうやる気をなくしていて、いっそ解散でいいやと三振し、ピッチャー疲れているから数を投げさせろという飛雄馬の助言を聞かない。
そしていよいよ伴。
打ち気満々でボックスに入ると、ピッチャーはびびって脅かしの内角球を

うん?
わざとよけないんだ!と紅洋はチームをあげて抗議するが、花形が「よせ!」と止めると、伴君の根性ば買いますたい!と関係ない左門もスタンドで立ち上がるのだった。

誰だあれ?
飛雄馬も「只者ではない、どうしてこんなところに・・・」
次は星の打順で、ライトセンター間のヒット。伴はドシドシ走って1周し、キャッチャーをぶっ飛ばしてセーフ。続いて星も走る…って、ホーム目の前に球があるのに無謀じゃね?
花形もホームに飛び込むが・・・
![]() やったー逆転だ! |
![]() 「アウトだ!」 |
審判の判定は…

よく見えませんでした(爆

「セーフだ!」「アウトだ!」
際限なく言い合い、日が暮れていく。。。

(実際は、飛雄馬の方が下になっていたが…)
審判弱って、「さっき(伴のデットボール)みたいにあっさり譲ってくれないか」と花形に交渉するが、花形は断固拒否。
「日没引き分けとする!」←なんだそりゃ
っていうか、お前が見てないからだろ!
アナウンサー「泣くな、不運の星投手」
頭に来た飛雄馬は、持っていた球をフェンスに投げる。
と、左門が、「その球に挑戦する!」と…
投げてからグラウンドに降り始めて、間に合うはずないww
球はファールポールの外側へ。
花形、冷静に「今のはファールだ」と評する。
わっしが言いたかったのは星君ばむしゃくししゃすると玉がうわずるということたい
(訛りすぎていて、今の子どもには何と言っているのかわからないだろう)
「君の名は、学校はどこだ!」と花形が問うた。
「熊本農林高校キャプテン、左門豊作、四番打者!」
(いや打順まで聞いてませんが・・・)
甲子園で会いましょうたい!という言葉を残し、去っていく左門であった。